この週末は、土曜日に鍬崎山に登って、日曜日に前から乗ってみたかったトロッコで祖母谷温泉に行く予定にしていた。しかし、土曜日の天気が悪く、鍬崎山は中止。日曜日も思わしくない予報が出ていたが、くすぶっていられないので、とりあえず行くことに。行き先は峡谷。晴れるに越した事はないが、遠くの展望はなくても別に構わないだろう。

５時に家を出るときは小雨模様だったが、しばらくで上がる。、白馬あたりで夜が明けた頃には、高曇りながら稜線付近雪をかぶった白馬連山を望むことができた。日本海には結構晴れ間も出ていた。心配していた駐車場はガラガラで拍子抜け。トロッコ電車もガラガラで、乗った３号車はほぼ貸し切り状態だった。

トロッコ電車　宇奈月駅

宇奈月を出発

仏石（右の赤い部分）

１０月末日にしては暖かい。防寒対策もほどほどに電車に乗り込む。紅葉は宇奈月あたりで色付き始めくらいか・・・？標高２００ｍそこそこしかないのに、もう紅葉が始まっているとは・・・、やっぱり日本海側の谷間は寒いようだ。トロッコ電車は心地よいスピードで進んでいく。カメラを片手に写真を撮りまくるが、スノーシェードの柱とトンネルが、シャッターチャンスを阻むことしばしば。

トロッコ電車に乗る前は寒く感じなかったが、時間と共に寒さが・・・。じっとしているので、常に風を受けているとだんだん寒くなってきた。トンネルの中はかなりの寒さだ。欅平に着く頃には、カメラを持つ手はかじかんでしまった。それでも、黒部川の渓谷美を堪能しながらのトロッコ電車を満喫。

黒薙川を渡る後曳橋

ねずみ返しの岸壁

西鐘釣山

欅平に到着するが、いきなり「祖母谷への道は通行止め」のアナウンスに唖然・・・。７月１７日の洪水（そんなのあったっけ？）の影響らしい。おまけに、見てみたかった猿飛峡への道も通行止め。思いっ切りテンションが下がって、少しブラブラして戻ることにした。帰りはヤケ酒（ワンカップ）を飲みながら宇奈月まで戻る。日が高くなったせいか、帰りはそんなｒに寒さは感じなかった。

欅平駅

祖母谷出合（欅平）

奥鐘橋（欅平）

宇奈月下車後は温泉街をプラプラ。なかなか本格的な温泉街で、最近の温泉街にしてはそこそこ賑わいもあった。そして宇奈月の公衆浴場に入る。これがまた激熱で、体全部浸かるのは至難の業。上半身にたどり着く前に足が耐えられなくなってしまう。出てからもしばらく足は真っ赤っかだった。

目的の祖母谷温泉は残念だったが、トロッコ電車は満喫できた。そこらの遊園地のアトラクションなんかよりもずっと楽しい。・・・は比較がおかしいか・・・？まあ、祖母谷温泉は登山で後立山をからめながら行けってことなのかな。帰りの車は、激熱温泉にパワーを奪われたのか、眠気の極限だった。おかげで、平岩のパーキングで仮眠するハメになってしまった。

以上！

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