白馬乗鞍岳 南東面 山スキー



予報は微妙でしたが、南東面滑って自然園に降りました

南東面滑り出しより

■2016年1月30日(土) ■白馬乗鞍岳 ■天気:くもり 低いとこは雲海 ■メンバー:S本、M野、ask
 コースタイム 栂池ゴンドラ上(9:50)⇒成城大小屋(10:25〜40)⇒天狗原直下で穴掘り(11:15〜45)⇒天狗原(12:10〜35)⇒白馬乗鞍岳(13:10〜30)⇒栂池自然園(14:15〜50)⇒栂池スキー場トップ(15:25)
■温泉:大町市 上原の湯(400円) ■食事:我が家で宴会
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1月最後の週末は、昨シーズンに知り合った千葉のS本氏をお迎えしての山スキー&宴会企画。幹事はお馴染み?のM野氏。土曜日は白馬乗鞍岳に登って南東面を降り、日曜日は大草連からの大渚山往復です。土曜の夜はもちろん宴会!美味しい日本酒がたくさん!天気予報は良くなかったのに、蓋を開けてみれば土曜はまずまず、日曜はまさかの快晴!楽しい週末となりました。


■重っ苦しい空の中を出発です

悪い予報に諦めモードで、朝から温泉→昼間から宴会コースが濃厚かな…と思っていました。前日くらいから光が見え始め、当日の予報では、『雪は朝まで』…に。で、その雪は安曇野でも降ってまして、道が悪くて集合時間に着けず…。雪は既にやんでましたが、空は重たい感じの雲に覆われてます。上が抜けてることを期待して出発です。栂池はリフト券売り場が混んでて、毎度毎度ウンザリします。

林道が折り返すところで出発準備。出発準備中の人が溜まっていましたが、ほぼ外国からの人たち。日本人は予報悪いから渋ったかな?スキー場トップで雲の上に出るか出ないかの高さ。一瞬だけ雲海の水面から上に出たけど、しばらくは雲の中の時間が続きます。白馬の街からは雲の隙間に白馬乗鞍岳が見えていたので、どこで抜けるかだな。2週間前にもこの林道歩きました。林道の法面にはまだ笹が出ていました。今日は笹は隠れてるので、それなりに積雪の上積みはあるようです。


成城大小屋までは雲海の中


天狗原の登りで雲海の上へ


雲海の上も曇り空・・・

■天狗原下の斜面でプチ雪崩講習

成城大小屋から針葉樹を縫うように進みます。遅ればせながらも雪が増えてきましたね。ここらで雲海の水面から上に出ました。ただ、高いとこにも雲はあってサンドイッチ状態です。気温は低くないと思うけど、見た目が寒いですね…。白黒の世界の中でM野氏のウェアが映えます。雪は低気圧の雪のわりには軽め。

天狗原直下の斜面で穴掘りします。本日のメンバーでありますS本氏は雪崩講習の先生で、今回の幹事を務めるM野氏はその生徒…という関係。手際よく掘ってプチ講習。前日は標高2000mでも雨だったみたい。その雨が雪に変わって、新たに40センチほどの積雪となりました。性質の違う雪が降って気持ち悪い感じですが、意外と大丈夫なようでした。

雪崩に関しては、まじめに勉強していた時期もありました。最近ではパウダー狙って大きな斜面を滑ることは少なく、パウダー滑りたい欲もそんなになく、雪崩の勉強からは遠ざかり気味。雪を掘ること以外で得られる情報には敏感でいようとは努めていますが…。今回をキッカケに真面目にやるかな…と思ったりして。


天狗原を見下ろします


ハクノリ大斜面では青空も


さて、どこを滑りましょうか・・・


出発準備 風は弱め

■ハクノリ南東斜面を滑って栂池自然園へ

さて、てっきり普通に東面を滑ると思ってたら、南東面から自然園に滑り込むそうな。ここはテレマーク始めた年に滑って以来となります。下手な上に、極細板で必死で降りた記憶アリ!今回は重めの雪だったけど、多少は上手くなってて板も広め。楽しめる境地にはなってます。ここは前半がやや急で大きな斜面、後半は変化に富んだ地形が楽しいです。斜面が楽しいぶん、雪崩の判断が難しいところですね。


滑り出しです  日本海側の方が天気いい


見えてる平らは天狗原


ひと滑りして

■ガスガスの中を栂池スキー場へ

自然園からは林道に戻らずに、そのまま下の斜面へ。雲海に突入してガッスガスで様子がよくわからない…。少し前に滑っていったツアーと思われるトレースを追いながら下ります。ハンノキの途中に出ると思ったら、左へ左へと振り、結局はロープウェイ下に戻ることに。まだまだ雪が少なくて、谷が埋まり切ってないのかな。視界も悪いしね。無事スキー場に帰還した後は、毎度毎度の修行です。長い長いゲレンデ滑りでヨレヨレに…。


滑ってきた斜面


自然園は雲の中

温泉は大町へ。白馬は芋洗いはおろか、芋洗いの芋にもなれなかった苦い体験あり。混んでて湯舟にも入れなかったのでした。ま、混み具合は温泉にもよるでしょうけど。大町の中でも空いてる上原の湯へ。地元率高いです。このあと安曇野の我が家で宴会へと流れ込むのであります。





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