山登りのページ 山登りのページ



両神山 ハイキング 八丁尾根周回


上落合橋から八丁尾根経由で両神山に登り、作業道を利用して周回しました


東岳の山頂が一番気持ち良かったかな


 山域  奥秩父 両神山
 山行日時  2012年12月2日(日)
 登山形態  ハイキング
 天気  晴れのち薄ぐもり
 メンバー  T世
 温泉  家



両神山には1998年の5月に登ってますが、なんにも覚えてないなあ・・・。仕事で東京に行く時に時間があったので、熊谷にいたM本氏を誘って仕事着のまま登ったことだけ記憶にあります。どこから登ったとかも記憶ナシ・・・。行く時に長瀞を通った覚えはあるので、東側から登ったのは間違いないのですが・・・。そんなことで、前回は絶対に行っていない八丁峠から登ることにしました。岩場が楽しいみたいだし。

コースタイム
 上落合橋  8:10
 八丁峠  8:55〜9:05
 西岳  9:50
 東岳  10:35〜55
 両神山  11:25〜30
 上落合橋  12:35

昨日は三峰神社から雲取山に登りました。お昼頃に一瞬だけ吹雪模様になり、あっという間に雪化粧しました。両神山も降ったでしょうね〜。雪が着くと岩場や鎖場にどんだけ影響があるやらわかりませんが、そんなにアホほど降ってはいないはず。行ってみてダメそうなら諦めることにしますかね・・・。雪は登山口である上落合橋あたりで薄ら白くなっているくらい。

 
昨日はたくさん止まっていたようだ 登山口からいきなりハシゴ

今日は先客はいないようですね。昨日は10台近くはいたはず。雪の跡がしっかり残っていて、動かぬ証拠であります。ちなみに駐車スペースには10台近く止めることができます。天気は雲一つない快晴!そのぶん放射冷却で冷え込みました。ちなみに秩父市で−3℃くらい。こんなに晴れているのに午後から下り坂ということなので、さっさと登ってしまうことにしましょう。


八丁峠直下は癒し系でした

日当たりのよい斜面には雪がありませんが、悪い斜面には雪が残っています。岩場は登りが北向き斜面なので、雪が残っている可能性大ですね・・・。雪の量としてはせいぜい2センチ程度。昨日下ってきた人の足跡もあることだし、大丈夫でしょう。昨日登った人はビビったでしょうね〜。行きは良い良い、帰りは雪道だったでしょうから・・・。八丁峠直下の林が朝日を浴びて気持ち良かったです。

 
八丁峠は展望ナシ さて、いよいよ・・・

八丁峠は眺めが良い!と何かに書いてあったと思うけど、展望台っぽいところは木が生えてて視界不良。隙間から浅間山とかは見えてるんですけど・・・。木が若い感じなので、昔は切り開きになっていたのかも・・・?峠で一息入れ、一段登ったところに展望良好な場所がありました。浅間山が一番目立ってて、北の白い山々は谷川連峰でしょうか・・・。奥日光の方と思われる山々も白くなっています。


八丁峠の一段上に展望台がありました! 遠くの白いのは八ヶ岳


遠くの白いのは浅間山


遠くの白いのは北アルプス


遠くの白いのは谷川連峰、その他

さて、いよいよ岩場となります。雪が乗っかってる岩もありますが、登る分にはほとんど影響ない感じですね。ただ、靴底のパターンに雪が詰まっていたりすると滑りやすいので、時々意識的に落としてやったりしました。また、たま〜に雪が固まってて滑りやすいところもありましたね。岩がしっかりしていて、手掛かり足掛かりも豊富だったので、雪のために登りにくい場面はほとんどないといってもいいでしょう。それよりも左の肋骨がどうにかなっていて、左手が満足に使えません。こっちの方が支障が大きかったような・・・。

 
鎖場が出てきました! 岩はしっかりしてて安心感があります
 
西岳到着 東岳が見えました!

登るにつれて視界も広がってきます。西には八ヶ岳、遠くに北アルプスも見えるように。北アルプスの白さは際立っていました。この周囲の山々はほとんどわかりませ〜ん。西岳に登り着きます。これから向かう東岳にかけての尾根は大きく落ち込んでいて、鞍部の尾根は鋸刃状に立っているのが見えます。


西岳からの下り


下りは日当たりが良くて気持ちいいです!

