トップページ        

山行記録      
  すべての山行記録(山域別)
  すべての山行記録(日にち順)

山スキー      
  山スキーの記録(山域別)
  山スキーの記録(日にち順)
  山スキーマップ
  山スキー他の動画(You Tube)

沢登り       
  沢登りの記録(山域別)
  沢登りの記録(日にち順)

長期山行      
  北アルプス全山縦走(1998年)
  南アルプス全山縦走(1997年、1999年)
  北海道の山旅(2006年) 
  北海道の山旅(2002年)

百名山など     
  いろんな百名山の進捗リスト
  信州ふるさと120山の進捗リスト
  紅葉の山登り

ご当地グルメ     
  喜多方ラーメン
  山形の肉そば
  讃岐うどん

その他       
  自己紹介
  リンク
 
過去のトップページの写真発掘
  メール 

三峰山&鷲ヶ峰 和田峠から八島湿原

美ヶ原~霧ヶ峰の間にある三峰山と鷲ヶ峰に登ってきました。この稜線には『中央分水嶺トレイル』というのがあって、いつかそのうち歩きたいな…とボンヤリ思っていました。今回はその中の扉峠~三峰山~和田峠~鷲ヶ峰~八島ヶ原湿原を歩きました。天気が良くて展望が良くて、気持ちよく歩いてこれました。ビーナスラインに沿うようにトレイルが付いているので、バイクの爆音が響き渡ります。俗っぽい山域ですので、うるさいBGMと思って受け入れましょう。

日程: 2018年6月17日(日) 天気: 晴れ時々くもり

ジャンル: ハイキング

エリア: 中信高原 三峰山‐鷲ヶ峰

メンバー: N畑、ASK、T世

コースタイム: 

扉峠(7:00)⇒三峰山(8:15~30)⇒和田峠(9:20~35)⇒鷲ヶ峰(11:00~35)⇒八島湿原周回(12:15~13:30)

登山口情報

下山口であります八島湿原の駐車場に車1台デポ。シーズン中は混雑します。登山口は扉峠の駐車場。こちらはガラガラ。どちらにもトイレあり。

温泉:   食事: 

予定では泊まりの沢登りでしたが、土曜の予報が悪いので中止に。その代替案がこの三峰山&鷲ヶ峰。このルートはどうしても車が2台必要。一緒に沢に行く予定だったN畑を誘って車の問題は解消。前日の夜に急に暇になったASKが緊急参戦。久しぶりのメンバー4人での山行となりました。

松本のコンビニで集合し、まずは下山先の八島湿原の駐車場へ。シーズン中はすぐ満車になる駐車場なので、近場ですが早めの出発。6時半頃着いたけど、まだ半分以上は空きがありました。下山した時はほぼ満車。でも、空き待ちの車はなく、ほぼ100%といった感じ。やっぱニッコウキスゲの頃がピークなのかな。

扉峠から三峰山に向けてスタート

早朝の安曇野&松本平は雲海の下。上は晴れてると思いきや、ビーナスラインは時々雲の中。車を仕込みに行ってる間に、だいぶ雲が減ってきたような気がする…。扉峠から少しビーナスラインを歩きます。立派な橋を渡ってしばらくで登山道の入口。この立派な橋からは北アルプスが一望!今日は梅雨らしくなくて空気が澄んでます。白馬の方までクッキリと見えます。

はじめはしばらく森の中を歩きます。ダラダラとほぼ横歩き。たまに登ってもまた下ります。三峰山本体の登りになり、急坂を登り切ると開けた草原&笹の稜線に。展望が一気に開けます。急に景色が良くなったので思わず休憩。まだ距離はあるけど、三峰山が見えています。まだ少しだけ雲がかかってますが、雲の勢いは弱くなってる感じです。

ここからは展望良好な稜線歩き。森の中は暑かったけど、風も通って涼しくなりました。右には北アルプスの山並み。だいぶ雪は減ったけど、槍&穂高や白馬あたりはまだ白いところが多いですね。常念山脈は谷筋に残るのみ。下界はまだ雲海の底だけど、だいぶ薄くなってきて、透けて見えるような感じ。佐久方面の雲海は分厚いです。


扉峠から三峰山方面への入口


はじめはこんな森の中を歩きます


三峰山本体の一角まで登ってくると・・・


展望が一気に開けました


三峰山に向かって


ここからは快適稜線歩き!


