高松山 山スキー


一ノ倉川の予定だったけど疲れたので笹倉温泉往復で

高松山からの焼山・火打山

 山域  頸城 高松山
 山行日時  2015年4月12日(日)
 登山形態  山スキー
 天気  晴れのち高曇り
 メンバー  単独
 温泉・メシ  笹倉温泉(800円 土日祝) 平日は700円
 コースタイム 笹倉温泉(7:20)⇒林道九十九折上(8:28〜34)⇒アマナ平(9:20〜28)⇒1420m付近(10:19〜30)⇒高松山(11:12〜55)⇒アマナ平(12:10)⇒笹倉温泉(12:40)

笹倉温泉から高松山に登ってきました。一ノ倉川側に滑るつもりで登ったけど、なんだか疲れて面倒になって往路を戻りました。登った尾根も良い斜面で滑りごたえありました。ただ最近は滑るのがしんどくて…。脚がもたない…。登るのは大丈夫なのに…。年食ったかな。とりあえず10年以上続いている笹倉温泉通いが途絶えなくてよかった!


※もちろん左が北です

ここ3週間は土日の片方が良くて、もう片方が悪いという天気の並び。この時期は長いルートが多くなるので、片方で十分って感じです。予報通り朝から快晴です!7時過ぎに笹倉温泉に着くと、第2駐車場は山スキーと思われる車で8割がた埋まってます。焼山温泉にもいっぱい止まってたなあ…。昨日の天気が悪かったから、今日に集中したんだろな。


山スキー車多し!


笹倉温泉あたりのタンボにはまだ雪有ります


雪に閉ざされながらも春の雰囲気

笹倉温泉から先は全く除雪されてません。標高は450mくらいなんですけど、田んぼには平均してもまだ1mは積もってる感じです。さすがです。ここんとこ花冷えが続いていて、今朝もそこそこの冷え込み。となると厄介なのが林道九十九折れ。滑落者あり、ツボアイゼンで登る人あり。スキーアイゼン装着者は余裕っぽい。ワタクシはないので限界ギリギリのフリクションで冷や汗もんでクリア。シュプールが堅くなった部分が一番タチ悪いですね〜。


林道九十九折れより


焼山、高松山、昼闇山が見えてきました


アマナ平の入口より  火打山と焼山


左の斜面から尾根に取り付きます


アマナ平

九十九折れを登り切るとユッタリ系となります。なかなか標高を上げない区間ですが、雰囲気が良いのでのんびり歩きましょう。新田山の方を見ると、登り返しの林道トラバース、土砂が崩れた跡が険悪に見えます。多分大丈夫なんだろうけど、正面からだと見た目が悪いなあ…。アマナ平の真ん中にある木陰で小休止。高松山に向かう先行者2名あり。


アマナ平を見下ろします


焼山北面台地と火打山


高松山への尾根  先行者2名が見えます

高松山は全層やひび割れが多いけど、登りに使う尾根だけはキレイです。尾根は裾広がりになってます。手頃な斜度の疎林斜面なので、ここ滑っても気持ちよさそう。尾根状になると半分登ったことになるのかな、少し休憩して最後の登りに備えます。すぐ先で先客2名が休憩中で先頭になりました。


休憩中の先行者と焼山


雪の砂漠って雰囲気

左に焼山&火打山の絶景を見ながらの贅沢な尾根歩き。登るにつれ北面台地を見下ろすようになります。尾根はやや細いけど、雪庇もほぼ落ちて尾根の真上を歩けます。斜度がきつくなると斜面を使って登ります。雪が程よく緩んでて、シールの食いも良好!山頂へは雪庇崩れの2メートルの段差あり。シールで挑戦したけど無理で、さすがにここは板脱ぎました。


快適な雪稜歩き!


その雪稜を振り返ります

高松山山頂は絶景なり!焼山&火打山が大迫力です。焼山北面台地の巨大滑り台が目の前に広がります。登ってる人が蟻のように見えますね〜。台地末端にはテントも張ってありました。この大展望を目の当たりにプシュ!そして、今日はコンビニで買っておいた蕎麦を頂きます。喉の乾く日には麺類は喉通りやすいし美味しいしで重宝します。


高松山山頂到着! 焼山と火打山

一ノ倉川に滑り込むつもりで登ってきましたが、なんだか疲れちゃいました。カチカチの林道九十九折れで太ももの筋肉使ってしまったようです。昨日少し走ったのも影響してるみたい。登り返したり、車を回収したりが面倒臭い…。このまま来た道を戻れば楽だろうなあ…と考え出したら、その気になってしまいました。登った尾根を滑るのも楽しそうだし…。


山頂からの鉾ヶ岳と水平線

さっき抜いた2人が登ってきました。こちらは余力十分のようで一ノ倉川へ。登り返してもう1本とかおっしゃってました。登って来た尾根を見下ろすと、中間付近に3人、その下さらに数名、樹林帯には団体さんも。高松山ってこんな人気あったんかいな。高松山に限らず、今朝の笹倉温泉の駐車場を見れば、山スキー人口自体が増えてる雰囲気がありますね。


昼闇山と一ノ倉川源頭

さて滑ります。登ってる時は無風快晴で暑かったけど、気温自体はそう上がってない感じ。雪も腐ってなくてやや堅め。気を抜くと暴走モードに入ります。板を押さえ付ける筋肉が疲れてて、制御不能に陥ります。こんなにすぐ疲れてたんじゃテレマークは厳しいなあ…。アルペンに戻ろうかなあ…とか考えながら滑っていました。下の方で斜度が緩み、これで気持ちよく滑れると思ったら、今度は急ブレーキの洗礼を…。元気な時にまた滑りたいと思いました。

アマナ平からは緩い登り返しが幾度となく現れます。ヨレヨレで笹倉温泉に帰還。まだ車がたくさん残ってます。そりゃまだ13時前だもんな…。笹倉温泉の日帰り入浴は800円(土日祝)と安くはないけど、駐車場代込みと考えると安いもんですな。もし笹倉温泉に止められないという事態になるとえらいこっちゃですから!


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