姫神山 ハイキング
海の日東北遠征最終日は姫神山。ちなみに昨日は早池峰山。天気イマイチ…。今日の天気が良ければ岩手山の予定でしたが、良くなさそうだったので姫神山。行程が短いのでサッサと登ってサッサと帰ろうという魂胆です。姫神山は二百名山に入っています。標高は1124mと低いですが、形が良いのと石川啄木が絡んでいることから当選したんでしょうか。 夜は車の屋根を叩く雨音でよく眠れず…。朝起きても降っていたら、そのまま帰ることになるんだろうなあ…とか思いながら寝てました。起きると雨は上がってました。思いっきり雨上がりって感じです。雨さえ降らなければ行くってもんですね。せっかく盛岡まで来てるんですから…。
ナビに従って登山口まで走ります。姫神山は雲が低くて全く見えません。昨日の夕方に見れていたので良かったです。富士山を薄べったくした感じでした。一本杉の登山口に到着ですが、先客はいなさそうです。登り1時間半の山に朝5時から登る人はあまりいませんよね。
駐車場から草地を少し登って、林道が横切るところがホントの登山口。杉林を登っていきます。途中に一本杉があるんですが、杉林の中にひと際立派な杉でした。太さといい、枝振りといい。杉林を抜けると広葉樹の森に。急坂には丸太(擬木)の階段が完備。雨上がりで泥がヌルヌルなので助かりました。
道は二度屈曲しますが、それぞれ五合目、七合目となっていました。樹林帯を抜けて灌木帯になったところで道が二俣に分かれます。「岩場」と「土場」に。登りを「岩場」にして「土場」を下ることにしました。結構な大岩がゴロゴロとしていて、濡れてて滑って登りにくかったです。
登り切ったところが姫神山の山頂。相変わらずガスガスで展望ナシです。これで先週の烏帽子岳&湯ノ丸山から4回連続のガスガスハイキングとなってしまいました。岩がゴロゴロした山頂は広くて景色が良さそうです。晴れていたら目の前に岩手山が聳えているんでしょうね〜。しばらくすると空が明るくなり、太陽の気配が…。一瞬今いるところの雲が晴れました。ただ、周りにも雲はたくさんあって、岩手山などは見えず…。雲の隙間から下界が少し見えただけでした。まあ、なんにも見えなかったよりはマシだと言い聞かせ下山の途に。
概ね霧が漂う中の下山です。しっとりとした雰囲気でした。時々陽が差したりして、なんだか心地よかったです。下りで数人すれ違いました。お客さん少ないですね〜。二百名山なので入込みは多そうですが、この天気なので遠くからの人は見送ったかもしれないですね。収穫は二百名山ゲットしたくらいか…。
まだ8時とかなので、温泉入ってもまた汗かきます。山形まで行って入ることにします。河北町のべに花温泉「ひなの湯」へ。入浴のみ250円と破格の安さです。それでもって貧相ってこともないし、なかなかおススメです。座敷などが別料金という料金設定になってました。
風呂上りは肉そば。「いろは分店」というところへ。13時過ぎの入店にもかかわらず、順番待ちができていました。人気なんですね〜。肉そばというのは、山形県の河北町で食べられているそば。冷たい汁そばに鶏肉が入っている蕎麦です。ボクは温かいのが好きなんですけど…。普通の蕎麦と違って、食べてて飽きが来ず、いつまでもツルツルと入っていきます。ちょっとラーメンの感覚に似ているところがあるかも…? さて、あとは帰るのみ。朝早く出たんですけど、帰りはやっぱり夜ですね〜。やっぱり盛岡は遠いです。パッとしない海の日3連休でしたが、この時期では梅雨が明けない可能性の方が高いから仕方ないです。
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