志賀高原ハイキング 鉢山〜赤石山〜寺子屋峰赤石山から見下ろす大沼池
晴れれば白馬に行くつもりだった週末ですが、どうもパッとしない予報で午後は雷雨とか言っています。白馬は長いし木が生えていないところが長くて怖いのでヤメ。そこで、先週登山口敗退した志賀高原へ。やっぱりパッとしない天気でした。ただ、ルートのほとんどが丈の高い笹に展望を阻まれているので、逆に晴れたらもったいないくらいだったかも…?そんな中で唯一展望のある赤石山で晴れてくれたおかげで、今日は来てよかったなあ…と思わせてくれました。 予定のコースは硯川から鉢山に登って、赤石山、寺小屋峰と尾根を辿って発哺温泉に降りるというもの。通り抜けなのでバスを利用します。自宅を5時過ぎに出発し、7時頃に発哺温泉へ。7時半前のバスに乗ると蓮池で上手く接続できて硯川へ。ちょっとしか乗ってないのに370円+380円。高いなあ…とか思ったけどしょーがない…。
朝は晴れてた志賀高原ですが、バスに乗っているわずかな時間で一面曇り空に。今週もダメなのかと沈みますが、もうバスに乗ったので行くしかありません。硯川から車道を歩きます。地形図通りに一つ目のヘアピンで車道から離れてゲレンデへ。道があるかと思いきや、それっぽいものはナシ…。キョロキョロと探すがナシ。結局は2つ目のヘアピンに登山口がありました。
先週もそうでしたが、今週もタケノコ採りの人がたくさんいます。ってことは道の両側は笹ヤブ〜。草津峠近くの稜線に出るまでは、以前は林道だったと思われる広い登山道。両側はもちろん丈の高い笹の密ヤブ〜。時々背後に雲のかかった笠岳が見え隠れする程度。稜線に出ると少し植生は変わったものの、鉢山の山頂も展望ナシ。少し休んだだけで出発です。
鉢山から赤石山の間もほとんど笹で展望なし。たま〜に開けた場所があって横手山や目指す赤石山が見えますが、天気がパッとしないですね〜。とにかく両サイドが笹なので、もし晴れてても笹が邪魔で展望がないなあ…とか思いながら歩いていたことでしょう。無心で歩くのみです。無心で歩いていたら久しぶりに蛇を見て、心臓がバクッとなりました。 赤石山への最後の登りになり、正面に岩が見えてきたかと思ったら裸地に。ザレが赤っぽかったので、これが赤石山の由来かな…とか勝手に思いました。裸地になったので、当然展望ありです。岩峰越しに大沼池を見下ろす感じが良かったです。
赤石山の山頂は岩峰になってます。本日唯一の360度の大展望。さっきまで雲が優勢だったけど、横手山にかかっていた雲もなくなり、岩菅山にかかっている雲も減ってきて、ついで空も明るくなってきたような…。暗くて青くなかった大沼池も、日が当たって青くなってきました。暑くもなく寒くもなく、赤石山の山頂では気持ちよく休憩できました。
天気もよくないし、展望のない歩きが続いていて、今日は消化試合の様相でしたが、赤石山で一発大逆転。ホント良かったのはここだけですが、今日は来てよかったな…と思えるのが面白いところ。あとは雷や夕立に遭わないことを願うのみ。午後の降水確率はかなり高めとなっています。ちなみに一昨年の池巡りの時は夕立を食らいました。
寺小屋峰までも似たような道が続きます。ただ繋ぐだけって感じですね〜。繋ぐといえば、野反湖から赤石山の稜線も繋ぎたいし、秋山郷の切明から岩菅山も繋げたいなあ〜。まあ、そのうちってところでしょう。この間で本日2度目の蛇を見たけど、やっぱりドキッとしますね〜。蛇は苦手です。見た瞬間だけなんですが…。あとは落ち着いて見れるのに…。
エアリアでは寺小屋峰の手前のピークが金山沢の頭となっています。岩菅山へと分かれるジャンクションピークとなっています。地形図ではここが寺子屋峰。金山沢の頭は虫だらけでパス。寺小屋峰もとくにゆっくりできる場所ではないですね〜。でも一休みしておきます。ここから 志賀高原マウントトレイル の標識が目立つようになります。ところがぬかるみが酷く、トレランどころではないように思います。あとで調べてみると、今日がそのトレランの開催日だったみたい。
少し降りるとゲレンデに出ました。ここの方が開放的で気持ちいいです。ここで休憩すればよかったです。天気はまた雲が主体となってきました。さっき赤石山に居る時が一番良かったようです。あとはゲレンデの中のブル道みたいなところを降りて車道に出て、無事車に到着です。意外とぬかるんでたりで不快でした。ゲレンデを直で降りるルートの方が快適だったかもれません。
温泉は湯田中へ。このあたり腐るほど温泉はあるんでしょうけど、あまりよく知りません。無難に湯田中駅構内にある楓の湯に行きます。なんといっても300円ってのが魅力。狭いと言えば狭いけど、露天はあるし、シャンプー、石鹸、ドライヤーも完備。集中すると混みそうだけど、過去2回は空いていました。休憩室の窓の外には線路があって、至近距離で電車が見れるのが面白いです。
感想としては・・・。志賀高原は稜線を歩くよりのではなく、池や湿原を巡るのが正しい楽しみ方と思いました。とはいえ、一度は稜線を歩いてみないとね〜。
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