ブナの回廊はなかなかでしたが、天気がねえ・・・
扇ノ山は山陰海岸ジオパークの一部となってます
帰省ついでのハイキング第2弾は鳥取県の扇ノ山。ちなみに第1弾の昨日は岐阜・富山県境の白木峰。富山から日本海側をチンタラと走り、昨晩は「ハチ北」の道の駅で車中泊。窓に網戸張って明けられるようにしたら涼しかったけど、逆にトラックのエンジンの音がうるさくて睡眠不足。車中泊は夏以外のスリーシーズンが快適です。今日もどんよりとした空。今のところ明るめの空なので、昼までもってくれればありがたいところですが・・・。
山域 |
日時 |
登山形態 |
天気 |
鳥取県 |
2012年7月14日(土) |
ハイキング |
くもり時々雨 |
メンバー |
駐車場 |
温泉 |
食事、その他 |
T世 |
林道の路肩が広くなったところ |
岩井温泉
ゆかむり温泉(300円) |
鳥取港 山田屋
海鮮料理 |
コースタイム |
小ヅッコ登山口(6:35)⇒扇ノ山(7:45〜8:00)⇒河合谷登山口(9:00) |
兵庫・鳥取県境の蒲生トンネルをくぐらずに旧道へ。この旧道、意外とキレイでビックリ。ナビに導かれるままに進むと、草が覆いかぶさって車よりも道が狭くなり、コケが生え放題の悪路に。舗装されているのが不思議なくらいだった。河合谷牧場の道に合流してマシになったが、扇ノ山の登山口まで長い道のりだった。
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ここから登りはじめる |
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象の木 |
写真で見覚えのある「水とのふれあい広場」で左折し兵庫県側に入り、ヘアピンになるところに登山口の標識があった。車を止めるスペースがなかったので、500mほど戻った路肩が広くなったところに駐車。少し前から本降りの雨。普段は雨の日には山に登らない我が家だが、今日は行かざるを得ませんね。わりと視界があったり、かと思うとザーッと降ってきたりと不安定な天気。最初からカッパを着てのスタートとなりました。
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ブナの回廊 |
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展望デッキより 鳥取市街方面 |
登山道に入ってすぐに小屋があり、その先からヤブっぽくなる。雨が降ったら傘でもさして歩けばいい・・・なんて話していたが、傘をさせるような道ではなかった。おかしいなあ・・・と思いながら進むと、しばらくで立派な道に出た。どうも何かが違うなあ・・・。帰りに立派な道の方を通って検証してみよう。
でまあ、帰りに通ってみたわけですが、この立派な道は「水とのふれあい広場」の少し南の林道に出た。どうみてもこっちがメインの登山道だが、地形図にこの道は載っていない。また、登りに使った道も地形図とだいぶずれている。今に始まったことではないけど、こと里山に関しては地形図に乗っている林道や登山道は信用できませんね。まだ登山地図の方が信用できます。
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展望デッキ |
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山頂直前のくぐる木 |
県境尾根に乗ってから12743mの登りに差し掛かるまでがブナの回廊。尾根がなだらかで、なかなか立派なブナ林となっている。しかし、天気は良くない、ぬかるみも多い、今一つパッとしないなあ・・・。まあ、この手の山は紅葉シーズンか雪のある時期に来るってもんでしょうが。
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山頂の標識 |
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水とのふれあい広場 |
登山口から扇ノ山まで約3キロ。その3キロの間にいくつも分岐があった。あちらこちらから扇ノ山に登る道が伸びてきている。山頂の南側からも登山道がきてるし。どの分岐にもちゃんと標識が完備されていた。どうも扇ノ山は山陰海岸ジオパークの一部になっていて、標識や案内板などは充実しているみたいだ。
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扇ノ山山頂より氷ノ山 |
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扇ノ山に建つ立派な避難小屋 |
山頂の少し手前に展望デッキがあった。鳥取市街方面に開けている。天気が悪いけど、雨は降っていない時は鳥取市街地や日本海も見ることができた。大山はさっぱり。ずっと県境のラインは尾根筋にあったが、扇ノ山直前で県境は尾根からはずれて東に逃げる。よって扇ノ山の山頂は鳥取県のみ。
山頂には立派な(過ぎる?)避難小屋が。氷ノ山と同じだな。南を望むとわりと大きな山があり、そのてっぺんにポチッと建物が見えた。きっと氷ノ山だな。天気が悪いながらも氷ノ山が見え、鳥取市街や日本海が見えたので、今日はヨシとせざるえお得ないかな。山頂でちょうど雨も上がっててくれたことだし。
行きが悪路だったので、帰りは避けて他の道を通ったが、こちらも負けず劣らずの狭い道だった。岩井温泉のゆかむり温泉に浸かる。温泉も熱かったが、下界の気温の暑い!鳥取港あたりで魚料理を食って島根へと向ったのでした。鳥取県は晴れて30度を超していたけど、島根に入ると曇り空で涼しくなって助かった。