稲倉岳 山スキー



稲倉岳は鳥海山の展望がすこぶる良好です!


稲倉岳より御浜小屋付近かな?


2016年春分の日の連休は3泊4日で東北スキーツアー!

2016年3月の春分の日3連休は、金曜日に休みを1日くっつけて4連休に。東北山スキーの旅に出掛けました。@稲倉岳、A網張温泉から姥倉山&犬倉山&鎌倉森、B下倉スキー場から源太ヶ岳へ。3つとも初めて登る山。微妙な予報で行こうか迷ったんですが、3つ登れたので行ってよかったです。

温泉 食事 車中泊
3/18(金)  稲倉岳  湯ノ台温泉  酒田市
 鶴泉荘(300円)  満月(酒田ラーメン)  道の駅 三川
晴れ時々くもり
3/19(土)  なし  雫石町  中山町
 道の駅 あねっこ(510円)  そば処 あおば  道の駅 あねっこ(雫石)
雨のちくもり
3/20(日) 姥倉山、犬倉山、鎌倉森    盛岡市
 ゆこたんの森(600円)  ちーたん(じゃじゃ麺)  道の駅 にしね
くもり時々晴れ
3/22(祝)  源太ヶ岳  八幡平温泉館
 森乃湯(500円)
晴れのち雪



■2016年3月18日(金) ■東北 稲倉岳 ■天気:晴れのち時々曇り ■メンバー:T世
 コースタイム 横岡除雪終点(7:40)⇒656mポコ(9:20〜30)⇒稲倉岳(11:55〜12:25)⇒656mポコ(13:10)⇒横岡除雪終点(13:40)


もちろん左が北です

■ギリギリ林道はシールでスタートできました

4連休初日は鳥海山の裾の一部であります稲倉岳へ。まあまあ遠いので、我が家には珍しく前夜発。約6時間で道の駅鳥海まで行って仮眠。よい季節の週末はダダ混みになるんですが、3月の平日は同業者ほとんどいませんでした。翌朝、横岡集落の除雪終点を目指します。なんだかナビの調子が悪く、集落内の道も複雑でかなりウロウロしてしまいました。さすがに平日ということで同業者はナシ…と思ったら、準備中に地元ナンバーの車がやってきました。


横岡集落の除雪終点


雪はなんとかありました!


七曲手前の広いところ


七曲は下半分は道を辿ります


ところどころ雪が切れかけていました

■656m台地から本格的な稲倉岳北斜面

七曲りの急坂から台地に登り上げると、ロケーションが良くなります。気持ちの良い広葉樹の林が広がっています。でも、雪が少ないんだろうなってのは一目瞭然です。普段だったら埋まってそうな、斜めに生えた木がたくさん雪から出ています。モジャモジャしててスッキリ感に欠けますね。しばらく道をたどると用水路のようなのが出てきます。それを渡って656mのポコへ。この登りは結構ブッシュがうるさかったです。

656mのポコに出ると、目指す稲倉岳とそこに続く斜面を一望できます。山頂の遠いこと遠いこと…。稲倉岳の北斜面は焼山の北面台地とか、浅草岳の早坂尾根を想像していました。実際に見てみると、そこまでキレイな滑り台ではなかったです。上半分はキレイ!やや白みがかってはいますが、今のところは晴れと言える空。明日にかけて下り坂とうことです。山頂に着くまで何とかこのレベルを保って欲しいものです。


七曲を登って台地に出るとロケーション良くなります!


稲倉岳が見えてまいりました!


656mのポコより  稲倉岳は遠い・・・


振り向けば日本海


飛行機が左カーブ!

■いいとこなんだけど長いので飽きてきます・・・

ここまで平坦地が多くて高さが稼げませんでした。656mポコからは着実に高度を上げます。急傾斜ではないけど、直登でズンズン登るので効率いいですね。ただ長いのなんの…。途中で飽きてきました。若い細めのブナが密に生えていて、いい感じの林って感じではないです。鳥海の山麓には立派なブナがないのは気のせい…?山自体が若いのかなあ…?

