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遠見尾根北面 一ノ背髪北尾根 山スキー

白馬47スキー場から1時間登って、平川まで1000m滑降できるおいしいコースに行ってきました
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 山域  北アルプス 後立山連峰 小遠見山
 山行日時  2004年1月18日(日)
 天気  晴れ
 登山形態  山スキー
 メンバー  A野、T世
 行程  白馬47スキー場⇒小遠見山⇒北面滑降⇒平川⇒47スキー場
 温泉  白馬村温泉&観光スポット白馬村観光局 大町市の日帰り温泉施設



これって登山・・・?地蔵の頭から約200m登れば、登りは終わり。ジャンルとしては、“登山”というよりも、今流行のいわゆる“バックカントリースキー”というやつかもしれない。まあ、どっちにしてもおいしいコースには違いない。一日でこのコースを2周する人もいるくらいだし・・・。

白馬47スキー場TOP(10:05発)⇒小遠見山(12:00〜12:30)⇒1332m(13:10)⇒白馬47スキー場ベース(14:40)


小遠見山からの五竜岳
小遠見山からの鹿島槍ヶ岳
1332m台地から振り返る

朝8時にA野君が自宅(穂高町)へ迎えに来てくれた。安曇野は霧だか雲だかわからないような、重く垂れ込めた霧だか雲だかに覆われていた。恐らくこれは雲海に違いない。実際、大町あたりで雲海はなくなり、真っ青な空と真っ白な後立山連峰を望むことができた。

9時頃に白馬47スキー場に到着。1回券を3枚買い、リフト3本乗り継いでスキー場のTOPへ。ここからシールをつけて登り始める。ちょうど登り始めたところで、一昨日の晩、ウチに泊まりに来ていたN村ペアに出会った。少ししゃべったあと再出発。地蔵の頭は人でウジャウジャだった。


ボードを背負った10人弱の団体さんが前を歩いている。ツアーっぽい感じだ。トレースはしっかり踏み固まっているので、きのう今日とたくさんの人が入っているようだ。急斜面を登って尾根が痩せてくると、五竜岳が一層迫力を増してきた。気持ちの良い尾根上で休憩していると、単独のテレマーカーがウチらと同じルートを滑っていった。おとといにかけ、てまとまった雪が降ったと思われるが、パフパフの深雪ではなさそうだ。尾根上もしっかり雪が締まっており、ツボ足でもあまり潜らない。

天気が良く、せっかくなので、滑降点を通り過ぎ、小遠見山まで景色を見に行く。小遠見山にはH口さんパパがいてビックリ。今日はよく知り合いに会う日だ。先に登ってきていた2人組のボーダーは、天狗岳方面に歩いて行った。アップダウンのある尾根なのに、ボード&スノーシューで行くなんて・・・。

いよいよ滑降開始。ダケカンバ林の薄い、広い斜面を、みんな好き好きに滑っていく。雪は締まった下地の上に、軽い雪が乗っている感じで、抵抗がなくてとても滑りやすかった。調子に乗ってあまり下まで滑ってしまうとヤバイということなので、適当なところで東隣の尾根を乗り越す。トラバース中にスキーが雪壁に突き刺さって、板がはずれてしまい、そのままま転倒。変な形で転倒したので、復旧に時間と体力を使ってしまった。尾根を乗り越すと急斜面の沢に出くわす。かなり急だったが、雪が良くて不安はなかったので、真下に向かっての大滑降。ところが、滑っていたらまた板がはずれて、大転倒してしまった。ゴーグル、メガネとも雪まみれになってしまい、またまた時間と体力を使ってしまう。

この先は傾斜も緩くなり、気持ちの良い林の中をクルージング。このまま降りてしまうのはもったいないので、1332mの台地で休憩した。ここで今日滑ってきたルートを復習。そして、次回のためにさらに良いルートを検討していた。このあとは左の沢状を滑って川まで滑り降りた。あとは林道を滑ってスキー場に戻るだけだと思ったら大間違い。最初の関門は堰堤の乗越、そして水流を3本徒渉して対岸へ。この時、T世さんはバランスを崩して、ドボンしてしまった。膝を打ち、けっこう濡れてしまったようだった。そのあと八方沢を徒渉してやっと林道。緩い登りもあったりで、けっこう時間を食ってしまった。

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