磐梯山 山スキー(途中まで)



猪苗代スキー場から黄金清水の下まで


沼ノ平を進みます

■2016年2月19日(金) ■東北 磐梯山 ■天気:快晴!のちくもり一時雪 ■メンバー:T世
 コースタイム 猪苗代スキー場トップ(9:30)⇒赤埴山(10:25)⇒黄金清水下(11:20〜35)⇒猪苗代スキー場(12:50)
■温泉:保健福祉センター 夢の森(300円)  ■食事:喜多方ラーメン あべ食堂、喜一、一平  山形肉そば かつら
山スキーの記録 ◇日付け順リスト 山域別リスト ◇山スキーマップ ◇山スキー動画(You Tube)

スキーで磐梯山を目指しましたが、天気が悪くなってきたので、途中で引き返してきました。磐梯山は今まで2回登っています。1回目は春先。山頂は雲の中で風ビュービュー。2回目は昨年の秋。晴れ予報だったけど、空気がモヤモヤしてて視界不良。辛うじて猪苗代湖が見えた程度。3度目の今回は冬に狙います。晴れ予報でしたが天候急変で返り討ちに遭いました。なかなかうまくいかない磐梯山であります。今回は喜多方ラーメンを食べに行ったようなもんでした…。


もちろん左が北です!

2月も中旬になると春の嵐がやってきます。よりによって、2週続けて土日めがけてやってきました。金曜に休みを足して3連休にして、東北遠征を企てていましたが、なんだかなあ…って感じで。気温が上がって雨なので、スキーは厳しい感じです。それでも金曜日は何とかなりそうなので、磐梯山の一本釣りで出掛けることにしました。天気悪かったら観光観光!

■猪苗代スキー場から磐梯山を目指します

安曇野を3時過ぎに出発。雪がないので順調に進み、8時過ぎに猪苗代スキー場到着です。今日は山形以北が天気悪い予報。磐梯山はどうかな…と心配してましたが、朝からスカッと晴れています!はやま第一クワッドとはやま第4をつないでスキー場トップへ。ミネロ側の方が高いとこまで行くけど、リフト始発が30分遅いのではやま側採用です。結局のところ赤埴山でミネロからの人と出くわしたので、どっちが早いとも言えないかな。登りはミネロ側が楽だけど、帰りに赤埴山をショートカットできないのが難点…


朝のゲレンデ  快晴です!


まずはゲレンデ登り


猪苗代湖を見下ろす感じがいいですね〜

■スキー場トップから赤埴山へ

登山計画書を書かされて出発。スキーの先行者1名ありです。ゲレンデ歩きが結構長い…。でも、振り返った時の猪苗代湖の大パノラマが素晴らしい!このパノラマを磐梯山山頂から見たくて来たんだけど、ここからでも十分ですわ…。稜線が近くなったところでゲレンデを離れます。雪は悪いわ少ないわ、木は密に生えてて帰りが大変そう…。

尾根に出ると風が強いですね〜。木の間を縫うように登っていきます。ところどころ開けたところでは大パノラマが!安達太良山に那須の山々に南会津の山々…。磐梯山はどんどん近くなってきます。その磐梯山には少し雲がかかるように。そして、少しだった雲がみるみる増殖していきます。う〜〜ん、嫌な予感…。赤埴山直下でミネロからのスキー3人組と合流。

赤埴山の少し手前で雪が切れてて、10メートルくらい?板を手に持って登ります。その先はずっとつながっていました。赤埴山まで登ると、北の方の展望が少し得られます。櫛ヶ峰とその先に吾妻山が見えるわけですが、吾妻山はすでに分厚い雲の中に入ってしまってます。朝はスッキリ見えてたのにね…。磐梯山にかかる雲も増えてきてるので、吾妻山と同じ運命をたどるのか…?赤埴山は展望良いピークだったけど、風が強くて長居できん…。


尾根に出たとこ  少し雲が・・・


赤埴山目指して尾根を進みます


赤埴山直下 雲が増えてきた


猪苗代湖をバックに赤埴山へ


赤埴山  雲が・・・

■赤埴山から沼ノ平へと・・・

さて、沼ノ平に向かって下るわけですが、意外と細い尾根です。地図通りといえば地図通り。シール着けたままで難儀するかと思ったけど、わりと樹林の隙間が広くて助かりました。下り切ったところが、ミミズのような細長い池のほとり。ここで先行の1+3名の皆様は、直で磐梯山山頂に登る尾根に取り付いていきます。そっちが主流なのかな…?最短だからか!

