2017年体育の日3連休は日光&那須の山へ。東北を目論んでたけど、天気が微妙なので踏み切れず…。天気も距離も山も無難な日光&那須に落ち着きました。日光の山はあまり登ったことないけど、白根山→男体山…とくれば、次は女峰山ってもんでしょ!行程が長くて間延びする区間も多かったけど、見どころもあり女峰山を満喫。心残りは関東平野側から雲が湧いてて、女峰山山頂から男体山に続く山並みが見れなかったことかな。
日程: 2017年10月8日(日) 天気: 晴れのちくもり ジャンル: 山歩き エリア: 日光 女峰山 メンバー: T世 コースタイム: 霧降高原(6:05)⇒小丸山(6:40)⇒赤薙山(7:50)⇒奥社跡(8:35~45)⇒独標(9:25)⇒女峰山(10:35~11:05)⇒独標(12:00)⇒奥社跡(12:40~50)⇒赤薙山(13:25)⇒小丸山(14:10)⇒霧降高原(14:35) 温泉:大江戸温泉物語 1000円(土日) 食事:黒磯 軍鶏ラーメン美幸 |
3連休初日は天気悪いので、佐野ラーメン、宇都宮餃子を食べつつ移動のみ。一応山のホームページなので、細かいことは末尾に書くとします。街中にある道の駅日光で車中泊。キャパも小さいので案の定早い時間に満車。コンビニが併設されてますが、お客さんの停めるところがない…。市街地ということもあってか夜は暑く、10月にして網戸を使いました。車から降ろさなくて良かったです。
女峰山は長丁場なので早めに動き出します。5時前に起きて霧降高原に向かいます。予報はくもり時々晴。気温が高いにもかかわらずスッキリとした青空が広がっています。1日もてくれるのか…?
女峰山は奥深い山と勝手に思っていました。日光の街からこんなに近いとは…。日光の街からでも女峰山の山腹が紅葉してるのがわかります。期待が膨らみますね~。稜線の高いところは終わってそうですけど…。登山者は第3駐車場へ…と何かに書いてあったので、そこに停めます。駐車場はガラガラ。24時間利用可能なトイレあり。ここなら涼しく寝れたかな。
霧降高原の第3駐車場からスタート!
まずは噂の階段登りから始まり~。なんと1445段も!1368段の金毘羅さんを上回ってます。まあ、雰囲気は全然違いますけどね。草紅葉したキスゲ平の中に紅葉したツツジ。その中にその階段が伸びています。そこに朝日が当たるもんで、さらに赤味が増します。写真は真っ赤だけど、修正しているわけではございません(笑)。
1445段というとゾッとするけど、天気は良いし、景色は良いし、階段の段差も手頃。なんだか意外とあっけなく終わりました。そうは言っても気温が高いので汗ダラダラ。途中で半袖になりました。まあ、これがエスカレーターだったら言うことナシですね。
朝日に照らされて赤い!
枝道の展望台あり
紅葉が見ごろです!
後半はだんだんと急になります
1445段終点より
階段が終わって、鹿除けの回転式ゲートを出るとそこが小丸山。目の前には赤薙山がいい感じで聳えております。一面の笹原の中に紅葉したツツジが点在。ツツジは少々どす黒い感じで、近くで見ない方がいいかな…。あと数日で赤くなるかな…といったところです。広い笹の尾根には踏み跡が何本もあります。分かれ道も多いので、どの道行くか悩んじゃいますね。
振り返ると良い斜度で笹原が広がっています。スキーで滑ると気持ちよさそう!このあたりスキーできるほど降るんかな…?まあ、まともに滑れないにしても、スキーで歩ける程度に積もればいいか。
草紅葉がキレイです!
鹿除けの回転式ゲート
ここからの赤薙山の見え方は最高
ツツジがちょっとくすんでるかな
真ん中のは高原山かな?
赤薙山がだいぶ近づいた
この斜面!
良いロケーションの中を気分良く登ってましたが、赤薙山に近付くと樹林帯に突入。ここも踏み跡がいく筋も付いてて、どれが本物の道なんだか…。山頂直下はかなりの急斜面になり、ヒョコッと赤薙山の山頂に飛び出します。赤薙山の山頂は展望ナシなので通過…。
赤薙山まで700m近く登ったので、標高としては3分の2くらい登ったことになります。しかししかし、時間的にはまだ半分にも届いておりません。ここからは横歩き区間となります。奥社跡までの間、微妙なアップダウンがあったり、プチ岩場やら木の根っこやらで段差が大きかったり。なかなか標高も上げないので体力的にも気持ち的にも疲れます。
赤薙山からはずっと樹林帯。たまに見晴らしがいいとこがあって、これから向かう女峰山の山頂や男体山なんかも見えます。ただ、関東平野側から徐々に雲が上がってきてます。嫌な予感…。そのうちこの稜線も雲に覆われてしまうのか…?
