東吾妻山&一切経山 紅葉ハイキング


一切経山からの五色沼が一番の見どころだったかな


酸ヶ平は草紅葉がいい感じでした

 山域  吾妻連峰 東吾妻山&一切経山
 山行日時  2013年10月4日(金)
 登山形態  紅葉ハイキング
 天気  くもり たまに日が差す
 メンバー  T世
 温泉・メシ  温泉: 高湯温泉 あったか湯(250円) 
 夕食: 伊達屋 福島市のラーメン屋
 コースタイム 浄土平(9:40)⇒姥ヶ原(10:30)⇒東吾妻山(11:15〜20)⇒姥ヶ原(11:50)⇒酸ヶ平避難小屋(12:25〜30)⇒一切経山(13:05)⇒五色沼の上(13:30〜14:00)⇒一切経山(14:25)⇒酸ヶ平避難小屋(14:50)⇒浄土平(15:20)

2013年紅葉 東北シリーズ  10/4東吾妻山&一切経山 10/5岩手山 10/6森吉山

いよいよ紅葉シーズンの始まりです。10月1週目は金曜日を休んで3連休にして東北紅葉シリーズ。週間予報ははじめ頃は割といい感じだったのに、変な台風が2つできてから微妙な雰囲気。スカッとは晴れそうもないけど、中止にするほど悪くもなさそうな…。ホント微妙。ダメ元で行く距離ではないですが、ダメ元で行ってみることに。


前夜発の嫌いな我が家は朝3時出発で東北へと向かいます。9時に福島あたりだろうから吾妻山あたりが妥当な線か。楽して浄土平まで車で上がり、東吾妻山と一切経山に登り、鎌沼と五色沼を散策することに。紅葉のほどはどんなもんだか知らないけど、一度は歩いておきたかった場所でした。五色沼の紅葉はキレイっぽいというウワサ。

 
浄土平からスタートです まずは姥ヶ平に向かいます

新潟は晴れてたのに磐越道に入ると曇り。曇りのまま磐梯吾妻スカイラインへ。スカイラインあたりですっかり紅葉してますね〜。浄土平は殺伐とした風景の印象でしたが、結構鮮やかに紅葉しています。これはいいかも。しかし天気がなあ…。ベッタリとした雲に覆われていて気分は盛り下がり気味。

 
根本が朽ちそう・・・ こちらはキレイな案内板

予報では一応回復傾向。期待の高い一切経山は後に回して、先に東吾妻山に向かいます。姥ヶ原までは浅い沢形を登ります。灌木が染まっててキレイなんですけど、日が差さないのが残念。平らになって木道とか出てきたら、そこが姥ヶ原といわれるところ。雰囲気良さそうだけど真っ白けっけ。

 
彩がないので・・・ 同左
 
姥ヶ平への登り 浄土平の方を振り返ると

十字路を左折して東吾妻山に向かいます。左折したらトタンにつまらん道に。紅葉する木が少なくなり、代わりに針葉樹とかが無雑作に生えています。霧も濃くなって楽しくないです。今日は晴れると思っていたのに…。木がなくなったらすぐに東吾妻山の山頂でした。展望は良いらしいですが、展望は全くナシ。長居は無用なので、軽く休んですぐに下山開始。帰りもつまらんかった…。

 
殺風景な東吾妻山 姥ヶ平の十字路

姥ヶ原の十字路手前から明るくなってきて、なにやら前方にキレイそうな景色がぼんやりと浮かんでます。笹の中に赤や黄に染まった木が点々と…。どうやら鎌沼とその斜面のようです。そっち方面は結構晴れてる感じです。ガゼン気持ちが盛り上がってきましたね〜。晴れとガスガスでは天と地の差です。


東吾妻山から降りると晴れてきた!


