栂池自然園周辺 山スキー



船越の頭の一段下から雁股池の一段上まで


杓子岳をバックに!

■2016年4月23日(土) ■北アルプス 後立山連峰 ■天気:晴れのちくもり ■メンバー:T世
 コースタイム 栂池ヒュッテ(9:15)⇒2440m(11:30〜50)⇒1820m雪原(12:10〜40)⇒栂池ヒュッテ(14:00)⇒栂池ゴンドラ駅(14:30)
■温泉:大町温泉郷 黒部観光ホテル(温泉手形にて)  ■食事:家
山スキーの記録 ◇日付け順リスト 山域別リスト ◇山スキーマップ ◇山スキー動画(You Tube)

GWの前の週というと、例年だとあっちやこっちや行く場所に困ることはないです。どこに行こうか困るくらい。今年は雪が少ないので、スキーできる場所が限られてきます(何度書いたフレーズでしょう…)。しばらくは東北に通ったりしていましたが、今週は久しぶりに近場へ。3月に栂池の池巡りをした時のダイジェスト版です。栂池自然園を突っ切るので横移動が多いんですが、滑る斜面は変化に富んでて、手頃な斜度が長く続く楽しいとこです。

7時前に安曇野を出発。白馬に向かうスキー車はもう少ないです。栂池の駐車場もガラガラ。栂池はこのへんの数少ない滑れる場所だと思うんですけどね…。今日から乗鞍のバスが動いたから、みなさんそっちに行ったのかも…。まあ、人が少ないのはありがたいことです。ゲレンデの雪は下の方は皆無。ハンノキ上部と栂の森が滑走可ですが、ゲレンデはだいぶ土が出てて悲惨な状態です。GW最後までもつんかいな…?

■まずは栂池自然園を突っ切って

ちょっと出遅れて、3便目のロープウェイでしたが、お客さんは少ないですね〜。上の駅でのレクチャーによると、金山沢は渡渉不可、蓮華温泉に行くのも振子沢はダメで、白馬大池経由。まあ、お客さん少ないのもわからないでもないですな。今のところ天気は晴れ。意外と空気は澄んでます。午後は下り坂っぽい。

まずは栂池自然園を突っ切ります。遠くまで見晴らせるんですけど、人は疎らです。疎らじゃないのが灌木。自然園自体がヤブっぽい感じです。普段の年がどんなもんだかわからないですが、もう少しスッキリしてるんじゃないかと思われます。


栂池ヒュッテ


栂池自然園


船越ノ頭へと進みます


登ってきた方を振り返ります

■船越ノ頭からの尾根へ どこまで登りましょ・・・

船越ノ頭から派生する小尾根に乗ると、迫力ある白馬三山を望みながらの登り。普通なら稜線までは登るとこだけど、今日は下の方をたくさん滑りたい。稜線からの斜面が極上なのは間違いないけど、疲れそうなので2450m付近でやめときます。ロケーション抜群の場所で滑降モードに。八方尾根の北面はわりと雪が残ってますね。


船越ノ頭から派生する尾根に乗っかります


金山沢源頭の大斜面!


白馬三山や唐松岳を左に見ながら


どこまで登ろうか・・・


これから滑る斜面


ここから滑ります

■雁股池を目指して滑ります

滑るのは約2450mから1820mまでの約600m。数字的にはたいしたことないけど、ずっと楽しめる斜面が続きます。緩急があったり、うねっていたりと飽きません。位置的には金山沢の左岸台地とでも言えるかな。最後はU字谷に入って振子滑りです。U字谷からいきなり大雪原に出て、目の前に白馬三山がドカーン!この雪原で景色見ながらビール休憩!

今日はテレマークじゃなくてアルペン。2004年以来のアルペンです。今年滑ったのはゲレンデ少しと、山は元日に行ったハクノリのみ。いきなり本番!って感じ。コツがわかりかける頃には下に着きました。アルペンは足元安定してるので、多少スピード出てても安心感ありますね。ただ、テレマークで悪戦苦闘するのも楽しいです。

■グルッと周って栂池自然園へと戻ります

この雪原から自然園に戻るには、正面が崖なので回り込むことになります。たまたま前回の池巡りで一段上の池に行ったので、そこを足掛かりに自然園に戻りました。あと1週間遅かったら雪不足で不可だったかもです。その場合は滑ったとこ登ってからトラバースかな。戻るには距離はそこそこありますが、標高差は少ないので楽ですね。自然園からはいつもの林道でスキー場に戻ります。雪が少ないです…。GW後半は帰りもロープウェイかも…


1820mの雪原 夏はどうなってるんだろう?


栂池自然園に戻ります


3月にも来た池


自然園に着く頃にはすっかり曇ってしまいました・・・





山登りのページ 山登りのページ
山登りのページ −ぶなぱう−

ぶなぱう ホーム
ぶなぱう速報
山行記録(年度別)
山行記録(山域別)
山スキーの記録
沢登りの記録
北アルプス全山縦走
南アルプス全山縦走
いろんな百名山
北海道100日登山
You Tuube
リンク
プロフィール
メール