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南八甲田山 山スキー睡蓮沼〜駒ヶ峰〜櫛ヶ峰 ほぼ往復
南八甲田といえばやはりこのロケーション!
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櫛ヶ峰は南八甲田にしてはきれいな三角錐の山で、しかも斜面は真っ白け。なので、北八甲田から見るとひと際目立ち、そそられる山なのであります。とはいえ、そこに行くまでのアプローチが長く、滑れるのはほんのチョットだけ。滑る目的のみだとタルいところですが、北八甲田の展望を楽しみながらのスキーハイクという趣旨で臨みましょう!
もともと櫛ヶ峰の順位は低かった。八幡平周辺の山や岩木山も候補にあった。岩木山は下の方の雪融けが進み、最後は歩きになるみたい。ツアーコースだしなあ・・・。このGWはK野家を訪ねる旅なので、もう1日八甲田にしましょう・・・ということで櫛ヶ峰となったわけであります。
睡蓮沼は八甲田スキーのベースの一つ。北へも南へも便利な位置にあるのです。しかし、困ったことに睡蓮沼には駐車場ってもんがない。必然的に路駐となるのです。観光道路沿いにズラリと路駐の列ができるわけですが、それでも早出してマシな場所を確保したいところ。なので早出。なんとかキープできました。迷惑駐車には変わりないけど、超迷惑駐車ではないのでヨシとしましょう。
今日も強風。あとで知ったが、今日もロープウェイは運休だったそうな・・・。5月に入ってまだ1日しか営業できてないことになる。ロープウェイの方も商売上がったりだけど、遠くから集まるスキー客も受難。予定が狂った人、たくさんいるだろうなあ。幸いにしてウチらはロープウェイを使うルートは一つしか計画してなかったし、うまい具合に昨日消化できたので影響はなし。
タラタラと登っていくと、さらにタラタラになる。猿倉岳からニセ駒にかけての稜線は、上に行くほどタラタラになるのです。タラッタラになったところで、ニセ駒あたりを目指してトラバース。うまいことニセ駒先の稜線に出た。裏側をチョイと観察。裏側もタラタラだ。アップダウンがあってはかどらないけど、展望期待で稜線を歩くつもりにしていた。しかし、風が強いので却下。北をトラバースすることに。駒ヶ峰東側のコルから水平にトラバースすると、ぴったり櫛ヶ峰のコルに出る計算。トラバース中は湿原越しの北八甲田の眺めが素晴らしい。
稜線に出ると、目の前に櫛ヶ峰の無木立斜面がドカ〜ン!すごい迫力です。この登りに備えて休憩。休みながら登っていく人たちを眺めていると、なんだか人が大きいし、登っていくのが早い。この斜面、見かけだけで実はでかくない・・・?冷静に考えてみても、ここにそんなデカイ斜面があるわけない。実際に地図上では標高差は200mだけ。遠近感がマヒしてしまっていただけだ。
この無木立大斜面はよく見ると純白ではない。古い汚れた雪と、新しい白い雪が牛模様になっている。白い雪にはご用心。古い雪を選びながら滑るが、時々新雪に捕まってしまう。とたんに急ブレーキ。対応が遅れると前転となるが、なんとかこらえた。2滑りで谷底へ。どうせあっという間に終わってしまうのなら、いっそのこともったいぶらずに一気に滑った方が気持ち良い。谷底で中休止。
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