鎌沼が見えてきました

鎌沼の縁は木道になっていていい感じ。景色の中に池があると良いアクセントになりますね〜。斜面が全部赤や黄に染まるのももちろんキレイだけど、笹の中にポツリポツリと染まった木が生えてるのも雰囲気よろしいです。東吾妻山には人が少なかったけど、鎌沼周辺は平日なのに人が多いです。このあたりは登山というより観光の領域なんでしょうね。


酸ヶ平


酸ヶ平の分岐


分岐にて


分岐を一切経山へと向かいます

鎌沼の縁歩きが終わって残念だなあ…と思ったら、次は酸ヶ平の湿原。酸ヶ平は草紅葉がいいですね〜。太陽に感謝です。これで日が当たってなくて霧でも立ち込めていたら、ただ寂し景色が広がってるだけですんでね。一切経山の分岐があるあたりが最高潮でした。

 
酸ヶ平の避難小屋 一切経山へと沢形を登ります

分岐を一切経山方面に進むとすぐに酸ガ平小屋。小さいけどキレイな小屋で、公衆便所も併設です。ま、ここに泊まる人は少ないでしょう。避難小屋ってとこか。浅い沢形を登っていきます。この付近なかなかの紅葉でした。振り返ると草紅葉の酸ヶ平が広がっています。しばらく平坦なところを歩いていたので、この登りたいした登りじゃないのに疲れました。


酸ヶ平と避難小屋


一切経山へと登っていきます


大雪山の小泉岳風の名無しピーク


吾妻小富士がパックリ口を開けてます

傾斜が緩んでくると火山っぽい殺伐系の景色に。亀甲模様に植物が生えていて、まるで大雪山の小泉岳みたいでした。花の季節には何か咲くんでしょうかね。さらに登ると吾妻小富士がパックリ開いていました。ダラダラ登って着いたところが一切経山。ガラガラの広い山頂でした。


一切経山からの五色沼

さてさて、五色沼はどこから見えるんかいな。適当にそれっぽい方向に進んでいくと、ジャジャジャ〜ン!エメラルドグリーンの五色沼が眼下に…。まさに五色沼。周囲もいい感じで紅葉してます。思ったよりも立派な池で、思ったよりも絶景でした。池の色と周囲の染まり具合が絶妙ですね〜。


五色沼のすぐ上の台地より

ほとんどの人は一切経山から眺めてオシマイなんでしょうが、やっぱり近くまで行ってみたくなります。池までの標高差は約200m。ただ、道は五色沼のほとりにはなくて、50mほど上の台地にあります。山頂から蟻地獄のような岩屑の道を下ると大岩があり、そこからの眺めも絶景。しばらくで灌木帯に突入して展望ナシ。そして五色沼に一番近い台地に降り着きます。


一切経山の斜面は真っ赤っか

台地は何も生えていない更地。五色沼がグッと近づきました。まあ、ちょっと近過ぎかな。一切経山の斜面が真っ赤っかでした。逆光だったのが残念です。対岸の家形山まで行ってみたい気持ちがありましたが、T世さんお疲れの様子なのでやめておきます。キリがなくなりますので…。

  一切経山に登り返し、五色沼を見納めて酸ヶ平へと下ります。午後ほど良くなるのかと思っていたのに、さっきまでよりも雲が増えてきたような…。いまいちパッとしない天気ではありましたが、雰囲気のよい鎌沼周辺と一切経山からの五色沼が見えたので満足であります。浄土平に戻るとなんかの撮影をやってました。サスペンスかなあ…?
浄土平への下り
  温泉は下る途中の高湯温泉。洒落を効かせた「あったか湯」という共同浴場。シャンプーや石鹸はないけど、施設は新しく休憩処も快適でこれで250円はリーズナブルです。入る時は「ちょっと熱く感じたけど、入ってしまえば温泉っぽい温泉で気持ちよかった。今日は平日でよかったけど、駐車場が狭いので土日はどうなることやら…?他にもあるんかなあ。
高湯温泉のあったか湯

夕食は福島市内の「伊達屋」というラーメン屋へ。どうやら人気があるようですね〜。開店ちょい過ぎで運よくカウンターが空いていました。人気店なので横柄なのではと想像してましたが、奥さん?腰の低い接客で好感度アップ!味の方はごく普通のラーメンがごく普通に美味しかったです。ある意味スゴイかも。

 
福島市のラーメン屋 伊達屋 塩ラーメン

北ほど天気の良い週末。福島からさらに北を目指します。明日は岩手山の予定。天気が良くなければ、行動時間が長いだけに考えどころだな〜。盛岡の手前の矢巾というPAまで進んで車中泊。どうも天気は微妙な感じ。行動時間の短い秋田駒にするべか…。

   




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