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一夜山(いちやさん)

 新雪の北アルプスの展望を期待して登ったが、しぶとい雲で×
 
 山域  北信 戸隠連峰最南端  1562m  
 山行日時  2004年11月13日(土)
 天気  くもり
 登山形態  ハイキング
 メンバー  T世
 行程  西越開拓地先林道終点⇒一夜山山頂⇒林道終点
 温泉  入らず   奥裾花温泉 鬼無里の湯 (500円)



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一夜山は戸隠連峰の最南端・・・というか、戸隠連峰が終わって南隣の山。戸隠高原から見ると、西岳があって、大きく下がって、ポツンと円錐形の独立峰になっているのでよくわかる。しかし、南側から見ると、のっぺりした特徴のない山容なので、どれが一夜山なのか判別しにくい。独立峰なので展望はすこぶる良好のはず・・・・だ。天気さえ良ければ・・・。

駐車場(11:50)⇒一夜山山頂(12:34〜13:29)⇒駐車場(13:58)


今回一夜山に登ったのは、前日の寒気で北アルプスが白くなったことが予想され、それを拝みに行くためだった。天気予報も上々!コースタイムも登り1時間と手頃中の手頃。物足りないくらいかも・・・。

早朝の仕事の後、昼寝(朝寝?)して、10時ごろに家を出発。鬼無里村の財又から林道に入るのだが、今日の核心はこの林道だったかも。大部分が舗装されているが、一部ダートの部分があり、そのダートの部分が核心。台風の大雨と中越地震の影響からか、道路がいたるところで割れていたり流されていたりしており、軽のワンボックスでは限界に近かった。駐車場直前の急坂ぬかるみもスタック寸前。なんとか林道終点までたどり着くことができた。

山頂まえ作業道が続く
一夜山山頂から飯縄山の眺め
頚城方面だが展望はイマイチ

林道終点まで車が入れれば、一夜山はもう終わったようなもの。標高差はわずかに300mのみ。駐車場の北側には西岳が圧倒的な迫力で迫ってきていた。車道の続きを歩き始める。車道なので傾斜は緩く、ターンを繰り返しながら徐々に高度を上げる。尾根道になってからは傾斜が増すが、依然として車道のまま。車道とはいってもこれは作業道で、キャタピラの重機くらいしか登れない傾斜だ。結局このまま山頂まで作業道が続いた。楽といえば楽だったが、なにもおもしろくないつまらない道だった。

重機が入るだけに、途中の標識も立派。あと500m、300m、100mという位置に標識があったが、その標識は磨いた黒御影で墓石並みの立派さ。山頂にも祠、鳥居、展望案内板など、色々なものがあった。重機で掘削した穴なんかもあって興ざめ・・・・。


中央は白馬岳  今日はこれ以上晴れることはなく残念・・・

作業道と人工物で興ざめなところだが、独立峰の一夜山は展望に関しては二重丸なのでは・・・。晴れてさえいれば・・・。山頂もかなり広く、大勢で宴会するのにうってつけ。天気予報では全県晴れだったが、朝から低い雲海のような雲が垂れ込めており、山頂に着いた今になっても依然としてその雲は健在だった。北アルプスの上部は雲の上に出ているようで、雲の隙間にチラリホラリとだが、真っ白に雪化粧した白馬方面の山々を見ることができた。

晴れていれば、南は穂高連峰から北は白馬連山まで、大パノラマが広がるはずなのに残念だ。あと、北の方向には西岳が至近距離にあり、高妻山、頚城の山々、東には飯縄山、志賀高原、菅平、そして富士山なんかも見えるはずだ。時間とともに雲がなくなるのではと思い粘ってみるが、いっこうに雲が衰える気配はない。あきらめて下山することにした。手軽な山なので、今度は確実に晴れの日を狙って来たいものだ。でも、この作業道を登る気はあまりしないが・・・。




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