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由布岳 ハイキング登山口付近より 飯盛ヶ城の山並み
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秋のシルバーウィーク九州出張、きのうの九重山に続き、第2弾は由布岳。由布岳はニョキッっと聳えて、頂上が2つに分かれているのでどこからでも良く目立つ。このての山は見て良い山で、登るとたいして面白くないのが常。富士山しかり・・・。でも、まあ1回くらいは登っておくってもんでしょう。200名山だし。
昨日に続き、今日も湯布院の道の駅で寝た。今日は夕方には島根の実家に帰らなくてはいけないので、朝イチで登って、温泉入って、そそくさと九州をあとにする予定。暗いうちに起き、登山口まで移動し、準備をしながら夜が明けるのを待った。由布岳は人気の山。無料駐車場はすぐに一杯になってしまうらしい。お泊りの車も何台かいらっしゃいました。早めに着いて正解。
登り始めてすぐに東の空からご来光。基本的には晴れだが、やや雲が多め。空気は湿っぽく、朝にしては蒸し暑いので、天気は下り坂の気配が漂っていた。太陽がまだ真横なので、目指す由布岳はまだ暗い。なので、写真は帰りのものを使いました。由布岳よりも横の飯盛ヶ城のほうがきれいだなあ・・・とか思いながら牧場のような草原を歩き、由布岳本体の付け根まで。
ここからは樹林帯の登りとなる。しばらくで湯布院の街から直接登る西登山口からの道と合流。ここからはひたすらジグザグを切りながらの単調な登り。斜度が手頃なのが助かる。だんだんと木が低くなり、明るくなると灌木帯となる。湯布院の街が見下ろせるようになるが、少々空気は霞み気味。昨日登った九重なんかは霞の向こうで、見ることができなかった。
西峰と東峰の分岐点であるマタエに着く。とりあえず、三角点のある西峰に向かうことにするが、これまで穏やかな山だったのに、ここから先は岩むき出しの険しい山容。いきなり鎖なんか付いてたりする。マタエから山頂まで15分とあるが、とてもそんな時間で登れるように見えないほど遠かった。
岩場の岩はしっかりしていて、手も足も程よい感じであって楽しい登り。途中には鎖につかまりながらトラバースする、剣にあるカニの横這い的なシチュエーションだ。そうこうしているうちに道はなだらかになり、最後平になったところが西峰の山頂だった。あれ・・・誰もいない。先行していた若者のツガイがいたはずなんだけど・・・。しばらくで東峰から下る若者を発見。なんだ・・・東峰に登ってたんか。
マタエからはひっきりなしに登ってくる人とスライド。いったい「こんにちは!」と何回発したことだろう。幸いなことに、登山道はそこそこ幅があり、長く待たされるようなことはなかった。これだけの人が登ってくるってことは、下の駐車場はどんな状況になっているのか気になるところ。 |
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