三田原山 山スキー



まだまだヤブが元気でしたが、軽い雪を楽しんできました!

これは大げさな図(ヤブ)

■2016年1月23日(土) ■妙高 三田原山 ■天気:くもり ■メンバー:まきchin隊、T世
 コースタイム 杉ノ原スキー場トップ(9:40)⇒三田原山2300m(11:00〜15)⇒林道(12:50)⇒スキー場(13:00)
■温泉:苗名の湯(450円) ■食事:家で宴会
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天気予報は降る降ると言うものの、なかなか雪が増えない今年の冬です。極端な暖冬は1月の1週目までで、それ以降はそれなりに寒いです。冬型も持続してます。なのに、雪が降ってくれません。強そうな寒波も来てるのに…。松本に30cmもいらないから、信越境にたくさん降ってもらいたかったな。そんな1月4回目の週末。雪はまだ少ないだろうと思いつつも、行くところがないので三田原山に行ってきました。ヤブと戯れる場面も多くありましたが、雪が良かったのが救い。それなりに楽しんできました。

■天気予報的には午前中が勝負!

今回はまきchin隊とウチとの家族対決企画?大人数の企画が多い中で、今回は控えめの4人。4人前後が楽しくて動きやすい人数ですね。妙高杉ノ原の駐車場で合流です。天気の傾向としては下り坂。今のところは高曇りで、白黒の世界ながら主な山はだいたい見えています。天気が悪くなる前に、なんとか逃げ切りたいところ。上のリフトがもう少し早く動いて欲しいよなあ…とか思っていたら、予定(9:30)より30分早く動き出してくれました。


スキー場トップで準備


三田原山入口


天気はパッとしませんが、いざ!


少し歩いてからから三田原山入口

■三田原山入口のブッシュは如何に・・・?

先週も杉ノ原のスキー場に来てて、三田原山への入口を見ています。笹が出てたりで入山意欲が削がれる光景でしたが、今週は少しだけマシになってました。昨日のと思われるトレースを拾いながら登ります。今日の一番手かと思っていたら、沢の対岸に先行者あり。その沢ですが、やっぱり雪が少ないです。いつもはU字谷なのに、今日はV字でした。

先週の三田原山入口です  だいぶ笹は減ってますね

■登る斜面もまだまだブッシュの勢いが・・・

高曇りだった空だけど、みるみる山の高さに雲が増殖。西の方の山は早くから雲の中に納まり、遠くの山々もだんだんと見えなくなります。そして、滑る時のランドマークにしたい黒姫山や高妻山にもとうとう…。雪があれば大きなジグザグで登っていけるんですが、今日はブッシュを縫って登るため、不規則なトレースになってしまいます。でもまあ、想定内の状況です。

最近は妙高にも外人さんが増えましたね。せっかく日本に来てもらってるのに、今シーズンは雪が少なくて可哀そう…。昨日?は前山に行ってたらしく『maeyama ridge is very very bush!』と言ってたのをまきchinが聞いていました。ワタクシもベリベリブッシュな前山は何度か経験しております。三田原山は稜線下のカンバ疎林は快適に滑れると踏んでの三田原当選です。ブナはヤブ覚悟…


天気のせいもあるけど、なんか暗い絵だなあ・・・


高曇りから山に雲がかかるように


渡渉する沢の対岸


低い木は普通の年なら埋まってます


2300m直下

■さて滑りますが、滑る斜面のブッシュは如何に・・・?

天気も良くないし、風も少しあるし、稜線まで登っても妙高本体見えないだろうし…ということで、稜線のすぐ下で登り終了とします。とりあえず、このカンバの疎林斜面は疎林です。ブッシュも少なめ。本日唯一の快適斜面の可能性大なので、悔いのないように滑りましょう!とは言っても、滑ってみたら、やっぱりブッシュはあるし段差はあるしで、雪不足は否めない感がありましたね。雪は底アリの軽いパウダーで、万人に優しい雪でした。

今日は池ノ峰へと続く尾根を辿ることとします。。ひとつ東側だと、最後の雪原に降りるとこが急斜面で、そこがベリベリブッシュだと降りるの大変かと思って…。まあまあ快適に滑れたのは2本分だけ。そのあとは薮をかいくぐりながら滑ります。時々濃密ブッシュに進路を阻まれることも。救いは雪が軽くて滑りやすかったこと。これで雪が悪かったらお手上げでございました。

いつもなら鬱陶しい中間部の針葉樹林帯。今日はオアシスのようでした。針葉樹の間はブッシュが少ないもんで…。おまけに雪が良いのでスイスイと!ただ、針葉樹林帯を抜けると、ヤブの濃密度が1ランクアップ!大股広げボーゲン多用。最後に雪原に降りるブナの斜面は、思いのほかブッシュが少なく、本日2番目の快適斜面となっておりました。終わりよければ全てヨシ!とはよく言ったもんで…。雪原に降りてからは、前日のトレースに乗って楽します。トレースなくても新雪は浅いので、それほど苦にはならない感じでした。天気が悪化する前に無事下山であります!山は無事だったけど、ゲレンデで降りるとこ間違えてもーた…。


滑り出しの斜面はまずまずの疎林


ブナの平坦地で中休止


林道まで降りてきました

■温泉、宴会、そして翌日は・・・

混んでるイメージしかない苗名の湯に行くと、なんとガランガラン!風呂から上がる頃にお客さん増えてきて、なんともラッキーな!温泉から出ると雪降ってました。よい時間に降りてこれました。このあと安曇野の我が家に戻って、長い長い宴会の始まり。翌日は荒れ模様の予報。宴会途中に中止が決定。3時までは飲んでたおぼろげな記憶あり。

翌日は朝からダラダラとし、旧四賀村の穴沢温泉へ。そして、上田の『こぶたや』で昼メシを食った後、まきchin隊と解散です。楽しい週末でした!





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