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蝶ヶ岳 プチ雪山ハイキング槍ヶ岳(右)から北穂高岳(左)
北アルプスの登山口に通じる車道は11月いっぱいで閉鎖になります(路線によって多少のバラつきあり)。閉鎖になると簡単に日帰りできなくなってしまいます。逆に閉鎖直前は気楽に冬山気分を味わえるチャンスでもあります。近場の北アルプスで一番ご無沙汰していたってことで蝶ヶ岳に。ちなみに昨年の11月30日には一ノ沢から常念岳に登っています。
蝶ヶ岳といえば穂高の展望。穂高から槍にかけての大パノラマが大迫力で迫ります。しかも新雪をかぶっているので尚のことです。この大迫力の展望は何度か見せてもらっていますが、何度見ても「おおおーっ!」と声が出てしまいます。穂高から槍の山並みが大き過ぎて邪魔で、他の山が見えないのがタマニキズです。 蝶ヶ岳からの槍ヶ岳
同じこと考える人はたくさんいました。三股の駐車場には20台以上の車が止まっていました。下山した時にはさらに増えて30台くらいになっていたと思います。今までこんなにいたっけ・・・?最近のブームによるもの・・・?山ガール風は1人もいなかった。使い込んでいない装備(ピッケルやアイゼンやスコップ)をザックに装着した男グループが2〜3組いたかな。
朝から予報通りのスカッ晴れ!家からも白くなった北アルプスが望めます。白くなったといっても、常念岳あたりはつい最近の話。積雪は三股の登山口でほぼゼロ。しばらく進んでまぶした程度に白くなり、マメウチ平でやっと5センチくらいかな。稜線直下でグッと増えるけど、それでも膝下くらいの積雪深でした。稜線は飛ばされてます。昨年の常念岳はもう少し多かったです。直下は腰ラッセルした記憶がありますので。
まめうち平ででっかいザックを背負った同じ会のM坂君に追い付きました。年末年始の下見とのこと。一泊二日なのに25キロの荷物。本番を想定してのことらしい。ボクなんていつもロクに下調べもせずにブッツケ本番の行きあたりバッタリ・・・。見習わなければいけませんな。25キロ背負ってるのに、足取りはしっかりしておりました。さすがです。M坂君は大滝山方面へ。
蝶ヶ岳間近
蝶ヶ岳の稜線に着くと、ドーン!と現れるんですよね。穂高と槍が。インパクトは強いです。蝶ヶ岳もそうだけど常念山脈というのは、とにかく稜線に出るまでがつまらない。明るくない針葉樹林がひたすら続き、明るいカンバ林になるのは稜線直下になってからで、しかもほんのチョットだけ。見どころのない登りが延々と続いたあとのこの展望だから、インパクトが強いんでしょうかね・・・。
この時期の蝶ヶ岳は軽装で登れることが多いです。もちろん条件によりますが・・・。夏山の格好から変わったというと、靴が冬靴になり、その上にスパッツ。あとは軍手がフリースの手袋に変わったくらいでしょうか。あとは毛糸の帽子がザックに入ってるか。あとは夏と同じです。天気が悪くなったりしたらカッパを着れば十分しのげます。アイゼン&ピッケルは持ってきてません。持って来ても使う場面が想像できません。常識的には冬山装備一式を持ってくるのが基本でしょうが、最後のお気楽日帰りのコンセプトに反します。手に負えなくなったらやめて降りればよい。 北穂高岳から槍ヶ岳
こんな天気なので稜線も無風快晴かと思いきや、強くないけど西風が吹いていました。さっきまでポカポカだったのに一気に寒くなり、カッパの上を着た。ヒュッテの北にある展望盤のあるピークへ。天気が良いので蝶槍まで行こうと思っていたが、寒いのでやめた。今度は南側の山頂の看板のあるピークへ。大滝山やら富士山の展望を楽しんだ。寒いので無風の大滝山分岐で中休止。ここでビール。
あとはもう書くことないので写真を並べておきます。似たような写真ばかりで申し訳ありませんが・・・。
下りはさっさと下りたかったけど、久しぶりの冬靴でロボット歩きに。雪があるうちは滑りながら降りれるけど、薄くなると衝撃が足に伝わってくる。マメウチ平から先はキツかったなあ・・・。でも、久しぶり(1年ぶり)の雪山はやっぱり楽しかったです。
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