今日はつっちーの記念すべき山デビューの日。最初の谷の横断で一苦労。ボクもそうだったが、最初はキックターンが難しいようだ。急斜面も滑りがち。それでもさすがは若者!慣れるのも早い。バックルを全開放したあとは、さらにスピードアップ!ずっとガチガチにバックルを締めて歩いていたのだ。道理でギクシャクしていたわけだ。
最初の谷を渡るところ
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時々晴れ間も
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上部はきれいな一枚バーン
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週末となるといつも賑わっている三田原山だが、今日はまだだれも入っていない。ラッセルは深いところでヒザくらい。谷を渡るところで往生しているうちに、後続(takiさん)に追いつかれた。普通なら一緒にラッセルするところだが、今日はデビュー戦のつっちーがいる。申し訳ないが、先に行ってもらうしかない。takiさんは高谷池ヒュッテに行くようで、ずっとトラバースの可能性大。すぐにトレースから離れて、真上の2300mを目指した。
樹氷がきれい!
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樹氷がきれい!
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樹氷がきれい!
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樹氷が綺麗!
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ずっと小雪が舞っていたが、時々太陽が姿を見せる。日が当たると樹氷が輝いていた。2300mピークに到着。時々日が当たるものの、遠くの景色は全くなし。たまに妙高の本山がボンヤリと見える程度だった。黒姫や高妻なんかは全く見える気配なし。三田原山は景色は良いけど、晴れていたら南面なのですぐに雪が腐る。天気が悪いと雪が良い。景色と雪質が両立してくれればうれしいんだけど・・・。今年の目標=全ての山でピットを掘る。掘る必要ないとは思うが、そこはお勉強お勉強。一応ちゃんと掘った。余裕の青信号!
上部から中間は疎林パウダー!
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杉林は超軽パウダー!
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下部は密林ジャングル
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GPSではないのでテキトーです
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さあ、いよいよ今シーズン初滑降!いつもの切り込み体調A野氏が譲ってくれたので、お言葉に甘えてトップで滑る。最初は緊張気味も、すぐにパウダーに浮かれてしまった。ダメモトで来た三田原だったが、過去4回の中で一番の雪だった。稜線直下は風でパックされ、やや重めだったが、滑るにつれて軽いパウダーになっていった。埋まってないヤブは結構あったが、中間あたりまでは問題なし。暗い杉林では極上パウダーが残っていた。でも、斜度がなくて木が混んでいるので、スピードは乗らない。あっという間に中間へ。
沢を渡ってひとつ左の斜面に乗り換える。ここからが今日の試練。覚悟はしていたヤブだが、かなり手強い。けど、雪が良いのが救い。これが重雪だったら手に負えない。ヘルメットとゴーグルのありがたみを痛感しながら、ヤブに突っ込んでいった。斜面を乗り換えて失敗だったかなあ・・・?とも思うが、こればっかりはどっちも滑ってみないことにはわからない。
台地に出て右からのトレースと合流した。今日の林道は下りラッセルを覚悟していたが、快適ジェットコースターでスキー場まで戻ることができた。最後は駐車場までの試練のゲレンデ滑り。いつもここで足がやられてしまうのだ。ヘトヘトになって駐車場へ。ダメモトで臨んだ三田原だったが、思いがけないパウダーにありつけて、初滑り早々満足の1日となったのだった。明日の日曜日はどこに行こうかなあ・・・。
ちなみに、山でビューのつっちー、木に激突するは、なにかと苦労していた。でも、初めてでこれだけ滑れればご立派!すぐに慣れて追い越されることでしょう。なんせ、あの怖がらない突っ込みには敬服。あとは怪我をしなんでね!