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谷川岳 熊穴沢 山スキー西黒沢本谷を滑る予定だったがパス ここで十分満腹大食堂 肩の小屋と万太郎方面の山並み
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春の谷川遠征2日目。きのうはシッケイ沢。すでに満腹。もともと初日で満腹になる予想だったので、2日目はライトにロープウェイを使って、半日コースの西黒沢。しかし、雪の状態が思わしくなく、サブメニューの熊穴沢に転進。しかし!たいして期待してなかった熊穴沢だが、なかなかどうしてポテンシャル高し!お手軽度の割には、しっかり滑らせていただきました。
夕べは谷川ロープウェイの駐車場6Fで寝る。床暖完備。今までよりも宿泊者数は少なかったような・・・。今日は総勢9名。昨日から引き続きの7名に、プラス2名。テレペンMっーのお友達。7時過ぎにゴンドラに乗り込む。ゴンドラ内から西黒沢の様子をじっくり観察。一応雪はつながっているが、暖かい日続きのため、西黒沢もデブリやシワがあちらこちらに。滑れなくはなさそうだが、気持ちよく滑るなんて程遠い状態に見えた。この時点で西黒沢却下の方向に傾いた。ま、決定は直前まで持ち越しだ。
天神平のスキー場へ。登山客や山スキー客はいつもりも少なく感じるのは気のせい・・・?天気は晴れだが、昨日よりはややシラ〜っとしている。水分多めな感じ。白毛門から朝日岳にかけての山並みが見えているが、南面はズタズタに雪が剥がれ落ちている。登山道の尾根も雪が付いていたり切れていたり。登るの手強そう。白毛門から赤倉沢も考えていたけど、そっちにしなくてよかったと思った。天神尾根も雪は少ない。唯一の難所は岩が露出していて、ホントに難所って感じであった。雪がつながっていれば、板をはいたまま下れるのに・・・。9名という大群の我がチームは、渋滞を引き起こす。ま、テレブーでは難易度高いわな・・・。
熊穴沢の避難小屋を過ぎて、やっと登り詰めの道となる。右の熊穴沢も悪くないように見えるが、左のヒツゴー沢の支流はとってもそそられる斜面だった。こっちに降りると、登り返す以外に手はないのだが・・・。登り返すだけの価値があるようにも見えた。西黒沢本谷も見えているが、やっぱりそそらない・・・。人数も多いし。これが一番の問題かな。西黒沢本谷は雪の状態の良い時にチャレンジするってもんかな。
グイグイっと登ったら、あっさりと谷川岳山頂。トマの耳の方かな。まずはマチガ沢に目が行く。う〜ん、割れている・・・。滑った跡がかすかに残っているが、いったいいつ滑った跡なのか・・・?俎ーの北斜面にも目が行く。こちらは見る限りではきれいな一枚バーン。かなりそそられるが、問題はアプローチかな。ナイフリッジは手強いので、斜面を直登するのが賢明か・・・。万太郎谷を覗くと、細くなるあたりで左右からデブリが。谷の細さからしても、土樽まで滑り降りるのは困難を極めそう。広くない山頂に、少なくない登山者。少々肩身の狭いトマの耳であった。
狭いスペースでシールを剥がす。西黒沢上部の大バーンの滑り出しまで、ガタガタの斜面を降りる。さて、本日前半のハイライト。斜面が広大なので、各自好きなところから滑り出す。斜度、広さ、ギャラリー・・・申し分なし!雪はザラメ2歩手前くらいの感じでまずまず。みんなハイテンションで滑降。アルマーカー雄叫びを上げる!わずか200m弱の滑りだったけど、来てよかったと思えた。
帰りは寄り道して水沢うどんを食べに行く。うどん界にも日本三大うどんなるものがあるようで、讃岐うどん、稲庭うどん、そしてこの水沢うどんも入っている。讃岐うどんが突出しているので、日本1大うどん+2って感じか・・・。行った先は、ネットで検索すると一番上に出てくる“大澤屋”。おいしいことはおいしいが、ベイシアで売っている水沢うどんの方が美味しかったような気がする。 |
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