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  猿ヶ馬場山 山スキー

猿だの馬だの、名前が面白いので気になる山でした。三百名山でもありますし。しかしながら、標高差1400mというスペックと、距離が微妙な白川郷…、また天気にも恵まれず、何度か計画したものの実現せずでした。今回は良い条件の中、行ってこれました。下の方はともかく、中腹のブナ林、広い山頂と白山の眺めがよかったです。素晴らしい山だったけど、二度目があってもしばらく間を空けたいです。

日程: 2017年3月25日(土)

ジャンル: 山スキー

エリア: 飛騨 白川郷

メンバー: T世

コースタイム: せせらぎ公園駐車場(6:35)⇒約1070m林道(8:20)⇒帰雲山(10:50)⇒猿ヶ馬場山(12:20~50)⇒帰雲山(13:30)⇒約1070m林道(14:25)⇒せせらぎ公園駐車場(15:10)

温泉: 平瀬温泉 白水の湯(600円)  食事: 高山ラーメン 宮川

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普通の山なら早朝発にするけど、長いので出遅れは命取り。大事を取って前夜初としました。高山から高速に乗ると白川郷も近いもんですな。正味2時間半でたどり着けます。飛騨河合パーキングで前夜泊。着いた時はまだ雪が降っていました。朝起きるとすっかり晴れ。せせらぎ公園駐車場は営業時間が8時からになってるけど、早朝から開いていました。準備中に登山っぽい車が2台やってきました。

白川郷の合掌村からスタート

であい橋を渡って合掌村を突っ切り、神社のところにある林道からスタートです。ショートカットしたりしながら谷を詰めていきます。ずっと作業道みたいなのがありますね。山の西斜面になるので日も射さす、雪も堅め。約1070mで広めの林道に出合うまでは忍耐の区間ですな。先に出た車2台のチームはスキーではなく歩きで、この林道で一緒になりました。


せせらぎ公園駐車場から荻町集落へ


観光地ですが朝は閑散としてます


神社の裏は杉林


浅い谷をしばらく詰めていきます


1070m付近で明瞭な林道へ

約1070m林道を離れてからはブナ天国

林道をしばらく進んで尾根に取り付きます。尾根に上がるまでは浅い沢形を詰めます。ここは良い雪がたくさん溜まっていました。ブナの樹間もいいし、帰りが楽しみだ!尾根に出てからはずっと、のんびり登れる斜度が続きます。牧歌的なブナ林と、バックには白山の真っ白な山並みが。

細くて丈の高いブナ林、太くて枝ぶりの良い立派なブナ林…と、ブナ林でも場所によって変わっててオモシロイです。一番壮観だったのは帰雲山の山頂部かな。これぞブナの原生林って感じで。帰雲山からは少し下ります。帰りは何ヶ所か小さな登り返しが出てきます。うまく処理すれば楽に下れそうだけど、とりあえず初めてなので尾根通しで。


猿ヶ馬場山に続く尾根に乗るとブナの森に


細いブナから立派なブナまで


牧歌的な雰囲気がいいですね


木の上の方には昨日降った雪が


こんなのありました


帰雲山


あれは猿ヶ馬場山の手前の山か?


帰雲山は疎林で滑ったらよさそう


帰雲山の登りから振り返りますと


白山の山並みが近いです!

ブナ→カンバ混じり→針葉樹の森へと移り変わります

時折、猿ヶ馬場山の山頂が見えますが、なかなか遠いですな~。猿ヶ馬場山は白川郷の裏山的な山かと思ってたけど、かなり奥深くにある感じです。帰雲山を過ぎたあたりから、ブナにダケカンバが混じるように。さらに進むと針葉樹が優勢に。針葉樹は鬱陶しいことが多いけど、ここのは疎林で雰囲気よかったです。

はじめは標高差1400mというのに意識があったけど、実際のところは標高差に加えて距離もかなり長いです。ただ、登りで苦労する場面というのはほとんどなく、足に優しい登りがずっと続きます。なので、スペックほどのしんどさは感じませんでした。新雪が降ってなかったら。もっと楽に登れたかな…。そんなに深くないにしても、ずっと浅いラッセルが続きましたので…。ちなみに今日は猿ヶ馬場山に登ったのはウチらだけ。歩きの人たちは帰雲山で引き返してました。


帰雲山の山頂は癒し系のブナ


猿ヶ馬場の一角が見えてきたかな


立派なブナ地帯


その中でも立派なブナを…


歩いてて気持ちいいです


ブナにダケカンバやシラビソが混じってきました


登るにつれて針葉樹が優勢に


でも疎林でいい感じ

猿ヶ馬場山の山頂は広い台地状

猿ヶ馬場山の山頂は広~い台地状。台地状の一番先っぽが1875mの山頂でした。白山の白い山並みを横目に見ながら山頂へ。北アルプスも見えたけど、ちょっとシラ~っとしててイマイチ。他の山域はエアリアを忘れたので特定できず。木のないところは少し風があったので、針葉樹がかたまって生えてるとこでひと休み。


猿ヶ馬場山は白山の眺めがウリかな


猿ヶ馬場山より北アルプス


山頂は広い台地になってます


白木峰と金剛堂山かな


主役は白山だなあ


手前の山は樅糠山かな

登りの時パウダーだった雪、下りには腐っていました

さて滑って降ります。斜度が緩いので、ほとんどターンしないまま下っていきます。雪が良ければもっと滑るんでしょうけどね…。きのうの新雪が日を浴びて気温が上がり、かなりベタついていました。帰雲山からの斜面も登る時はパウダーだったのに、帰りには腐ってしまってました。

それでもスキーはやっぱり早いですね。動画撮ったりしながらも、帰雲山まであっという間。ちなみに帰雲山への登り返しはシールを着けました。シール着けたついでではないけど、登りの時にはパスした山頂に立ち寄っておきます。

1366mからのブナの斜面。ここは北向きなので期待したいとこだけど、気温が上がってそうかなあ…。滑ってみると、パウダーとは言えない感じだけど、悪雪って感じでもなくて、重いわりに自由に滑れる雪でした。林道から先は新雪が減り、北向きで雪も締まってて、ザラメに近い雪質になりました。里が近付くとグズグズの雪に。

川郷に降り着くと観光客に囲まれます。スキーを背負った変な人でした。日本人より外国人の方が多い印象。

下山後の♨&ラーメン

平瀬の道の駅の隣にある白水の湯で温泉にハマります。白川郷が賑わっていたのに比べ、白水の湯は閑散としててほぼ貸し切り状態。のんびりと温泉につかれました。夕食は高山まで走って高山ラーメン。宮川という国道沿いのラーメン屋へ。

高山ラーメン 宮川

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