天城山 ハイキング展望もないし歩いてて楽しくもない・・・・ 道中はほとんどが展望のない樹林の中でした
年末年始の関東周辺ハイキング旅行2日目は伊豆の天城山へ。天城山には山に登り始めて間もない20年前、1995年の春に登っております。登っているのは確かなんですが、その時の記憶が全くないんですよね…。まだボケ出す前の脳みそだったにもかかわらず…です。で、今回、実際に歩いてみたけど、なんにも覚えてなかったです。山は平凡で展望はほとんどなく、印象に残る場面がなかったのかな…とか思ったりしています。 ■20年ぶり2度目の天城山へゆうべは伊豆のへそという道の駅で車中泊。天城山のメイン登山口であります、天城高原ゴルフコースへ。30キロほどの道のりです。ゴルフ場には山に登る人専用の駐車場があったりなんかして、さすが百名山ってところ。先客も十数台?はありました。そのわりに、あまり人を見掛けなかったってことは、みなさん歩く順路が同じだったからかな。万二郎→万三郎→巻き道…てな感じで。
■ゴルフ場から万二郎岳へ植生は低木の常緑樹が中心で、島っぽい雰囲気。だいぶ南だし、半島だし。信州や日本海側の山とは明らかに雰囲気が違いますね。はじめ頃は新鮮に感じて歩いていましたが、そのうち飽きてきます…。万三郎岳の前後にブナ林が出てきて、そこらへんは気持ちよかったかな。ブナ林といっても、雪の多い地域のブナ林とは全くもって違いますけど。
■天城山は展望がないです・・・万二郎岳、万三郎岳…と歩いている間には、展望の良い場所が点々とはあるんだろうと思っていました。ところが、ほとんどない…。唯一開けたのは、万二郎岳から少し降りた露岩。これから歩く万三郎岳への山並みが見渡せました。展望らしい展望はここだけ。あとは樹林の隙間からゴルフ場が見えたのと、万三郎岳の先で、これまた樹林の間から富士山が見えたのみ。葉っぱが落ちた冬でコレですから、葉っぱのある時期はどんなだか…?伊豆半島の最高峰ということで、半島らしい景色を期待してましたけどダメでした。 こんな天城山ですが、百名山に名を連ねています。なんで百名山なんだろう…と疑問にも思いますが、深田さん個人が選んだものなので仕方ないですね。個人的にはかなり楽しくない山でした。個人的には。山には好みがありますんでね。
■万三郎岳からの帰りは巻き道で帰りの巻き道は多分面白くないはず。歩いてきた道を引き返すことも考えていました。稜線を歩いた方が楽しいですからね。しかし、稜線もたいして良くなかったし、意外とアップダウンがあったし…。例え面白くなかったとしても、歩いてない道を歩くべきかな…と、帰りは巻き道を選択したのでありました。想像通りにつまらんかった…。
■下山後は・・・ カレー屋行って、温泉入って山を降りて、明日の山に向かう前に伊東観光。テキトーに探して食べログで口コミお多かったガラムマサラというカレー屋へ。住宅地の中のわかりにくい場所にありながら、そこそこお客さんが入っていました。続いて大室山へ。端正な形をしたスコリア丘の山。阿蘇の米塚と同じ出来方です。天城山より大室山の方が満足できそうな予感。行ってみると…歩いて登るの禁止だそうな。環境保護だそうな。美しい山肌の保護だそうな。登るのは往復500円のリフトのみ。乗ってる間が寒そうなのでやめました。
昨日の伊豆長岡温泉もそうだったけど、公衆浴場以外は高い!首都圏価格+高級観光地価格?で、今日も公衆浴場へ。毘沙門天芝の湯へ。石鹸&シャンプーはないけど、値段を考えたら背に腹は変えられない。目的は風呂に入ることですから。明日は丹沢へ。これといった車中泊場は探し出せず、東名高速の中井パーキングで寝ることにしました。
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