天気も雪も微妙なこの週末。どこに行こうかなあ・・・ってとこでしたが、最終的にはハズレても悔しくないところ…ということで、栂池に行くことに。親沢の源頭から若栗に抜けるルートをマックスに、天気や雪や気分で縮めたり伸ばしたりするとしましょう。結果的にフルコース辿りましたが、天気も雪も気分も良かったり悪かったりのツアーとなりました。
日程: 2018年2月3日(土) 天気: 晴れのちくもりのち小雪 ジャンル: 山スキー エリア: 北アルプス 白馬 メンバー: T世 コースタイム: 栂池ゴンドラ上(8:55)⇒成城大小屋(9:45)⇒天狗原(10:55~11:00)⇒親沢三俣(12:15~30)⇒黒川沢源頭(13:10~25)⇒白馬乗鞍スキー場(14:00) 登山口情報 栂池スキー場の駐車場(この日は8時前にはゴンドラ前は満車で第2へ) 温泉: 食事: |
8時前には栂池に着いたけど、ゴンドラ前の駐車場は満車で第2へ。前より満車になるの早い?今日は白馬乗鞍スキー場に抜けるので、帰りが短くなるからいいんですが…。その割に切符売り場もゴンドラも空いてました。山に入る人も少なそうな雰囲気です。ゴンドラ片道は1360円。最近、あちらこちらのスキー場で1回券が高くなってるので、栂池のゴンドラはお得感がありますね。
いつものようにロープウェイの駅のところからスタート。天気は今のところ晴れてて、後立山の主稜線もバッチリ!このまま晴れてくれるといいけど、予報では悪くなる傾向です。しかし、今日は山に入る人が少なそうです。林道歩いてても数えるほどしかいません。多いのも困るけど、少ないのも寂しいな…。
朝の栂池スキー場はスカッ晴れ!
林道もいい感じです
白馬の主稜線には怪しい雲が少しずつ…
鹿島槍、五竜、唐松
しっかり晴れてたのは林道までで、成城大小屋から天狗原に向かう頃には早くも下り坂。主稜線から雲がかかり始め、真上の空も青いとこが減ってきました。太陽も隠されてしまって、白黒の寂しい景色です。残念だけど予報通りだし仕方ない…。天狗原の東端に登り上げます。東天狗ってここのことなんかな?
だんだんと雲が優勢になってきた・・・
主稜線はすっかり雲の中に
白馬乗鞍岳
救いは風が強くなくて気温も低くないことかな。親沢源頭に入るつもりで滑り出すと、唐松沢源頭に引き込まれました。まあ、間違えただけですが…。すぐ気付いたけど、ここの雪がことのほか良かったので、せっかくなのでもうひと滑り。シールを着けて少し登って親沢滑り出しへ。そういえば、こんなんだった…。
ロケーション良好な親沢源頭部なのに、太陽は当たらず、小雪まで舞い始めてきました。暗いのでサングラスだと凸凹が見えづらい…。時々食らいます。雪はまあまあです。古い雪は堅く締まってて、その上にこの前の低気圧の雪が10センチくらい。板がよく走ってくれて気持ちよかったです。ただ、日を浴びる向きになると、途端にモナカ。なすすべナシ…。
1800mの台地で鵯尾根に登り返すことも考えてました。ここを登り返すのも、若栗の頭に登り返すのも、労力は同じかな…。ということで、予定通りに若栗へ。1753mを回りこんで、鵯峰の北の大きなU字谷に入ります。すると、なんとギッタギタ!もう滑るところがないくらいにギッタギタです。ハクノリの斜面なんて人っ子一人いなかったのに…。
若栗の頭へ登り返します。滑るメインルートは頭の先から?と見込んで、黒川沢本流の源頭に近い方から谷に入りました。ところがここも滑った跡だらけ~。北を向いてる面は軽い雪が残ってるけど、もう滑れたもんじゃないです。おまけにガスっててよく見えないし…。もうただ下りるだけ…。斜度が緩んでからはガリガリで踏ん張る太ももが悲鳴を!雪が良ければあっという間の斜面、今日はなんと長く感じたことか…。ハクノリのゲレンデから栂池の第2駐車場まで歩いて車を回収です。約1キロで15分ってとこかな。
唐松沢や親沢の源頭まで行った後だから、滑り尽くされてたのかな…。早い時間から入ってればマシかもしれないけど、もうここに来る気は失せました。源頭部は気持ちよかったので、気持ちいいとこだけ滑ってヒヨドリ尾根に登り返すってもんだな…