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米子沢 沢登り(その3)
その1の記録(2002年9月) その2の記録(2004年10月) 3回目の米子沢。よい沢は何度来てもよかった・・・というのが結論。あまりにも有名なので、いまさらあーだーこーだ書いても仕方ないけど、少しは書いておかないと・・・。ほとんどが直登可能な滝で、ナメは絶品、ツメは薮こぎなしであっという間。人気の沢である要素をしっかり備えている。はじめの伏流して水のない長いゴーロは減点材料だが、これもウォーミングアップと考えれば、無理やりプラス材料に。あと、こーちゃん曰くの“俗っぽい”というのは否めないところだが・・・。よい沢だから人が集まるってのは当然か。
この土日、会山行でナルミズ沢を予定していたが、金曜日に関東直撃の台風が・・・。天気的にはまあまあだったけど、さすがに翌日では水量が心配。ナルミズには苦い思い出もあるし・・・。そこで、代替として、日曜日帰りで米子沢に行くことにした。初心者を含む会山行には、うってつけの沢なのでは・・・。
前日の昼間に出発し、登山口近くで前夜祭。盛り上がったけど、宴会はやっぱり沢の中に限る。テントの中で焼肉は暑すぎた。前夜祭は雨降りだったが、朝起きたら晴れ!いつも大混雑の駐車場はスカスカ。台風がみんなの予定を狂わせてしまったのかもしれない。堰堤工事用の作業道を進むが、行き過ぎて少し戻った。そうそう、きのうは話に夢中でインターを通り過ぎてしまったし、登山口への道も通り過ぎてしまったし・・・。ボケ気味だ。 暑い暑い作業道歩きから米子沢に入る。しかし、米子沢下部の広いゴーロは伏流している。早く水に浸りたい!谷が狭まってやっと最初の滝となる。せっかくきれいな滝なのに、まだ朝日は当たらない。南西に面している米子沢は、朝日が当たるのが遅いのだ。それを考えると、もっと遅く出発するのも手だが、遠いだけに下山が遅くなるのは困る・・・。
ナメナメ天国が一段落すると、源頭の雰囲気に。雰囲気は源頭だが、水量はまだまだ豊富。左からの支流をいくつか分けると、さすがに水量は減り、草原の中を流れる小川となった。終了点は避難小屋へと続く窪。さて、昨日から通り過ぎる癖がついてしまっているが、最後の詰めだけは通り過ぎないようにしなければ・・・。しっかり意識していたので、ここは大丈夫だった。ここで沢装備解除。5分で避難小屋へ。
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