山登りのページTOP 山行記録 山スキーのページ 沢登りのページ 北アルプス全山縦走 南アルプス全山縦走 リンク PLOFILE

山登りのページ山スキー一覧 山登りのページ



三田原山 山スキー


雪不足の今シーズン初山滑り  上はパフパフパウダー下はヤブヤブ



 山域  妙高 三田原山  
 行程  妙高杉野原スキー場⇒三田原山
 山行日時  2007年1月13日(土)
 天気  雪時々晴れ
 登山形態  山スキー(テレマーク)
 メンバー  A野、T屋、T世
 温泉  

他の三田原山の記録 ・・・ 2006年3月 2006年1月 2005年1月


悩ましいくらいの雪不足のシーズン。やっとこさの初山滑りは妙高は三田原山。下部のヤブは覚悟の上、上部の疎林はきっと大丈夫だろうと・・・。ここならハズレでもあきらめがつくってもんだ。道中、普段なら中野を過ぎるとドンドンと雪が増えてくるのだが、今日は信濃町に入っても雪はペラペラ。安曇野の方が多いくらいだった。新潟県に入ってやっと雪国らしくなってきた。それでも例年の○分の1・・・。でもまあ、杉野原のスキー場てっぺんでは、それなりの積雪があってひと安心。天気は雪だが、時々晴れ間ものぞいている。

杉野原スキー場TOP(9:20)⇒三田原山2300m(11:40〜12:20)⇒スキー場(13:40)

今日はつっちーの記念すべき山デビューの日。最初の谷の横断で一苦労。ボクもそうだったが、最初はキックターンが難しいようだ。急斜面も滑りがち。それでもさすがは若者!慣れるのも早い。バックルを全開放したあとは、さらにスピードアップ!ずっとガチガチにバックルを締めて歩いていたのだ。道理でギクシャクしていたわけだ。

最初の谷を渡るところ
時々晴れ間も
上部はきれいな一枚バーン

週末となるといつも賑わっている三田原山だが、今日はまだだれも入っていない。ラッセルは深いところでヒザくらい。谷を渡るところで往生しているうちに、後続(takiさん)に追いつかれた。普通なら一緒にラッセルするところだが、今日はデビュー戦のつっちーがいる。申し訳ないが、先に行ってもらうしかない。takiさんは高谷池ヒュッテに行くようで、ずっとトラバースの可能性大。すぐにトレースから離れて、真上の2300mを目指した。

樹氷がきれい!
樹氷がきれい!
樹氷がきれい!
樹氷が綺麗!

ずっと小雪が舞っていたが、時々太陽が姿を見せる。日が当たると樹氷が輝いていた。2300mピークに到着。時々日が当たるものの、遠くの景色は全くなし。たまに妙高の本山がボンヤリと見える程度だった。黒姫や高妻なんかは全く見える気配なし。三田原山は景色は良いけど、晴れていたら南面なのですぐに雪が腐る。天気が悪いと雪が良い。景色と雪質が両立してくれればうれしいんだけど・・・。今年の目標=全ての山でピットを掘る。掘る必要ないとは思うが、そこはお勉強お勉強。一応ちゃんと掘った。余裕の青信号!

上部から中間は疎林パウダー!
杉林は超軽パウダー!
下部は密林ジャングル

GPSではないのでテキトーです
さあ、いよいよ今シーズン初滑降!いつもの切り込み体調A野氏が譲ってくれたので、お言葉に甘えてトップで滑る。最初は緊張気味も、すぐにパウダーに浮かれてしまった。ダメモトで来た三田原だったが、過去4回の中で一番の雪だった。稜線直下は風でパックされ、やや重めだったが、滑るにつれて軽いパウダーになっていった。埋まってないヤブは結構あったが、中間あたりまでは問題なし。暗い杉林では極上パウダーが残っていた。でも、斜度がなくて木が混んでいるので、スピードは乗らない。あっという間に中間へ。

沢を渡ってひとつ左の斜面に乗り換える。ここからが今日の試練。覚悟はしていたヤブだが、かなり手強い。けど、雪が良いのが救い。これが重雪だったら手に負えない。ヘルメットとゴーグルのありがたみを痛感しながら、ヤブに突っ込んでいった。斜面を乗り換えて失敗だったかなあ・・・?とも思うが、こればっかりはどっちも滑ってみないことにはわからない。

台地に出て右からのトレースと合流した。今日の林道は下りラッセルを覚悟していたが、快適ジェットコースターでスキー場まで戻ることができた。最後は駐車場までの試練のゲレンデ滑り。いつもここで足がやられてしまうのだ。ヘトヘトになって駐車場へ。ダメモトで臨んだ三田原だったが、思いがけないパウダーにありつけて、初滑り早々満足の1日となったのだった。明日の日曜日はどこに行こうかなあ・・・。

ちなみに、山でビューのつっちー、木に激突するは、なにかと苦労していた。でも、初めてでこれだけ滑れればご立派!すぐに慣れて追い越されることでしょう。なんせ、あの怖がらない突っ込みには敬服。あとは怪我をしなんでね!



山登りのページ山スキー一覧 山登りのページ