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経ヶ岳 紅葉ハイキング


経ヶ岳の紅葉は時期と天気が合えばスゴイに違いない!天気も時期も少しハズレ・・・

 エリア  奥越(福井) 経ヶ岳
  山行日  2009年10月24日(土)
  天気  一日中くもりっぱなし
  ジャンル  紅葉ハイキング
  メンバー  T世
  温泉  うらら館(600円) 19時以降は400円

紅葉はあっという間に過ぎ去って行きます。なので、当てるのも難しい・・・。天気が当たるのは運。下から歩いてれば、たいていどこかの高さで見頃になるけど、やっぱりその山の一番の見所ってもんがある。その見所が旬で、天気が良ければ大当たり!今回登った経ヶ岳は、噴火口跡である池ノ大沢が一番の紅葉スポット。あいにく落葉始まりで、天気はパッとせず・・・。せめて天気だけでも良ければ、中当たりになったのに・・・。やっぱり山は天気が一番!

もともと○光に行くつもりにしていたこの週末。ネットで経ヶ岳の紅葉を見て心を動かされ、あっさり経ヶ岳に気が変わってしまった。サイドメニューとして、まだ登っていない百名山の荒島岳を添えることに。3時に起きて出発。高山から油坂峠まで高速500円(半額)はありがたい。4時間ほどで保月尾根の登山口に到着。

保月山登山口(7:50)⇒保月山(8:35〜45)⇒杓子岳(9:20)⇒中岳(9:40)⇒切窓(9:50)⇒経ヶ岳山頂(10:25〜11:15)⇒切窓(11:30)⇒池ノ大沢(11:40)⇒中岳(12:00〜10)⇒杓子岳(12:30)⇒保月山(13:00)⇒登山口(13:30)

予定では唐谷から登ることにしていたが、けっこう荒れてそう。初めての山はまずは尾根から登るものだろうと考え、急きょ保月尾根から登り始めることにした。天気も紅葉も良さそうだったら、下りに唐谷のルートを使うことにしよう。で、その肝心のお天気、朝からどんよりクモリゾラ・・・。色付きはいいのに映えない・・・。

   
経ヶ岳の登山口 「アダムとイブ」らしい   同左 

駐車場は満車寸前でスペースに止めることができた。登山口までの林道、これが最初の紅葉スポットだった。経ヶ岳は紅葉のポテンシャルはかなり高そう。高い山はナナカマドの赤、ダケカンバの黄、あとは草系の茶で、派手さはあるけど、紅葉する木の種類が少ない。しかし、低い山というのはたくさん木の種類があって、それぞれ色がビミョーに違うので、そのぶん楽しめるという感じ。

ブナ林は良い感じ! 保月山の山頂
中岳(左)と杓子岳(右) 谷はきれいな紅葉が広がっていた

保月山までは急な尾根道。一直線に登って行く。いきなり急坂なので息が上がる。途中のブナ林は紅葉見頃だったが、なんせ太陽が差さないので鮮やかさに欠ける。予報は晴れベースだが、午前中は曇り。午後から晴れてくれることを祈ろう!

曇っててこれだもんなぁ〜 杓子岳より経ヶ岳(左は中岳)

保月山からは笹の山となり、経ヶ岳の山頂が見えてくる。緩く下って緩く登れば中岳。中岳まで来ると、眼下に池ノ大沢を見おろせるようになる。おおおーっ!これが池ノ大沢か。いかにも良いところって感じだ。帰りには晴れてくれるかなあ・・・。期待期待!中岳から下り切ったところが切窓と呼ばれるところ。唐谷ルートの合流地点だ。唐谷ルートの入り口は便所になっていて興ざめ・・・。

中岳からの経ヶ岳 池ノ大沢と火口壁

切窓から経ヶ岳山頂までの道、これがまた急坂で堪える。でも、グングン高度を上げ、池ノ大沢が箱庭のようになっていくので面白かった。明日登る予定の荒島岳もだんだんとハッキリしてくる。ヒョッコリ山頂へ。依然としてどんより曇り空。一向に雲が薄くなる気配がない。下山しても時間が余りそうなので、ここは粘ることにしよう。赤兎方面への踏み跡を行ってみると、三角点とささやかな山頂看板が置いてあった。この広場は便宜上の山頂なんだな。

 池ノ大沢を見おろす 経ヶ岳からの北ノ山並み

晴れてきそうな気配なし・・・。仕方あるまい、降りるか。切窓まで下り、一応池ノ大沢に降りてみることにした。便所になっているところを注意して通る。わずかで池ノ大沢。池ノ大沢は火口湖だったところで、池塘があったりする。そこにブナや灌木が点在し、バックに経ヶ岳の山頂。シチュエーションとして申し分ないけど、如何せん太陽が当らなくて暗い・・・。晴れてたらかなりの景色だったと思う。ブナなど葉っぱは落ち気味だった。

 池ノ大沢と杓子岳 池ノ大沢からの経ヶ岳山頂

池ノ大沢から唐谷を下ることも考えていたが、天気がパッとしないのでやめる。唐谷のルートはあまり踏まれていないように見えた。池ノ大沢の紅葉は是非また訪れたいので、そん時は唐谷を登って保月尾根を下ることにしよう。いつの話になるかわからんが・・・。とうことで、切窓まで登り返し、さらに中岳まで登る。

晴れてればなあ・・・ 晴れてたらなあ・・・

結局、下るまで(というか、一日中)晴れることはなかった。残念・・・。晴れるはずの今日にメインの経ヶ岳を持ってきたが、もしかしたら失敗だったかもしれないな。こればっかりは仕方ないが。予報がハズレだったんだから。下山後は六呂師高原のトロン温泉うらら館へ。600円。風呂はイマイチだったが、休憩所の畳で1時間半爆睡できたのでヨシとしよう。睡眠不足だったのでありがたし。大野で夕飯を食って、明日登る荒島岳の登山口である勝原スキー場の駐車場に向かった。ここは便所もあるので、前夜泊にはうってつけ。時間が早かったので先客は1名だけだったが、徐々に増えていき、翌日の朝にはほぼ満車になっていた。

パタゴニア



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