祝瓶山 紅葉ハイキング祝瓶山荘から周回ルートで 祝瓶山山頂から下るところ
朝日連峰の南端にある祝瓶山に登ってきました。三角錐の端正な岩山です。はじめて見た時は「しゅくべさん」て読むんかなと思ったら、そのまんまで「いわいがめやま」でした。いずれにしても縁起の良さそうな名前ですね。紅葉の方はちょっと早いかなってとこでしたが、天気が最高級の秋晴れ!祝瓶山の眺めもよく、祝瓶山からの眺めもよかったです。 きのうの鬼ヶ面山&浅草岳から北上し、いいでの道の駅で車中泊。5時に起きて登山口に向かいます。登山口は祝瓶山荘。そこから周回コースを辿る予定。登山口に向かう途中の木地山ダムからは、これから登る祝瓶山の雄姿が…。カッコいい山ですな〜。ダムの先で一般車進入禁止となり、そこからダートとなります。しばらくで祝瓶山荘。一段下に駐車スペースあり。先客は1台のみと、少々拍子抜けでありました。いい季節なのに人気ないのか… ■祝瓶山荘から桑住平までは川沿いで平坦天気は文句なしの快晴!林道の続きを歩きますが、すぐに車が通れなくなる道に。桑住平までは野川沿いに進みます。ほぼ平坦なのかと思いきや、ちょこちょこ高巻きがあって意外とアップダウンが多い。帰りが思いやられるなあ…。桑住平は細くて背の高い木の林になってて、なんだか雰囲気の良いところでした。
■祝瓶山に向けて灌木と展望の尾根登り桑住平の分岐を左に折れ、何度か小沢を渡ります。ここらへんの林の雰囲気が最高。紅葉が見頃だったら、さぞかしすごかっただろうなと想像できます。すぐに尾根地形になり、植生も灌木になります。灌木なので展望が開けてます。時折、祝瓶山の山頂も見えてます。ほんと三角錐の尖った山でカッコいいです。山頂下のスラブはなかなか迫力ありますね。 灌木帯なので日差しを遮るものはないです。朝は冷え込んだけど、後ろからの日差しが強いですね〜。紅葉の方は3〜5分咲きってとこかな。まだまだこれからって感じだけど、日差しがあって青空なので、紅葉進んでなくても映えます。登るにつれて展望が広がります。大玉山の後ろに朝日連峰の主峰群も見え始めます。大朝日岳から西朝日岳にかけてかな。
■祝瓶山山頂は展望すこぶる良好!山頂までもう少しというところで、大きく左に回り込みます。直では登れないんだろうな…。回り込むと吾妻連峰も見えてきました。高度感のあるスラブを登ったら、ひょっこりと山頂に着きました。山頂には大勢の人がいてビックリ!…と思ったら、秋田からの団体さんでした。その他には誰もいなかったです。 祝瓶山の山頂は展望がすこぶる良好!朝日連峰の南端にあるだけに、朝日連峰の眺めが最高です。北端の以東岳までクッキリ見えています。ここから以東岳まで縦走したいなと思いました。左に目をやれば飯豊連峰、そして吾妻連峰。その左は蔵王とかになるんだろうけど、東北の山はあまり馴染みがないからよくわからん…。紅葉はといいますと、全体的には低調…。ただ、祝瓶山の北側は一部鮮やかに染まった部分あり。ちょうど下山ルートになってるので楽しみ。
■下山は赤鼻経由で祝瓶山南東の尾根を登り、下りは北東の尾根です。こっちの方が多少紅葉が進んでる感じ。景色としての紅葉は下りながらのほうがキレイだから、そう感じるだけかもしれませんが…。振り返ると祝瓶山。登りの時に見た山容とはちょっと違います。祝瓶山の眺めより、その北にある一ノ塔の迫力がすごかった。ヒダヒダの岸壁が!ここが真っ赤に染まったら凄いだろうなと思いました。
■赤鼻で稜線を離れて急下りの尾根へそうこうしているうちに赤鼻への登り返し。50mくらいの登りと踏んでいたけど、なんか随分と長かったな。結構疲れました。赤鼻の分岐でひと休みして、最後の下りに備えます。その最後の下りは、下り出しが急なこと!今回の中で一番急だったかも。この急降下が結構長く続きました。傾斜が緩んで川に降りつくと、そこが桑住平。祝瓶山荘まで〜の平坦区間はやっぱり長く感じた…。駐車場は車が4、5台に増えていました。
■下山後は少しだけ足を延ばして・・・少し遠回りになるけど、龍上海でラーメンを食べようと南陽市へ。赤湯温泉の本店より少し近い宮内支店というところに行きました。民家を改造したような簡素な店舗。麺が変わった味で美味しかった。温泉に入りそびれ、新潟県に入って関川村の道の駅にある温泉までオアズケとなりました。
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