燕岳⇒大天井岳⇒常念岳 日帰り縦走
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中房温泉から入山し、燕岳〜大天井岳〜常念岳と縦走し、三股に下山するというルートを日帰りで歩いてきました。11時間10分の長丁場でした。 |
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山域 |
北アルプス 燕岳、大天井岳、常念岳 |
山行日時 |
2002年5月29日(水) |
登山形態 |
無雪期 縦走 |
メンバー |
単独 |
天気 |
うす曇り |
行程 |
中房温泉⇒燕山荘⇒大天井岳⇒常念岳⇒三股 |
温泉 |
安曇野 蝶ヶ岳温泉 ほりで〜ゆ〜(500円) 安曇野温泉ガイド |
1年に何度か日帰りの早歩き登山をやっている。これまでの主なところでは@三股〜蝶ヶ岳〜常念岳〜三股 A新穂高〜鏡平〜笠ヶ岳〜新穂高 B麦草峠〜硫黄岳〜赤岳〜権現岳〜観音平 C竹宇〜黒戸尾根〜甲斐駒ヶ岳往復 D馬場島〜早月尾根〜剣岳往復 E上高地〜涸沢〜奥穂高岳往復 F扇沢〜種池〜針ノ木峠〜扇沢・・・
歩くのはそんなに早い方ではないが、どうやら長持ちするタイプのようだ。動機は達成感と老化防止。
登山口と下山口が違うため、どうするかなってところで、自転車回送を思いついた。前日、家から自転車で下山口である三股までせっせと漕いだ。車だと感じない傾斜を感じた。ママチャリ内装3段の自転車ではちょっと酷であった。三股に自転車をデポし、そのあとは下り坂を走って家まで帰った。距離にして十数キロってとこか。
中房温泉(5:20発)⇒第3ベンチ(6:22〜31)⇒合戦小屋(7:18〜26)⇒燕山荘(8:10〜20)⇒大下りの登ったところ(9:14〜25)⇒大天井岳(10:38〜11:03)⇒常念小屋(12:37〜51)⇒常念岳(13:45〜14:06)⇒森林限界(15:03〜12)⇒三股(16:30着) |
朝は出勤前のT世さんに中房温泉まで送ってもらう。前日の疲れか、ちょっと足が重い。それでも続けて歩ける最高のスピードで登っていった。先週燕岳に登ったH口さんの話では、第3ベンチから雪が出てきたようだが、雪はその先になっても出てこなかった。合戦の尾根の頭になっても槍の穂先が見えてこないところをみると、ガスで隠れているのかもしれない。
稜線に出ると、少しだが風があって寒い。さすがに燕岳を往復していたら時間切れになってしまいそうなので、このまま大天井岳に向けて稜線を南下。槍・穂高は稜線付近から上が雲になっていた。裏銀座も同様だった。大天井岳の登りにかかる。夏道は雪渓が残っていたので、夏道にしようか直登にしようか迷った。結局、雪渓直前まで行って、ちょっとヤバそうだったので、そこから山頂に向けて直登した。軽アイゼンでもあれば楽勝だったのだが・・・。
大天井岳で少しゆっくりした後、常念岳を目指して南下再開。ここからの稜線はハイマツの間や窪んだところに新雪がたまっており、ところどころヒザまで埋まってしまう。体力を消耗してしまう。大天井岳から一気に常念小屋まで歩いた。常念小屋の前に老夫婦がいて、話すと家が近所だった。
常念小屋にいる時は山頂はガスっていたが、登ったら晴れてくれた。ここで今日初めて槍の穂先にお目にかかれた。ここからは三股に向かって下るのみ。しかし、標高差1500m、コースタイム5時間だ。現在14時頃なので、コースタイムどおりに歩いたとしても19時には下山できる。一応この下り、3時間を目標に設定した。尾根から離れたあとのジグザグ下りはだるかった。結局、2時間半かからなかった。
普通なら下山したら、そこに車があるので終わったようなものだが、今日は自転車で帰らなければならない。まあ、とりあえず自転車があってよかった。もし盗まれてたらえらいことになるところだ。この道をこの自転車で下るのは大変だった。とにかく急坂で、常にフルブレーキ状態。前ブレーキをかける右手が途中でパンプしてしまった。家に近づき平坦になると、今度は漕ぐのが疲れた。明日はゆっくりしよう・・・。
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