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有明山 表参道より

 
 山域  北アルプス 有明山
 山行日時  2003年6月9日(月)
 天気  晴れ
 登山形態  無雪期 ハイキング
 メンバー  I波、T世
 行程  表参道登山口(黒川沢)⇒有明山⇒登山口
 温泉  中房温泉 有明荘(600円)   その他の温泉 安曇野温泉ガイド





表参道登山口(8:10発)⇒三角点先(10:17)⇒松川からの道との分岐点(11:35)⇒有明山(12:55〜14:00)⇒沢(17:30)⇒登山口(17:53着)

登山口にある標識

前々日のヌク沢の時に、I波さんが有明山の表参道の登山口に新しい標識ができていて、もしかしたら整備が入ったかも・・・?と言っていた。整備が入ったという情報もないまま、その2日後に登ることになった。宮城から少し中房温泉方面に走り、黒川沢を渡るところが表参道の登山口。橋の先に狭いが駐車スペースはある。

左岸の車道を歩き始める。車道はしばらくで終わって、そこそこ踏まれた山道に変わる。30分ほど歩くと黒川沢を徒渉する地点に。表参道はこのまま沢を詰めているはずなのだが、山道は橋を渡ってそのまま右の尾根に向けて登っていた。少し戻って沢沿いに道はないか探してみる。踏み跡とかけもの道のようなやつはあったが、道と確信できるものはなかった。

沢沿いのうちは標識があった

この表参道は、登山地図には薄い点々でルートがあり、廃道となっている。25000の地形図には記載されていない。仕方なく沢沿いに進むのは止めて、明瞭な踏み跡がある道を進むことに。こちらのルートは登山地図にも地形図にも載っていない。恐らく三角点のある1615mピークに向けて登っているのだろう。急傾斜の山腹を大汗かきながら登る。1時間弱でやっと尾根に出た。尾根に出て少し傾斜が緩むが、それでもかなり急なほうだ。しばらく登って、左に進路を変える。このあたりで三角点はないかと探しながら歩くが、それらしいものは見当たらなかった。

50mほど下ったところで休む。地図で確認すると、さっき左に曲がったところあたりに三角点はありそうだった。下った分だけ登り返し、そこからはダラダラ道。最後にまた急になり、小ピークとなる。それを下ったコルが、松川からの道との合流点。沢沿いの表参道もここで合流することになるが、ここから沢を下降する踏み跡は見当たらなかった。無理やり沢沿いに来なくてよかった・・・。

ここからは地図にも出ている登山道。良く踏まれてはいるものの、傾斜が半端ではない。少し歩くとおばさんとすれ違った。しばらくでおじさんとすれ違った。急登につぐ急登。時々樹林が疎らになると、眼下に安曇野が広がっているのが見えた。北アルプスの主稜線から見るよりも、近くて高度感があった。ウチの家を探すが特定できなかった。

大天井岳方面の展望

ヒョッコリと山頂に出た。山頂の一角と言ったほうが正しいかも。有明山の山頂は3つのピークからなっており、それぞれに神社がある。山頂ビールを飲み、コンビニで買っておいた冷しうどんを食べる。冷しうどんはこういう暑い日にはもってこいだ。北アルプスの主稜線からずれたところにある山なので、大滝山から餓鬼岳の山並がパノラマで広がっている。蓮華岳から爺ヶ岳にかけての展望もよい。安曇野を見下ろすには一番絶好の山かもしれない。結局、ウチの家は特定できないまま終わった。天気がよく、岩に寝そべったりして、久しぶりに山頂でゆっくりしたような・・・。

中房に下山した方が道がよくて早いが、車の回収があるので来た道を戻る。2度の登り返しと、急坂に苦しめられた。急坂はストックがあると有利だろう。まあ、数メートル間隔で木が生えているので、それにつかまりながらなんとか無難に降りることができた。沢に降りつき、一目散に流れに降りて手や顔を洗った。

下山も結構かかってしまった。登り:4時間半、下り:3時間半くらいか。もう6時前だ。遅いので、温泉もメシも家に帰ってからに。交通費は一人50円だった。

表参道・・・一度でいいかな・・・!



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