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雪のない大渚山ハイキング



− 冬は無木立の大渚山だが、無雪期は予想通り(?)ヤブヤブの山でした −





 山域  頚城 大渚山   
 行程  湯峠⇒大渚山⇒湯峠  オマケ:鎌池
 山行日時  2006年6月20日(火)
 天気  くもり  
 登山形態  ハイキング
 メンバー  T世
 温泉  栃の木亭の露天風呂


大渚山の他の記録
2009年3月
2008年2月
2007年3月
2006年6月(無雪期)
2006年4月
2006年1月
2005年3月
2004年1月
2003年3月

2002年4月(記録なし)




大渚山は山スキーのお気に入りコース。コンパクトな行程、たっぷりの雪、雨飾山、北アルプスをはじめとした素晴らしい展望・・・。南斜面なので雪が悪いのがタマニキズだが。そんなわけで、これまで山スキーで6度訪れていた。そこで今回、雪のない時の大渚山はいったいどんな感じなんだろう・・・?と、湯峠から登ってみることにした。


梅雨の晴れ間の最終日、天気はスカッとはしないが、悪くもない。雲は出ているが高く、霞みながらも山は全て見えていた。湯峠の登山口の駐車場には車がいっぱい。大渚山を往復してくる間誰にも会わなかったので、この車は全部山菜取りだったのでは。吹き溜まりっぽいところには、まだけっこう雪が残っていた。

湯峠(9:55)⇒大渚山三角点(10:40〜45)⇒展望台(10:55〜11:30)⇒湯峠(12:05)

湯峠から尾根を歩き始めるが、冬はブナ林の疎林だった覚えが。ところが今日は密密の潅木で、視界はほとんどない。大渚山本体への登りは尾根を忠実にたどる。雪のあるときは南よりの大斜面を好きに登れるのだが・・・。頂稜にたどり着くが、両側は濃い潅木に展望は全くナシ。真冬なら木が一本もないところなのに・・・。

湯峠付近からの大渚山
湯峠付近からの雨飾山
山頂の西端にある展望台

一番東側の三角点のある山頂に立ち寄る。ここは岩がゴロゴロしたところで一段高くなっているので展望は効く。ホントに樹林が濃くて、まったく別の山に来ているみたいだった。あまり景色は変わらないかなと思ったが、せっかくなので一番西側の山頂にも行ってみる。頂稜は広く、半分はまだ雪が残っていた。そして西端には2階建ての展望台が・・・。7度目の大渚山にして、初めてこの展望台を見ることができた。展望台があるってことは、ウワサでは聞いていたが・・・。

雨飾り山
西の山頂と雪倉岳〜朝日岳

西端の山頂なので、展望台からは谷越しに北アルプスを見ることができた。雪倉岳や朝日岳にはたっぷり残雪があり、まだ上から下までしっかり雪がつながっていた。白馬岳より南になると、雪の量はぐっと減る。雨飾山もいつもの姿を見せているが、雪をまとった雨飾山のほうが断然カッコイイ。


真冬の大渚山
雨飾山
ヤブの頂稜は冬は真っ白
ヤブは埋まってブナの疎林となる

展望台でビールを飲んで、冷麺を食ってゆっくりする。ここはヤブに阻まれて、展望台がないとまったく展望がきかない。いつも滑っている大草連への斜面は、展望台に登っても全く見ることができなかった。そろそろ戻りますか・・・。30分チョイで軽く下れるのもありがたかった。


オマケ:鎌池

近くは何度も通っているものの、鎌池に立ち寄るのは初めて。ショボイ池を想像していたが、けっこうでっかい池だったのでビックリした。売店なんかもちゃんとあった。観光スポットなんだ・・・。たいした池とは思わなかったが、紅葉シーズンは良さそうだなあ。

駐車場の端に除雪でできた雪山ができているところを見ると、ゴールデンウィークあたりから入れるのだろう。



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