赤薙山山頂は展望ナシ…
女峰山が見えた!けど雲が湧いてきた
左奥には男体山
時々岩尾根が混じったり
時々紅葉がいい感じだったり
クイッと登ったところが奥社跡。2203mの標高のとこです。ここも眺めはないけど、さすがに通過せずに休んでおきます。ピークは狭いので、奥社があったといっても祠程度かな…と想像しちゃいます。
次のピークが2209m。50m下って50m登ります。帰りがイヤだなあ…とか思いつつ歩きます。ここからは、ここまでと打って変わってアップダウンの少ない歩きやすい道に。雰囲気も悪くないんですが、飽きてきちゃいますね。本格的に飽きる前に独標に到着。
奥社跡は跡形もなし
独標にかけてはアップダウンの少ない歩きやすい道
山頂看板には『一里ヶ曽根』とありました。字づらからして長い尾根を想像しますが、どうなのか?この独標は裸地になってて展望良好!会津駒などの山並み、尾瀬の山々など見えてますが、ちょっと距離がありますかね…。南側はびっしり雲。今のところ稜線を越えては来てないです。なんとか女峰山に着くまでもってもらいたい。
独標は開けたピークでした
女峰山がだいぶ近づきました
独標から少し下った水場のあるコル
いよいよ女峰山最後の登り
独標から50mほど下ります。下ったところに水がありました。ダケカンバの雰囲気のいいとこでした。ここから女峰山までは200mほどの登り。途中に尖がったピークが見えるけど、アップダウンが少ないといいなあ~。ロープが設置された急斜面を登ると尖がったピーク。下りは少しだけでホッとします。ハイマツの中をダラダラ登ると女峰山に到着!
相変わらず南側は雲だらけ。展望は北半分のみです。パッと見でわかるのは会津駒、燧ケ岳、至仏山…。これらの後ろに越後三山やら平ヶ岳が控えてるはずですが、ちょっと遠くて特定しにくいです。南の雲がなければ男体山へと続くポコポコの山並みが見えるはず。これが見えなかったのだけが残念でした。
女峰山山頂!
関東平野側から雲が湧き上がってます
尾瀬の山々 右に燧ケ岳、左に至仏山
快適な山頂でした
10月とは思えないポカポカで長居できますが、帰りも長いので下るとしましょうか。歩き始めたら、いつの間にか雲に覆われるようになってきました。南からの雲がとうとう稜線を越えてきやがった…。樹林帯で太陽も当たらずで寂しい感じです。約50mの登り返しが2回で奥社跡。帰りもここで小休止。
赤薙山の下りは時々ガスが晴れたけど、太陽が当たるまではいかない…。曇りでは登りの時のような色味がありません。最後の階段下りではまた霧に包まれます。なんにも見えないけど、結構な観光客。何も見えないので、ただの階段登りですね。長い階段、登りより下りの方が飽きました…
霧に包まれてなんだか寂しい感じ
赤薙山も雲の中
小丸山に降りてきても雲の中
下山後温泉は日光までの途中にある大江戸温泉物語へ。鹿教湯にもあるなと思って調べると、全国チェーンなんですね。700円のつもりで行ったら、なんと日曜は1000円!知ってたら絶対に行かない!日光だと他も高そうだし、仕方なく入ります。
そして下山後ラーメン。ラーメン屋を決める前に、明日の山を決めなければ!予報は曇り時々晴れ。長丁場はナシだな。ならば那須へ。那須ならコース取り豊富で、天気によっていろいろと対応できそうです。ということで、黒磯にある『軍鶏ラーメン美幸』へ。最近は美味しいラーメンを食べる機会が多いせいか、まあ普通ってとこでした。ここは軍鶏の入手が困難で10月いっぱいで店を閉めるとのことでした。
今晩のお宿は道の駅『明治の森黒磯』。収容台数は少ないけど、やたら広い。オートキャンプ場かいなと思えるような区画。ただ、一区画2台なので、隣が来ると独占ではなくなります。静かで照明も明るくなく、快適な夜を過ごせます。
さて、3連休初日に戻ります。雨は朝のうちに上がりそうだけど、山に行くのはね…。今日は移動のみとします。というか、佐野ラーメンを食べに行きます。9時ごろに安曇野の自宅を出発し、2時前に佐野に到着です。
佐野ラーメンは何軒か候補をリストアップしてて、その中で行ったのは万里。とりあえずナビをセットするのに使った万里にそのまま行った感じです。2時前で駐車場は少し空いてて、店内に10人くらい並んでました。茹で過ぎなのか麺がプヨプヨ。これが通常なのか…失敗作なのか…?麺がちゃんとしてれば美味しいだろうなと感じました。
このあと宇都宮餃子へ。有名なみんみんや正嗣は好みではないので、初めての店にチャレンジです。とはいえ、店選びには車でのアクセスが重要。餃子屋は駅前に集中する傾向なので、おのずと絞られてきますね。
今回は幸楽という店へ。ここは餃子のほかにラーメンもラインナップ。焼き餃子、水餃子、ラーメン各1を注文。餃子はここもカリカリのスナック系。具だくさんでジューシーな餃子が好みだな。佐野ラーメンの餃子の方がずっと美味しい。ちなみにラーメンの方が美味しかったな。
今日は移動だけなので温泉はパスでいいかな…と思ってたけど、気温は高いしラーメンは熱いしで、やっぱり温泉に入りたくなりました。で、パークゴルフ場併設の『さくら温泉』へ。ここは500円という良心的なお値段。高いイメージの関東圏にあってありがたい価格。このあと道の駅日光へと向かい、振り出しに戻ります。