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島々谷から徳本峠・霞沢岳

2010年10月23(土)〜10月24日(日) 


 メンバー:Kりー、のりのり、こーちゃん、Tポン、(ガーmy、nana)



 1日目 島々⇒岩魚留小屋⇒徳本峠 


紅葉は岩魚留小屋前後がいい感じでした

日記は2日に分けました  
1日目  10月23日 島々〜岩魚留小屋から徳本峠
2日目  10月24日 徳本峠〜霞沢岳〜徳本峠〜上高地




上高地まで車で行けるのに、こういう道がちゃんと残っているというのはスゴイですね。普通なら廃れそうなんですが・・・。なんかあるんでしょうね・・・特別な何か思いのようなものが。そんな歴史の道ですが、歩くとなるとついつい後に回ってしまいがちです。今回はちょうど時期もいいことだし、テーマを峠越えと割り切って、大人数でゾロゾロと行ってまいりました。

■10月23日(土)  島々⇒岩魚留小屋⇒徳本峠  晴れ

この土日は2日とも晴れの予報。で、暖かいのも週末までで、週明けからは冬の天気になるみたい。最後の夏山(秋山)が楽しめそうだ。途中で集合する良い場所がとくにないので、車5台が登山口集合となった。安曇の支所から車2台で、少し先のゲートまで移動。

島々谷ゲート(6:35)⇒二俣(8:00〜20)⇒岩魚留小屋(10:40〜11:20)⇒徳本峠(14:30)

以前は二俣の手前まで車が入れたのに、いつからか集落のすぐ先にゲートがあって、ハイ、ここまで。1時間は余分に車道を歩くことになる。まあ、ペチャクチャしゃべりながら歩いてればいいんだけど・・・。今日も暖かい朝。でも谷の向きが悪いので、なかなか日が差してこない。

R158旧道にある看板 竿は手で簡単に上がったが・・・
ここは厳重なゲートだった 信濃路自然歩道っていうんですね

歩く人はあまりいないかと思っていたけど、けっこう人が入っているみたい。着いた時には車も5台(?)くらいあったし。後から抜かれたりもしたし。イメージがマイナーなだけで、実は人気のあるコースなんだろう。シブ好みの人に人気なんでしょうが・・・。最初にも書いたけど、歴史の道というか、その筋の根強い人気があるんでしょう。

下流はこんな紅葉がたまにあり たま〜に日が差すと木漏れ日が気持ちいい

一番ダラダラするところで紅葉が当たってくれれば、カッタルサがなくなるかと考えていた。しかし、そううまくはいかず、下の長いところはまだ早い様子。どこもかしこも今年はかなり遅れてますな。気の早い木は染まり始めてはいたけど、見ごろとしては岩魚留小屋の前後といったところ。徳本峠あたりは、明日にも落ちそうな赤い葉っぱが、辛うじて枝にぶら下がっていたくらい。まあ、もともと峠の紅葉は期待してませんでしたが。

この桟橋は必要です 立派でも壊れたら意味はない

登山道の方は、とにかく手が掛かっている。掛けなくていいところまで掛けてある。こんなところに要らないでしょ・・・というところに、わざわざ桟橋が架けてある。それが腐ってしまい、結局のところ川岸に迂回する・・・という場面が何度もあった。必要最高限の手の掛けようであった。

岩留小屋 味がありますな〜

しかしまあ、歩けど歩けど谷に日が差してこない。日が差してればキレイなところはあったけど、岩魚留小屋まではほとんど日が当らなかった。残念。けっこう早く着きそうな感じだったので、岩魚留小屋の縁側でマッタリ。ポカポカ。いつの間にか40分もたっていた。

新緑と紅葉が同時に来たような・・・ この手の林は少なかった

岩魚留小屋を過ぎるあたりから、徐々に傾斜が強くなってきた。ずっと川沿いの同じような風景なので、だんだん急になる傾斜に気付かない。しっかり登るようになったらしばらくでドン突き。本谷と別れて右の斜面へ。ここからの斜面の紅葉が意外とよかった。・・・というかノーマークだった。すごくきれいな紅葉というわけではないけど、感じの良い林だった。

見たらきれいだったけど、写真になったらこの程度 このあたりいー森でした
日が当たると明るい林に変身します ポツリポツリとキレイな木が

沢から離れて50mそこそこ登ったところに水場。ここが「力水」?看板はとくにナシ。まだ上にも水は出てるのかなあ・・・?今日と明日の水を汲むことになるので、上にあるならまだ汲みたくない。が、上にあることを期待して汲まずにいってなかったら、ショックでかい。ので、汲む。

このあたりが一番きれいだった 笹の緑もいい感じ

4L増しになってズッシリ感が増す。緩いところが軽くて、急になって重くなるのは面白くない。まあ、300mほどの辛抱だ。結局のところは、あれが最後の水場だった。最後の峠までの急登は、ほぼ一定の傾斜でジグザグが切ってあり、道も平らで歩きやすかった。小屋が見えてからのジグザグ2往復くらいはキツかったけど。

水場に向けてトラバース気味に登ります 水場付近

到着です。本日の予定終了。まずビール!慌てたわけではないけど、手からビールの缶がスルリと抜け落ち地面に落下。そしたら消火器みたいに泡が吹き出し、慌てて穴を押さえる。だいぶ抜けてしまったなあ・・・炭酸が。量もかなり減った。コップに分けあい、気のないビールで乾杯となってしまった。明神岳はよく見えた。

徳本峠直下 徳本峠小屋 右奥が新棟

最終的に徳本峠のテン場には10張りくらいのテントになったのか・・・?こんなに賑わうなんて、これっぽっちも思ってなかった。さて、となりのテントから聞き覚えのある方言が・・・。T世さんがよく発している方言。尋ねてみると、やはり東濃弁。しかも、ビンゴで多治見労山の人たちだった。T世さんを初めて山に連れて行ってくれた、K井さんもいらっしゃいました。ビックリでございました。

明神岳と落ちかけの紅葉 トン汁風キノコ汁

今回は男3人はテント泊まり、女2人は小屋素泊まりという変な組み合わせ。ご飯までは一緒に食って、小屋の消灯の時間に合わせて小屋に戻るという段取り。夕飯はトン汁。・・・というか、ほとんどキノコ汁。相変わらずこーちゃん道中でキノコゲットしておりました。あっという間に消灯時間の8時前。もっと続けていたいところだけど、ここはキャンプ場。河原ってわけにはいきません。まあ、8時がちょうど良い時間でしょう。おやすみなさい。

2日目の日記はこちら



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