小尾根の裏で風をしのぎながら最後の休憩。あと300m弱かな。…と思ったあたりから、西から怪しげな雲が…。鳥海山の上空を這うように雲が流れていきます。登ってる時は鳥海山は見えないので、雲がかかってるかどうか不明。山頂に着いた時、山頂が雲の中だったらショックだなあ…。気が気じゃないので、思わずピッチが上がります。雲は増殖中なので、一瞬でも早く山頂に着きたい!


双子のようなブナ


これはまだ山頂ではありません・・・


チラッと新山が・・・


めっちゃ広い一枚バーン!


変な雲が出てきました


帰りはこれを滑ります!

■稲倉岳山頂は鳥海山の展望スゴイです!

山頂に着いたら心配ご無用で、雲は鳥海山の少し上を這うように流れていました。そして、目の前は絶景なり〜!なんですかね、この鳥越川のクソ広い源頭部は…。新山から見下ろしてもスゴイし、鳥越川を登りながらでもスゴイと感じます。稲倉岳はまさにその展望台という位置にあり、凄くスゴイとしか表現できませんわ…。

鳥越川の源頭部もスゴイんですけど、鉾立から御浜小屋、蟻の戸渡にかけての、奈曽川に削られた崖の景色もスゴイ!なだらかな台地と崖のギャップがスゴイんだろうな。そして、今日はまた出ている雲が芸術的でして…。その芸術的な雲が強風で流されています。雲の影が台地に写るのがまた芸術的で…。うっとり眺めたり、動画撮ったり、しばし鳥海山ショータイムを堪能しました。


稲倉岳山頂からの鳥海山  鳥越川の源頭がスゴイです!


稲倉岳山頂から崖下を見下ろします


鉾立あたりかなあ・・・?


蟻の戸渡


ポツリと見えるのは御浜小屋かなあ・・・


少し遅れてT世さん山頂へ


新山アップ!

■稲倉岳滑り台を滑ります!

さて、滑りも期待できるかな?しばらくは滑っても滑っても景色が変わらない、真っ白な大斜面が続きます。まあ、登りも長かったですからね。概ね雪質は良好なんですが、時々シュカブラや段差が出てきて飛ばされます。海を見ながらの滑りがたまりません!ブナが出始める頃から雪が緩んで、雪面に吸い付かれるように。テレマークは前転注意報ですな。

若いブナの密林地帯は偶然にも回避。左隣の疎林の尾根に引き込まれました。動画を撮りながら降りたにもかかわらず、下りはやっぱり早いです。656mのポコで稲倉岳は見納め。あとは車道?に沿って降りるだけ。途中で1度、終点直前に1度板をはずして通過です。大斜面も楽しいけど、チマチマと障害物を避けながら滑るのも楽しいです。

■稲倉岳から降りて・・・

温泉は至近にある鶴泉荘へ。安くていいですね(300円)。夕食は酒田ラーメンへ。満月という店に行ってみました。酒田ラーメン=ワンタンメンなんですかね?この日は道の駅三川で車中泊です。

翌日土曜日は雨予報なので山はナシ。温泉とグルメかな…の前に、登山口偵察でもしておきましょう。北月山荘に向うも、あと4キロのところで除雪終わってました。この付近で2m弱の積雪があるので、他と比べるとかなり多いと感じました。そして大井沢へ。赤見堂の取り付き偵察です。車どこに止めるんだろう・・・?最後は畑集落へ。4月から開通予定が、雪が少ないためか既に開通していました。

そして河北町に移動し、まー君、まきchin隊と合流して名物の肉そばを食べます。今回はそば処あおばへ。このあと皆さんと別れ、下道でチンタラと岩手まで北上。今宵の宿は雫石の道の駅あねっこです。温泉もここで済ませました。夕食はコンビニで適当に・・・。以上、山を降りてからの覚え書きでした。


里から見る稲倉岳と新山





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