真冬の鉢伏山
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扉温泉からのコースは人も少なく、思ったよりも雪が多かった |
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山域 |
中信 鉢伏山 |
山行日時 |
2003年1月19日(日) |
天気 |
くもりのち雪 |
登山形態 |
積雪期 一般道 |
メンバー |
H口、Y井、I波、S藤、K原、Y田、T世 |
行程 |
扉温泉⇒鉢伏山⇒扉温泉 |
温泉 |
扉温泉 檜の湯(300円) 松本、南安曇の日帰り温泉施設 |
扉温泉(8時すぎ出発)⇒鉢伏山(13時ごろ)⇒扉温泉(16時ごろ) |
登山口である扉温泉は、湯治客だか新年会だかで賑わっていて、駐車場が一杯だった。仕方なく少し離れたところに車を止める。このあたりの積雪は約30センチくらいか。沢沿いの道が営林署の作業小屋まで延々と続く。トレースがあったのはちょっとの間だけで、そのあとは鹿の足跡がついていた。ラッセルというほどではないが、先頭を交替しながら進む。小屋から先は地図には載ってない道へ。尾根の傾斜は急だが、ジグザグ道で登りやすい。しかし、雪が多くなってきたので、少々ラッセル交じりとなった。
鉢伏山山頂
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台上に出ると展望が開けるかわりに、風も強くなった。天気予報はくもりのち雪。朝は薄い高曇りで、今は濃い高曇り。かろうじて北アルプスは白黒だが見えていた。南の方の山は、すでに雪が降り始めているようで、白く煙っていた。展望台のあたりからは諏訪湖が見える。凍っているかどうかはここからではわからなかった。そうこうしているうちに、あっという間に北アルプスも高曇りだった雲に吸収されてしまった。
山頂付近は風があってゆっくりできないので、樹林帯まで戻って大休止。下りは登ってきたジグザグ道をショートカットしながら下ったので、楽しみながら下山できた。小屋に降りる手前から雪が降り出してきた。降り出したと思ったら、一気に本降りとなった。気温はこのあたりで0度くらいなので、下界は雨になっているかも・・・。残りの沢沿いの道は長くだるかった。
扉温泉は300円と格安だが、シャンプーと石鹸がない。休憩室も有料だった。お湯の温度はかなりぬるめ。露天に至っては湯に浸かっていても少し寒いくらいだった。内湯がちょうどよかったくらいだ。夕方になって気温が下がったのか、松本まで降りても雪だった。しかし、気温が高いためか、雪があるのは道端だけで、路面には積もっていない。
鉢伏山のメインの登山道は高ボッチからと崖の湯。扉温泉からはかなりながかったが、トレースがなかったように、あまり入山者がいない静かな道だった。今年は冬型の雪も南岸低気圧によるカミ雪も多いので、想像していたよりは積雪が多かった。通常の年なら鉢伏あたりだと、こんなに雪はなかったのではないか・・・。
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