乳頭山　紅葉ハイキング（2017.10.16）　乳頭温泉から往復

乳頭山　紅葉ハイキング

2017年の紅葉、東北シリーズ3日目は乳頭山に登ってきました。乳頭山は10年くらい前に一度秋田駒から往復したのみ。乳頭温泉からも登っておきたかったのでした。紅葉は登山口あたりが最盛期。少し登るともう冬枯れ状態です。天気の方は薄雲が多いながらも視界は良好。周りの山はよく見えました。まあまあって感じかな。

日程：　2017年10月16日　　天気：　くもり時々晴れ

ジャンル：　紅葉山歩き

エリア：　東北　乳頭山

メンバー：　T世

コースタイム：　

黒湯温泉駐車場（7：10）⇒孫六温泉（7：15）⇒田代平山荘（8：40～45）⇒乳頭山（9：20～45）⇒田代平山荘（10：10）⇒孫六温泉（11：25）⇒黒湯温泉駐車場（11：30）

温泉：黒湯温泉（600円）　　食事：荒川ラーメン魂　あしら（村上市）

前夜は『道の駅あに』で車中泊。田沢湖で3度まで冷え込みました。寝袋にくるまってよく寝れました。寝る前は星空だったけど、5時ごろ起きると星は出てません。今日もまた曇りなのかなあ…。乳頭温泉まで約50キロ、約1時間の道のりです。

黒湯温泉の駐車場から登ります

乳頭温泉に着きますが、どこに車を止めるのかが問題。まあ、今日は平日なので停めやすいでしょう。大釜温泉に停める記録が多いけど、温泉の駐車場だしなあ…。ただ、孫六温泉への道は夏の大雨の影響で通行止め。黒湯温泉側からしか入れません。黒湯温泉の駐車場は広いけど、ここも一応黒湯温泉の駐車場。温泉の人の話だと、登山客はホントは駐車不可だけど、黙認してるというスタンスのようでした。平日だけど結構お客さん多いです。

まず孫六温泉に向かって下ります。ちなみに黒湯温泉から乳頭山に登る道も大雨のため通行止めだそうな…。この夏秋田は二度の大雨で大変でした。孫六温泉を通り抜けて乳頭山の登山口へ。黒湯温泉にしても孫六温泉にしても、歴史は古いんでしょうけど、建物はカッコいい！ちょうど紅葉がピークなので雰囲気良かったです。山が紅葉ピークより、温泉がピークで良かったです。

黒湯温泉の入口

乳頭温泉あたりが紅葉ピーク

右は黒湯温泉、直進は孫六温泉と乳頭山登山口

孫六温泉

登山口は孫六温泉　山の紅葉は終わりかけ

登り口で熊除けの鐘を鳴らしてスタート。ブナの紅葉は乳頭温泉付近がピークなので、登るにつれて落ち葉が目立つようになります。それでも残ってる葉っぱもあって、透かしたような紅葉になってキレイ。田代平に近付くと完全に落葉で、あとは雪が降るのを待つのみってとこかな。

登山口　標柱が傾いてます

少し登るとブナは落葉が盛ん

葉っぱが落ちると山が明るくなります

田代平は湿原としてはイマイチ…？

1200mを越えたくらいから、だんだんと傾斜が緩みます。で、ほぼ平らになったところが湿原に。一帯が田代平なのかな。湿原といっても池塘や草原は少なくて、あんまりスッキリ感はありません。湿原も末期にきてるのかも…？少し歩くと田代平山荘。山荘の横には池がありました。一応、池越しの秋田駒なんぞを撮っておきます。

湿原に出て初めて乳頭山の山頂が見えます。南側や東側から見ると乳頭山の山頂部は岩峰になってて、山名に『烏帽子』『乳頭』が付くのが納得できます。田代平側からだと、なだらかな山の一番高い部分…にしか見えません。山頂から田代平に向かって滑ると気持ちいいだろうなあ…とは感じました。

田代平に出ると初めて乳頭山が見えてきます

田代平湿原

田代平山荘

田代平山荘の前にあった池

秋田駒とバックに撮ってみました

乳頭山山頂へ　展望は良好です！

空模様の方ですが、登り始めは全面薄雲。いつの間にかほぼ晴れになりました。ヨシヨシと思ってたら、山頂ではまた全面薄雲。こりゃダメだな…と思ってたら、薄雲が一瞬でなくなり…。山頂を後にする頃には、またまた全面薄雲に。何かのちょっとした条件で、晴れになったり薄雲に覆われたりするんでしょうね。

乳頭温泉からの乳頭山は人気コースなのかと思っていました。下りの田代山荘で1組出会ったのみ。まあ、平日だからお客さんは少ないですけどね。登山道自体がバッチリ整備されてるわけでもなく、歩かれ具合からみても、人気のコースという雰囲気は感じられませんでした。ワタクシが勝手に人気コースと思ってただけの話ですが…

秋田駒ヶ岳