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高デッキ山 山スキー



 山域  長野県北部 飯綱山のとなり  
 行程  戸隠スキー場⇒高デッキ山⇒戸隠スキー場
 山行日時  2006年1月5日(木)
 天気  曇り時々雪
 登山形態  山スキー(テレマーク)
 メンバー  N村、T世
 温泉  美麻村 ぽかぽかランド美麻(700円)





飯綱山と戸隠山の間にはポコポコとこんもりした山が並んでいる。そのひとつが今回行ってきた高デッキ山。戸隠スキー場の北にあるポッコリとした山で、とくにこれといった特徴はない。

山頂から100m弱の斜面で一瞬の快楽が味わえる。標高差がないので滑りで満腹になることはないけど、瑪瑙山との間に広がる平原は雰囲気が良く、クロカンするには適していそう。また、高デッキ山からは晴れたら戸隠山、高妻山、黒姫山、飯綱山なんかの眺めが良さそうな感じだ。軽く半日遊びたい時にはいいかも・・・。

前日は実家から15時間余りかけて、自宅に戻ったのは午後11時。おまけに早朝4時半から仕事。天気も悪そうだったので、ゆっくりしていたい気分であったが、同行のYやは行く気満々!当日の朝、半日のお手軽コースで探すことにした。ネットで飯綱山を見ていると、“高デッキ山”という記事がチラホラ・・・。なんだかショボそうだけど、お手軽度100%なので、試しに行ってみることにした。

瑪瑙山 戸隠スキー場TOP(11:30)⇒平原(11:40)⇒シール(12:00)⇒高デッキ山(12:40)⇒1回目滑降(13:05) 2回目滑降(13:40)⇒平原(14:00)⇒戸隠スキー場(14:20)

自宅を出たのは朝8時を軽く回っていた。鬼無里経由で向かう。距離は短いが手強い雪道だ。それでも高速を使って長野経由で行くよりも早いのでは・・・?天気は予想よりも悪くなく、鬼無里あたりからは真っ白な西岳なんかも見えていた。戸隠スキー場に到着。高デッキ山を目指すには瑪瑙山まで登る必要はないが、リフト2本を乗り継いで瑪瑙山へ。小雪がチラつき、視界はあるようなないような・・・。磁石を当てて高デッキ山を探す。

ゲレンデからはずれて瑪瑙山の北斜面をのぞくが密林。東のほうが薄そうだったが、高デッキ山からは離れてしまう。お気軽度を優先して、密林を滑って眼下の平原に降りることにした。木が密なのでまともに滑れない。とくに上部は密林状態。しかし、平原まではあっという間だった。

密林を滑り終えて
平原を歩くスノーボーダー
キャンプも気持ち良さそう

平原はとてもまったりしたところ。クロカン風の人が一人歩いていた。天気がイマイチでも雰囲気がいいので、晴れたらさぞかし気持ちの良いところだろう。しばらくシール無しで平原を進み、高デッキ山の南のピークから派生する尾根の末端でシールを付ける。そこからコルを目指し、尾根をトラバース気味に回り込んで登っていった。コル手前から山頂に向けて、疎林のバーンが広がっていた。滑るのに邪魔にならないように、極力端っこをジグザグに登っていく。ラッセルはスキーを履いてスネ程度。


1本目を滑り終えて
高デッキ山山頂は残念ながら視界薄。戸隠山がかなり近そうってのは雰囲気で感じ取れた。とりあえず2本滑るってもんか。1本目行ってきま〜す!深くもなく、浅くもない絶妙な深さのパウダー!気温も低いので雪が軽い軽い!滑るのには最高だ!・・・が、如何せん距離が・・・。ほぼコルの高さまで滑った。ものの十数秒で極楽は終わり。シールを付けて再び山頂へ。2度目は自分たちのシュプールで荒れてしまったものの、またまた一瞬の極楽を味わえた。決して満腹にはならないが、良い雪を滑ることができた満足感は残ったのでヨシとしよう。

登って来たトレースを追って平原に戻るが、Yやのスノーシューでボコボコになっていて不快極まりない。平原直前でゲレンデの一番低いところを目指す。平原で本日3度目のシールを付けて、ものの10分くらいでゲレンデに戻る。このころには雪は本降りになっていた。



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