長野・群馬県境にある物見山に登ってきました。群馬側にある神津牧場からの周回ルートです。稜線は広葉樹の森で、群馬側の斜面には牧場が広がるという風景。俗っぽい感じではありましたが、のびやかな展望を楽しめました。予報がパッとしなかったので、捨て駒的に選んだ山だったけど、晴れた日にまた来てみてもいいかな…と思ったのでありました。お手軽だし。
日程: 2016年11月23日(水) ジャンル: 冬枯れハイキング エリア: 上信国境 メンバー: T世 コースタイム: 神津牧場(8:55)⇒物見岩(9:25)⇒物見山(9:50~55)⇒香坂峠(10:20)⇒神津牧場(10:55) 温泉: 鹿教湯温泉 文殊の湯(300円) 食事: 文蔵(佐久のラーメン屋) |
冬型ということで北アルプスは雪模様。そのとばっちりで安曇野は時雨模様…。三才山トンネルあたりは雪で、うっすら雪化粧してました。佐久方面は明るくて、浅間山や湯の丸あたりは晴れ。しかし、これから向かう荒船山あたりの山の上空には雲あり。そのうちなくなることを祈りつつ、登山口であります神津牧場に向かいます。
神津牧場の公共駐車場には数台車が止まっていました。山に登る準備中の人がチラホラ。そこそこ人気のある山なんだな…と思っていたら、みなさん一つの団体さんでした。親子ハイキングみたいな感じで、母親と子供が多かったです。他には登る人なし…。
寒空の中歩き始めます。ホントに寒くて、降れば雪という寒さ。昨日までが暖かかったので、気温差が堪えます。広葉樹の森の中を登ります。すでに葉っぱは全て落ちて冬待ち状態。晴れてて日が差せば、きっと明るく気持ちのよい林のはず。しかし、今日はどんよりしててダメですね。
物見岩の登山口
林の雰囲気はいいんですがね~
林道を横切って稜線へ。南側に少し進むと三角点のある物見岩。物見岩という名前なので展望は良いと思い込んで行ってみたけど、山頂の周囲は灌木に囲まれててほとんど展望なし…。なんか詐欺のような名前だよなあ~。西側に内山牧場が木の間から見えるのみでした。
天気イマイチだし寒いので先に進みます。途中に無線中継所があり、展望台が併設されていました。展望台に登ってみると、ここからはほぼ360度の大展望!物見岩が眺め悪いので、代わりに展望台作った…?眼下に内山牧場、北にはこれから目指す物見山。東には妙義山が目立っていました。晴れてれば最高なんでしょうけど、あいにく今日は雲が多くて暗いです…。浅間山は晴れてるはずだけど、ここにある雲のせいで見えませんでした。
眺めの良さそうな名前の物見岩なのに、ほとんど展望なし
物見岩に展望がないためにあるのか・・・
無線中継所に展望台が併設
展望台からの内山牧場
これから向かう物見山
左の山は浅間隠山 晴れてる!
妙義山
東側にある神津牧場は稜線まで牧場。登山道はその牧場の縁に付けられているので、東側は牧場越しの展望になります。牧場の先には妙義山があって、その先には高崎とか街があるというおもしろい景色。今日はホント曇ってて残念だけど、晴れてたらもっとのどかなんだろうな。ちなみに西側は灌木で展望なし。
物見山山頂にも電波塔あり。展望は東側が少し見える程度でした。さっきの物見岩といい、ここ物見山といい、名前に偽りありだなあ…。ちっとも展望がよくない。山名が付けられた頃は見晴らせたのかも…?とにかく寒いので休憩してられません。とっとと下りましょう。
物見山へは牧場の縁を登っていきます
妙義山 晴れてたらなあ・・・
物見山山頂
荒船山と遠くは両神山?
物見山からさらに北に進んで、香坂峠で折り返すように神津牧場に戻ります。この稜線は信濃自然歩道になってまして、いつか八風山までつなげてみたいです。荒船山の南の方から稜線伝いに歩くと充実しそうです。香坂峠を過ぎた頃から急速に天気が回復。時々日が差すようになってきました。日が差すと途端に山が明るくなります!葉っぱの落ちた雑木林を歩くのは気持ちいいです!もう少しゆっくり歩き始めればよかったかな…?
牧場と浅間隠山
妙義山アップ! 遠くに高崎や前橋の街が
妙義山に日が差すように
香坂峠 ここから神津牧場に下ります
下り途中で晴れてきた! 晴れると全然キレイ!
この寒さなので牧場は閑散としてました。いい季節の時はもっと賑わうのかな…。体験できたり、小動物と遊んだり、売店あったりで、家族連れが遊びに来るとこなのかな。広い牧場には牛がたくさん寝転がってます。寒いせいか、どの牛も太陽の方に顔を向けてました。
神津牧場 すっかり晴れた
いかつい牛
みんな太陽の方に顔向けてます!
本日の下山後ラーメンは佐久にある文蔵というラーメン屋。安養寺ラーメンが佐久のご当地ラーメンなんですが、なんかコテコテに濃くておっさんには厳しかったです。もう一つの王様中華は『あっさり』とのことでしたが、こちらもなかなか濃い味。若者向けのラーメン屋ですな、ここは。温泉は鹿教湯まで戻って、文殊の湯という公共の日帰り温泉へ。狭いけどガラガラでした。
佐久の文蔵というラーメン屋へ | 安養寺ラーメン | |
王様中華 |