鏡台山 冬枯れハイキング山頂間近は霧氷並木
ハッキリしない予報だったので、行先の選定に悩みました。ハズレ場合のショックを小さくするためにも安近短で考え、鏡台山に決定。鏡台山は1年ほど前に五里ヶ峰に登った時、山頂で宴会をしていた地元の方に教わりました。「姨捨の名月が登る山」とのことです。姨捨は有名ですが、鏡台山の方はあまり有名ではないようです。
天気は「くもりのち晴れ」。午後は冬型が緩んで晴れてくる予報。山頂にはお昼頃に着けばいいかということで、集合は余裕の9時に豊科。姨捨SAのスマートICで長野道を降りて坂城町へ。鏡台山の山頂付近にだけ雲がかかってるな〜。登山口への道は坂城町の街中がややこしいけど、途中から「和平公園」の看板が出てくるので、それに従って登っていく。最後は道が怪しくなって「和平高原山の家」に到着。山の家はやっていないのか・・・?
鏡台山に登るだけだとあっという間に終わってしまいそう。なので、和平コースから登って、沢山コースを降り、林道を歩いて戻ってくるコースを計画しました。車を和平高原山の家の駐車場に止めさせてもらい、まずは和平コースの登山口へと車道歩き。開けたダイコン畑の中を登っていきます。峠が登山口になっていて、駐車スペースもあるが、ここまでの道は結構な悪路でした。普通の車では厳しいかも・・・?
和平コースは標高差は少なく、わずか170mほどですが、距離が長くてアップダウンがたくさんあります。最初はアカマツ林で途中からカラマツ林に変わります。展望は樹林ごしにあるのみ。途中で一か所だけ西に開けた場所があったかな・・・。
最初のピークには「黒柏木山」という標識がありました。ここからの下りは短いけど急。落ち葉で滑りやすいけどロープ完備だったのでそれに頼って降りました。ここから5つほど小ピークを越えながら、徐々に高度を上げていきます。かなりダラダラ感があり間延びします。山頂手前からは樹林に霧氷が着き一変して華やかに!ダラダラ感が吹き飛びました。ただ、このあたり樹林が雑然と生えていて、スッキリ感に欠ける霧氷でしたが・・・。朝かかっていた雲が霧氷になってくれたんでしょうね。
山頂は広場になっていました。意外にも貸切(途中まで)。山頂には標識、看板、記帳台・・・等々が無雑作に乱立していて賑やか。西側の展望が良くなるように切り開かれていました。スッキリと晴れていれば北アルプスや北信五岳の展望が良好とのことです。ただ、今日はスッキリとは晴れていません。北アルプスの裾が見えていた程度。また、鏡台山は五里ヶ峰に比べると里から奥まっています。五里ヶ峰からは千曲川や坂城の街が眼下に見下ろせたんですが、鏡台山はイマイチ展望にメリハリがないですね。最近ブーム?の湯で溶かすお汁粉を飲んで温まりました。
「ちょっと昔の運動会 広場へ行ってみませんか」「北峯0.5k10分」の看板に惹かれて北峯に行ってみることに。途中の鞍部から月が登るというわけですね〜。行くと北峯は標識があるだけで、樹林に囲まれてて展望ナシ。行って損した気分ですが、次に来ることがあるかどうかの鏡台山なので、立ち寄れるところには立ち寄っておきましょう。道中の霧氷がキレイだったのが唯一の救いかな。
下りは沢山コース。沢山だけど尾根一本のルート。南に面しているので暖かかったですね。途中に富士見の岩という展望地がありました。西の展望を楽しむことができます。和平コースとは打って変わって、登り返しは一切なしの一気下り。30分ほどで林道が横切る登山口に到着です。ここを尾根通しに進むと五里ヶ峰に行くことができるみたいです。林道を30分チョイ歩いて、車を止めてある山の家です。
帰りに坂城町のAコープびんぐし店に立ち寄ります。ちょうど収穫祭みたいなイベントをやっていて賑わっていました。軽トラの荷台にミカンを山積みしての袋詰め放題は圧巻。天津甘栗や落花生や黒豆等、豆類をしこたまゲットして帰りました。安近短で汗かいてないので温泉はパスです。
坂城町では里山歩きに力を入れていて、数年前から里山整備をしているようです。
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