初冬の黒百合ヒュッテ
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今年は北アルプスだけでなく、八ヶ岳も冬の訪れが早いようです |
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山域 |
北八ヶ岳 |
山行日時 |
2002年12月8日(日) |
天気 |
くもり時々雪 |
登山形態 |
積雪期 一般道 |
メンバー |
T世 |
行程 |
渋の湯⇒中山峠⇒渋の湯 |
温泉 |
信濃毎日新聞 信州日帰り温泉機構 諏訪地区 |
この土日はもともとI波さん、H口さんと中央アルプスの南駒ケ岳に行く予定だった。しかし、週末はカミ雪が降る予報が出ていた。となると、中央アルプスはかなりの影響を受けるはず。前日の夜に首謀者のI波さんから電話がかかってきて、あえなく中止となった。
土曜日はおとなしくしていたが、二日続けておとなしくするのもなんなので、北八ツにでも出掛けることにした。黒百合ヒュッテあたりなら、嵐になっても悲惨な目に遭うことはないだろう。I波さん、H口さんを誘ってみるが、天気が悪いから行かないとのこと。結局、たつの家のみで行くことになった。
当日は自宅のある穂高町あたりではミゾレ。塩尻峠あたりでは、新しい雪が5センチほど。気温は−2度と、かなり暖かめだった。道中の雪の具合を心配していたが、路面に雪が付き始めたのは、渋の湯に向けてヘアピンが始まるあたりからだった。登山口の渋の湯あたりも、新雪は5センチ程度だった。もっと降っているかと思っていたのに・・・。
渋の湯(10:40発)⇒中山峠(12:35〜13:00)⇒渋の湯(14:00着) |
渋の湯に着いたのは10時過ぎ。天気は曇り空で、チラチラと小雪が舞ってくるが、空はわりと明るかった。ちょっと高いんじゃないの・・・と思いつつも、渋御殿湯で駐車料金1000円を払った。駐車場の車も少なかったが、登山道もあまり人が歩いた気配はない。この天気予報だったら、中止にした人も多かったのでは・・・。
樹林帯の登山道は地面が凍っており、その上にまぶした程度の新雪。アイゼンをはめてなかったので、ツルツルだった。天気が良くなりそうだったら天狗岳まで足を伸ばすが、このぶんだと良くなりそうな気配はない。まあ、黒百合ヒュッテまでくらいのつもりで歩いていた。この時間なら下山の人がいそうだが、小屋までにすれ違ったのは、大学生の団体さんと若いつがいだけだった。
黒百合ヒュッテには小屋泊まり風の中高年登山者がチラホラといたが、賑わっているという感じではなかった。テン場にはテント1張りのみ。小屋は素通りして中山峠まで行くことにする。峠で休んでいると、天狗岳からおっさんが降りてきた。話を聞くと、やっぱり展望はないようで、風が強くてどうのこうの・・・言っていた。峠も少しだが風があったので、小屋で休むことにする。
小屋あたりの積雪は、通常の年だと正月の積雪に匹敵するのではないか。今年は早くから降ったからなあ・・・。トイレを借りたのだが、これがまた立派なトイレで、扉は3重になっており、バイオ式の水洗トイレだった。そのぶん使用料も200円だった。小屋前の温度計は−4度を指していた。
下りは快適に雪の上を下り、約1時間で下山。
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