西岳の下りは日当たりの良い岩場で、とても気持ちが良かったです。もちろんこっち側には雪はありませんし。それに対して東岳への登りは、寒く冷たく暗く・・・。岩場自体は楽しいんですが、北向きと南向きとでは雰囲気が全く違いました。西岳から下ったぶんだけ登ればいいのかと思ったら、東岳の方が50m近く高いじゃありませんか・・・。けっこう疲れたなあ〜。

 
かぶった岩がありました 西岳と東岳の鞍部は険しい岩稜
 
鎖の意味がわからない・・・? 南側は雪がない
東岳の山頂はロケーション抜群!景色はもちろんのこと、東岳の山頂自体もいい雰囲気。ベンチも完備されていることだし。ここでゆっくり休むことに。両神山の山頂に行っても人が多くて落ち着かないでしょうから・・・。実際のところ両神山よりも展望がよかったので、こっちでゆっくりして正解でした。朝は雲ひとつなかったけど、ちょっとずつ薄雲が増えてきましたね〜。


東岳手前から西岳を振り返ります

難所は東岳までで、両神山への道は普通の山道。思ったよりも距離がありました。山頂の岩峰へは鎖のある岩場を登ることになりますが、結構ここが一番いやらしかったりして・・・。人の声が聞こえるので、山頂は賑わっているかと思いきや、10人もいませんでしたね〜。山頂は狭くて落ち着かない感じ。最盛期なんかはごった返すでしょうね。槍ヶ岳の穂先状態になりそう。ほんの数十分の間に雲が増えました。薄雲だけど空一面を覆うようになってしまいました。

 
東岳到着 東岳は気持ちの良いピークでした
 
東岳で中休止とします 昨日登った雲取山 右のピーク


こちらは秩父の街方向

東岳でゆっくり休んだので、両神山の山頂では写真を撮ったりするだけでおいとまします。下山は「作業道」とやらを使います。ボクが持っている「山と高原地図」には破線で載っています。新しい地図には掲載されていないようですね。「作業道」の入り口には通行禁止とありました。これだけ派手にロープや看板が付けられているので、逆に作業道への良い目印になりますね。

 
東岳から両神山山頂までは普通の道 両神山到着
 
両神山の山頂は狭め 山頂の木の葉っぱは散らないのでしょうか・・・?

今年の秋にも滑落事故があったようです。確かに踏み跡は細く薄いので、ちょっと転んだだけで谷底に転落してしまいそう。まあ、自己責任ってことでしょうけど、仮に何かあっても救助なんて呼べないな〜。2ヶ所ほど厳しいところがありましたが、そこにはちゃんとロープが備わっているので大丈夫でした。尾根道になると道は安定して、足取りもはかどるようになります。最後はすごい傾斜で、真下に駐車スペースを見下ろせました。山頂からはゆっくりで1時間チョイってとこです。

 
作業道の分岐 事故が多いので通行禁止

八丁峠のイチョウ形周回コースはなかなか楽しいコースでした。コンパクトな中にもエレメンツは凝縮されているし、何よりも展望が良かったです。まあ、晴れたからですが・・・。普段馴染みのないエリアなので、展望も新鮮でありました。やっぱり岩があると景色にアクセントが付きますね。

 
足場の悪いトラバースが延々と続く こんな場面も・・・ たいしたことはないが
 
上落合橋の駐車場 車が2台増えました

登りも下りも暑くも寒くもなくで、ほとんど汗もかかなかったので温泉はパス。行きは雁坂トンネルで来たので、帰りは十石峠経由で帰ります。高速が使えないぶん時間はかかりますが、高速代がかからないので財布には優しいルートかな。途中で下仁田ネギなど仕入れながら帰りました。峠はどこも薄ら雪が積もっていました。最後の三才山トンネルが一番雪は多かったかな。






山登りのページ 山登りのページ
山登りのページ −ぶなぱう−

ぶなぱう ホーム
ぶなぱう速報
山行記録(年度別)
山行記録(山域別)
山スキーの記録
沢登りの記録
北アルプス全山縦走
南アルプス全山縦走
いろんな百名山
北海道100日登山
You Tuube
リンク
プロフィール
メール