大渚山 山スキー 大草連より往復



思いがけず良いお天気に!雪思った通りの激重雪!

大渚山の山頂にて

■2016年1月31日(日) ■頸城 大渚山 ■天気:くもりのち晴れ ■メンバー:S本、M野、N井、ask
 コースタイム 大草連(9:20)⇒雪原(10:00)⇒1300m休憩(11:10〜25)⇒大渚山(12:15〜13:00)⇒大草連(14:00)
■温泉:山田旅館(500円) ■食事:家
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千葉のS本氏を招いての企画、2日目。初日ははくのり南東面でやや重ながらパウダーを楽しみ、夜は楽しい宴会と相成りました。我が家で宴会をした翌日は、中止になる確率が極めて高いけど、今日はちゃんと行ってきました大渚山へ。それもこれも、日帰り参加のN井氏がいたからこそ。大荒れの天気ならまだしも、宴会疲れで中止ってわけにはいきませんからね…。

■ハプニングもありつつ、雪の少ない大草連へ

天気は弱い冬型。雪は朝までの予定。少しは降ってリセットされたかな。朝8時に小谷のローソンで待ち合わせにしていたところ、日帰り参加のN井氏より『シール忘れた…』の連絡あり。シール調達は困難なので、岩岳でスノーシューをレンタルして持って行きます。今日はスキー背負ってスノーシューで登っていただきましょう。

大草連の取り付きで車を集約して、いつもの除雪終点へ。先客は2台です。天気は明るい曇り空で、チラチラと雪が舞う程度。3日前に赤禿山に登った帰りに、ここ大草連には偵察に来ています。金曜から土曜にかけての雪で、少しだけですが厚みが増したような。それでも例年と比較するが困難なほどの少なさであります。

残念ながら夕べのうちに積雪の上積みはないようです。一歩板を雪に踏み入れると、シュボーッと湿り気感たっぷりの感触。これは帰りは大変なことになりそうな予感。シールの効きは抜群ですけどね…。車道を進んで普段なら雪原のとこまで行ってみます。3日前と変化なしですな。灌木がボーボーと生えています。素直に登りトレースまで戻ればいいものを、自分でトレース付けてたら、ややこしいとこを登る羽目に…。


大草連の雪壁はひと跨ぎ


いつもなら雪原のとこ 今年はモジャモジャ


いつの間にやら晴れてきた!


樹氷エリアの始まり〜

■いつの間にか晴れてきて樹氷の花が真っ盛り!

登りトレースのある台地状に復帰してひと休み。いつの間にか空は真っ青に!雪も天気も悪いでは良いとこナシだけど、天気には何とか恵まれそうです。タラタラと登っていきます。今年のキーワードとなりつつある『薮』ですが、登ることに関しては問題はほぼナシ。滑ることに関しては問題ありそうだけど、滑る時に考えよう!

山頂直下からは樹氷がとってもキレイでした。青空に映えてます!頑張って宴会の翌日に登って来た甲斐がありました。大渚山も鍋倉ほどではないけど、樹氷率は高いです。鍋倉ほどブナは立派ではないけど…。大渚山の中でも、このルート沿いのブナ林は林相イマイチかな。鎌池周辺やタケノコ下の台地のブナは立派です。あそこらへんのブナが樹氷になったら、相当キレイです。


■大渚山の頂稜もほぼ快晴!

大渚山の長い頂稜に到着です。真っ白な頂稜に、今年は灌木が混じっています。西の端っこには展望台も雪から出ています。そういえば、登り上げるとこに雪庇の欠片もないなあ…。そういえば、直下のブナはいつもより背が高いように感じたなあ。雪原のとこで2〜3m足りないと感じたので、上の方だとさらに足らないんでしょうかね。

北アルプスは雲の中に隠れてるけど、その他はほぼ見えてるかな。大渚山の展望はいいなあと感じますが、やっぱりこの長い頂稜がミソなんだろうな。頂稜の先に見える北アルプスだったり、頸城の山々だったりが。あとは雨飾山。カッコイイ角度ですんで。しかも、今日はブナの樹氷越しとなっておりまして、カッコよさが際立っています。


大渚山の頂稜に到着です


今日も雨飾山はカッコイイ!


頂稜の西端に展望台が見えています


雨飾山


金山&天狗原山


人は結構入ってますね


写真撮りまくり〜


記念写真!


懲りずに雨飾山


いつの間にか雲が・・・・

■滑りは修行 大難儀山です

山頂でマッタリして、いよいよ修行の時間です。ひと滑り目から困っちゃいます…。どこを掻い潜っていこうか…。どんな雪なのかもわからないし…。ま、雪は大渚山南面名物の激重雪でしたけど。ブナが低い区間が終わると少しマシになりました。降りるにつれブナが太くなります。樹間も開きますが、間にある灌木が濃かったり薄かったり…。続けて長く滑れるとこは少なかったです。修行なんですが、楽しいです。

最後にあがいてみるか。南面の台地から東側の雪原(今日は雪原ではない)に降りる斜面はパウダー率高いです。ヤブの薄いラインを狙って滑り込んでみます。ちょっと重いけど、ギリギリ新雪といえる雪。ヤブもあまりなく、今日の中でダントツ一番長く滑れました。最後の止まるとこでコケたけど…。最後に雪原に出るとこで、ヤブと小川の渡渉で少し苦労。普通に降りた方が楽だったと思うけど、1本気持ちの良いのを滑れてよかった。

林道ジェットコースターの後、登ってきた小道や段々畑を降りるのは、このクソ重雪では厳しい…。大外周りの車道を降りよう。今年は雪が少ないので車道が明瞭です。途中で左にそれて、登りのトレースに合流したかったけど、水路が渡れずに下まで降りました。下まで降りたんだし、車道を歩いて車を取に行くべ!ま、5分もかからないので、たいして苦にはなりません。

 
シールを忘れた人

温泉はS本さん御用達、情緒たっぷりの山田旅館へ。いつ以来だろ…?入浴後はS本さん御用達の石川商店に立ち寄ります。ボクは買わなかったけど、地酒の品揃えが豊富。そして、ここで解散となりました。山に宴会に楽しい週末でした!





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