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黒斑山(トーミの頭)

 今年の早い雪のため、晴天率の高い高峰高原あたりへ行くことに
 
 山域  上信国境 浅間山 
 山行日時  2002年11月4日(月)
 天気  小雪 
 登山形態  積雪期 一般道
 メンバー  I熊、I佐、K藤、K村、T世
 行程  車坂峠⇒トーミの頭⇒車坂峠
 温泉  高峰高原ホテル(800円) 信毎日帰り温泉紀行 佐久地区


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前日は瑞浪の屏風岩でフリークライミングを楽しんだ。そのあと、みなさん穂高町のウチまでやってきて、夜は鍋で宴会。宴会後半まで明日の行き先が決まらなかった。当初は蝶ヶ岳に行くつもりだったが、10月末からの寒波で、山慣れていない人がいるため、登るのはちょっと苦しかった。上田の独鈷山という案もあったが、下のほうは雨になるかもしれないので却下。その点、高峰高原なら車で2000mくらいまで上がってしまえるので、降ったとしても雪の可能性が高い。黒斑山ならコースタイムも短いので、装備に不備があっても大丈夫だろう。


朝6時頃からみなさん起きて動き始める。ボクは宴会疲れで二度寝。7時半に家を出て、9時半頃に高峰高原の国民宿舎に到着。最後のほうで路面に少し雪があった。車坂峠あたりの積雪は5センチ程度。先週から強い冬型になっていたが、このあたりはその影響を受けてないようだった。I熊さん先頭で歩き始める。下地なしの5センチなので、かえって歩きにくかった。K村君は登山の装備を持ってきていない。手袋、スパッツ、カッパは貸すことができるが、靴は28センチあるみたいで誰からも借りることができなかった。仕方なく普通の運動靴で歩いていた。まあ、スパッツがあったので、中に雪が入ることもなく、また冷たくもならなかったようだ。

天気はずっと小雪が舞っている。トーミの頭の直前で、一度上空に青空が広がった。これ以上青っぽい青はないというくらいの青だった。その青に、小規模だが樹氷の付いた木々が映えていた。この青空が出ていたのはわずかで、ものの5分くらいのショーだった。トーミの頭に着くが、浅間山の展望さえ望めそうになかったので、黒斑山まで行くのはやめて、引き返すことにした。

少しもどたっところにある火山用の退避壕で昼飯を兼ねた大休止。退避壕は筒状で、風が吹き抜けるため寒かった。ゆっくりしていられなかったので、早々に下山開始。下りは歩きにくいかと思っていたが、そうでもなかった。車坂峠に着く頃には雪は本降りに。車にも5センチくらいの新しい雪が積もった。




温泉は国民宿舎で入る。800円と高かったが、ここで入ると車を動かすことなく一度に片付くので合理的だ。内湯はやや熱め。冷えた体には浸かるのが大変だった。露天がないのが残念。風呂から上がると雪がやみ、下界を見下ろすことができた。小諸の町には太陽が当たっていた。八ヶ岳にもそれほど厚い雪雲はかかっていなかった。西の方の空は雪雲が発達してそうだった。

チェリーラインの下りはいやらしかった。登る時に比べだいぶ雪が増えた。たくさん雪があるうちは良かったが、ペラペラになってからがいやらしい。下地が凍っているので、何度かハンドルを取られた。新品のスタッドレスに換えたばっかりだが、効き具合のほうはよくわからない。I佐さんの車は一度スピンしてしまったみたいだ。松本トンネルの手前でみなさんとは別れた。


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