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大長山&赤兎山

山と高原地図に『白山の展望抜群』と書いてある大長山と赤兎山に登ってきました。実際にどちらも白山の展望抜群でした。大長山の方は谷を隔ててドカ~ン!と白山が、赤兎山は赤兎平越しの牧歌的な白山が。梅雨とは思えない爽やかに晴れた日に登ることができ、白山の展望を満喫です!

日程: 2017年6月11日(日) 晴れ

ジャンル: ハイキング

エリア: 北陸 白山

メンバー: T世

コースタイム: 小原林道終点(7:15)⇒小原峠(7:50)⇒大長山(9:00~25)⇒小原峠(10:20)⇒赤兎山(10:55)⇒避難小屋(11:15~40)⇒赤兎山(12:05)⇒小原峠(12:30)⇒登山口(13:00)

温泉: 勝山温泉センター 水芭蕉(650円)  食事:伊吹(高山ラーメン)

赤兎山はもう随分と前に一度登ってます。ただ、あまり記憶にありません。恐らくちゃんと白山は見れてないと思います。赤兎山は登り直しになるけど、大長山は初めて。晴れ予報なので楽しみ!

赤兎山登山口は朝から賑わってます

永平寺町の道の駅『禅の里』で車中泊。目を覚ますと雲は多いながらも高いので、山はしっかりと見えております。6時ごろに出発。小原林道の入り口にはゲートがあってビックリ!7時開通となってましたが、係のおじさんは早くからいるみたいで開けてくれました。協力金300円/1人を徴収されました。

長い林道の終点が登山口。すでに10台くらいの先客です。出発準備中にも続々と上がってきてて、さらに10台ほど増えました。駐車場は広いけど、この調子だと一杯になるかも…?赤兎山&大長山は人気ありますね~。


上の段の駐車場はすぐに一杯に!


登山口

小原峠まで雨上がりの道を

天気は晴れ間と雲が半々くらいかな。ただ、雲は薄くて高いので問題は少ないかな。登山口から小原峠までは東に向かって進みます。まだ太陽は低いので暗い雰囲気の中の登り。雨上がりということでか、登山道は湿っぽくて、水が流れているところもありました。おかげで濡れて透けたサンカヨウの花びらが見れてラッキー。

先に大長山に登ることにします

小原峠からまずは大長山へ。自分の中で本命は赤兎山。赤兎山の方を太陽が高くなってからに置いておきます。あと、大長山は未踏なのと、距離が長いというのも先に行く理由の一つです。

小原峠から標高差は300mありませんが、1時間半のコースタイム。間にポコポコあるということですな。歩く前にポコの数を数えておきます。ざっと数えて7つのポコがあります。数えながら歩きましょう。はじめはブナ林で展望少ないけど、大長山手前から開けてきます。白山が近いですね~。ただ、白山西面なので朝は日射しが浅くて色味が少ないです。


小原峠


立派なブナがチラホラと


白山が見えてきました!


大長山が近付くと展望が開けてきます

大長山山頂は白山がド迫力!

大長山の山頂標柱があるところは灌木がジャマして展望なし。少し先に進むと東に開けた広場が。一ノ瀬のある谷を隔てて白山がド~ンと目の前に!遮るものが何もないし、こんなに近くて大迫力だとは思いませんでした。白山に別山、そしてわりと最近に2度歩いた銚子ヶ峰から三ノ峰にかけての稜線も一望です。どの稜線の手前には、久しく行ってない野伏ヶ岳も。下りは1時間ほどで降りれました。


大長山からの白山


下界もよく見えます


白山主要部のアップ!


ホント白山の展望台といった山です


経ヶ岳(大きいの)と荒島岳(左奥)


太陽が登って白山西面にも日が当たるように

満を持して赤兎山へ向かいます!

さてと、赤兎山に向かうとしましょう。南にはこれから向かう赤兎山や経ヶ岳、荒島岳なんぞも見えております。太陽が幾分高くなり、往きの時より白山西面がクッキリしてきました。出ていた薄雲も少しずつ疎らになってきたような。ヨシヨシって感じです。帰りのポコ7つ越えは結構かったるかったです。

小原峠から赤兎山へは一気登り。途中のブナ林がいい感じでした。行き交う人は大長山に比べて多いような。赤兎山の山頂に着きますが、そんなに展望は良くないですね…。避難小屋があるはずだけど、どこだろう…と少し東の方に行くと、ずいぶん遠くの方にあるのが見えました。同時に赤兎平越しの白山が…。絶景なり~


樹林の間から大長山

赤兎平、避難小屋周辺はロケーション素晴らしい!

小屋は思ったより遠いし、少し下り加減。でも、すごく良さそうなところに建っています。これは行くしかないでしょう。小屋がどーのこーのというよりも、途中のロケーションも最高ですね。小屋の手前には池塘もあり、小屋と合わせて景色のアクセントになってます。ここまで来ないと赤兎山に来た意味ないですね。

避難小屋からは白山は見えません。その先をさらに進むと白山側に開けた広場が点々と。大勢の人が休んでいました。ちょうど絶好のポジションにあるベンチが空席になっててラッキー!後から後から人が来ただけに、ナイスタイミングでした。ここからの白山は谷を隔てての景色。大長山と少し角度が変わってまたヨシ。空はすっかり青空になり、白山西面もクッキリ色味が出てきました。

赤兎山は赤兎平越しの牧歌的な白山と、谷を隔てただけの大迫力の白山のどちらも見えます。きっと紅葉もキレイなんだろうな~。タイミングがあれば秋にも来てみたいなと思いました。


赤兎山の山頂です あまり展望はない


山頂から避難小屋方面を見るとこの景色!


赤兎平と避難小屋がアクセントになってます


白山と別山


小屋が近付いてきました


池塘と木道と避難小屋


空が映ってキレイ!


秋の紅葉もきっとキレイだろうな


避難小屋の先にある展望台へ


遮るものなく白山ド~ン!


白山アップ!


願教寺山の向こうに御嶽山

名残惜しいけど赤兎山を後にします

赤兎山の山頂までは登りベース。景色を楽しみながらのんびりと。山頂からは1時間もかからずに下山できます。赤兎山だけなら登りも2時間かからないしお手軽です。次回からは大長山には申し訳ないけど割愛させて頂こうかな…と。小原峠からの最後の下り、朝は日が当たらなくて暗かったけど、帰りは明るい森の中を気持ちよく下れました。乾いて白くなった花びらのサンカヨウも見れたし。


赤兎避難小屋をあとにします


赤兎山山頂までは少しの登り


白山も見納めかな

下山後は今日もラーメン!

協力金300円払って、『水芭蕉』という温泉の50円引き券をくれました。もう少し割り引けよ!って感じもしますが、行かないと損した気分になりますよね。温泉に入ってると、山で見た面々が…。やっぱり皆さん来ますね。夕食はまたまた高山ラーメン。ちょうど帰りの道中にある『伊吹』へ。ここは高山ラーメンぽくない、あっさり醤油ラーメンでした。よく通る場所にあるので定番になりそうだな。6月は日が長いということもありますが、明るいうちに安曇野に帰ることができました。

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