ボクらは沼ノ平経由で山頂目指します。確かに大回りにはなりますが、雪原みたいなとこをシャーシャーと歩くのも山スキーの楽しみの一つであります。下山をこの最短尾根にすれば、キレイな周回コースになりますね。今回の目的の一つに沼ノ平からの磐梯山の眺めというのがありました。辛うじて達成ということにしますか…。雲が増えてて、既に山頂を覆うようになってますが、薄くなった時に山頂っぽいのが見えましたので。

風もビュービュー吹いてるし、これ以上悪くなったら山頂は無理だな。…というか、行くだけ無駄。沼ノ平を横断中に天候は悪化。ついには空全体が雲に覆われ、小雪が舞うようにまでなってしまいました。どこで引き返しても良い雰囲気です…。でも、せっかくだから1本滑っておこう!見えてる中で快適そうな斜面を登ります。櫛ヶ峰との稜線まで登り上げました。黄金清水の一段下ってことになりますね。


赤埴山の下り


櫛ヶ峰


赤埴山


沼ノ平を進みます


しっかり晴れててくれればなあ・・・


雲が薄くなったスキに磐梯山が見えました


有毒ガスが出てるとこかな


とりあえずこの斜面を登ります


斜面はいいんですけどね・・・

■滑る斜面はモナカで難儀・・・

稜線の向こう側を覗いてみるとすごい崖!荒々しい火口壁?となっております。眼下には真っ白な銅沼。そして、裏磐梯の湖沼群も薄らと見えています。登ってる時からわかってましたが、滑る斜面はモナカです。表面の皮はバリバリ&中身はフカフカでないだけマシかな。しっとり皮のモナカでした。ま、ちゃんと滑れないんですけどね。ひと滑りで沼ノ平の平地です。

再びシールを貼って沼ノ平を横断。沼ノ平といっても、緩やかな起伏が連続するので、シールなしでは苦労しそうです。風が強いので往きのトレースはほぼ消えてます。視界がなくなるとイヤなので、消えかけたトレースを探しながら戻りました。赤埴山トラバースの分岐。無難に往路を辿って赤埴山に登るか、それとも夏道トラバースにチャレンジか…。チャレンジしてみましたが、多分成功でした。地図だと下り気味になってるけど、滑れる感じではなかったのでシールのままで正解でした。あとは雪が少なくて木が多い、ややこしい尾根をだましだまし滑ってゲレンデに帰還です。


山頂方面


銅沼が薄っすら見えます

山で滑れなかったぶんをスキー場で滑りましょう!ここは猪苗代湖に向かって滑る感じが最高ですね!とくにリフトより上の圧雪区間は、誰も滑ってないので快適快適!…なんですが、ビンディングに少々不具合が生じまして。左足の内側のバネがおかしくなって、左右のテンションが均等でない状態に。踵を上げると板の向きが変わってしまいます。山では違和感ありありでしたが、ゲレンデだと何とか大丈夫。あと二日あるけど、ごまかしながら滑るってもんかな。


番外編

■2月19日

下山して喜多方へ。もちろんラーメン。15時までの『はせ川』に行くも、30分前で既に閉店。同じく15時までの『あべ食堂』は開いてて良かった!駅の観光案内所で情報収集し、喜多方の街を歩いて観光。喜多方道の駅の温泉は3月末まで工事で休業。仕方なく熱塩温泉『夢の里』へ。


あべ食堂


田原屋できんつば?

■2月20日

今日は午後から荒れ模様の予定。朝は高曇りだけど、山に行く気のする空でもない。まずは朝ラー!『喜一』はとっても美味しかったです。朝飲むスープは喉にしみますね。満腹後は喜多方の三ノ倉スキー場へ。半日券が1500円とリーズナブル!コースは5本くらいあるので間はもちました。気温が高くてシャバ雪。足首の引き付けと、地面を捕まえることを意識。

お昼まで滑って、そのあと寒河江に向かいます。もちろん肉そば。今回は『かつら』へ。喜多方にとんぼ返りして、翌日に備えます。


朝ラーは喜一


とっても美味しかったです!


三ノ倉スキー場へ


広くてきれいな食堂でした


喜多方から寒河江へ


肉そばはかつら

■2月21日

朝から雨と風で気温が高い…。今日も山はナシですな。…ということで朝ラー!今朝は『一平』へ。ここは麺がとても美味しかったです。そして、チンタラと安曇野に向けて車を走らせました。山は磐梯山のみで、しかも途中撤退。この3日間の東北遠征はラーメンを食いに行ったようなもんでした。


今日の朝ラーは一平ちゃん


朝から飲む汁は喉にしみます!






山登りのページ 山登りのページ
山登りのページ −ぶなぱう−

ぶなぱう ホーム
ぶなぱう速報
山行記録(年度別)
山行記録(山域別)
山スキーの記録
沢登りの記録
北アルプス全山縦走
南アルプス全山縦走
いろんな百名山
北海道100日登山
You Tuube
リンク
プロフィール
メール