槍&穂高連峰と常念山脈


大天井岳から爺ヶ岳にかけてかな


雲の取れきれない中、八ヶ岳に向かって歩きます


のどかな風景です


三峰山も山頂が見えてきました


歩いててホント気分よかったです


三峰山への最後の登り


振り返ると歩いてきた稜線と美ヶ原

道中にあった花(その1)

三峰山の山頂は展望すこぶる良好!

三峰山はこれが4回目、1回目はすぐ下にある茶屋から最短コースで。あとの2回は山スキーです。霧ヶ峰と美ヶ原の間にあって、目立たない不遇な三峰山。しかし、展望はピカ一、山そのものも素晴らしいです。美ヶ原&霧ヶ峰エリアで一番良い山なんじゃないかと、個人的には思ったりします。まあ、くまなく歩いてるわけではないですけど…。

山頂には夫婦と思われる2人組。さっきまで雲がかかってたらしいです。その名残の雲が時々漂ってて、幻想的な雰囲気に。スカッと晴れたり幻想的になったりで、2回分楽しめました。この景色を文字にする能力はございませんので、下手な写真にて…。


まだ雲が残る三峰山山頂に着きました


西の方から雲が湧き上がってきます


鉢伏山と乗鞍岳


燕岳から白馬岳にかけて 奥には立山も


後立山連峰アップ!


槍&穂高アップ!常念岳も


こちらは浅間連山 佐久は分厚い雲海の底

三峰山からの下りがロケーション素晴らしい!

三峰山を後にするのは名残惜しいんですが、三峰山からの下りがこれまたロケーションが最高なのであります。なだらかな草原の稜線の先に霧ヶ峰、さらにその先に八ヶ岳や南アルプスや富士山が…。こーゆーのを牧歌的な風景って言うのかな~と。牛が歩いてても違和感ないし…。


三峰山の山頂を後にします


振り返ると三峰山の山頂と北アルプス


和田峠に向かって下ります


霧ヶ峰と八ヶ岳


このロケーションは素晴らしいです!


牧歌的!


三峰山山頂 うねった踏み跡がいいですね


なだらかな稜線が続きます


中央分水嶺トレイル


だいぶ下ってきて三峰山を振り返ります

和田峠の前後は少し間延びする区間

しばらく牧歌的なロケーションが続きますが、和田峠が近づくにつれて牧歌的度が低下していきます。そして、再び森の中へ。爽快な三峰山は終わったな…。和田峠の前後しばらくは間延びする区間となります。和田峠でビーナスラインを横切るのですが、ちょうどインターチェンジみたいになってるところで、バイクにひかれそうで怖かったです。

鷲ヶ峰へと向かいます。三峰山の時と同じように、鷲ヶ峰本体の登りにかかるまでは、アップダウンを何度か繰り返します。きっと右下を走るビーナスラインを歩いた方が水平で楽なんだろうな~とか思いながら歩いていました。和田峠は中山道が通るだけでなく、送電線の通り道にもなってます。まさに交通の要衝。展望乏しい区間のなか、送電線の施設があるところでは開けます。三峰山がずいぶんと遠ざかりました。そして、鷲ヶ岳が手の届くところに。


下っていくと、ビーナスラインが同じくらいの高さになります


しばらくで森の中に入ります


和田峠


中山道を少し歩くと今の和田峠


和田峠から鷲ヶ峰に向かいます 三峰山は遠ざかりました


鷲ヶ峰はだいぶ近づきました


和田峠付近には道もあれば送電線も


レンゲツツジの中に看板


諏訪湖と中央アルプス

鷲ヶ峰山頂です

鷲ヶ岳の基部から100mほどの急登で鷲ヶ岳山頂。鷲ヶ岳は八島湿原からすぐなので、山頂はまあまあの人出。三峰山からの間はほとんど歩く人がいなかったです。少し雲が増え、空気の透明感は減りましたが、まだまだ十分の展望であります。山頂は横に広く、椅子にできる岩も点在。のんびりできる山頂でした。気温もちょうどよかったし。


鷲ヶ峰山頂 南アルプスです


鉢伏山、三峰山、美ヶ原


諏訪湖と中央アルプス


鷲ヶ峰の山頂も良い山頂でした


八島湿原から近いぶん人も多かった

鷲ヶ峰から八島湿原に下っていきます

鷲ヶ岳の山頂よりも良かったのが、鷲ヶ岳の肩の部分から八島湿原に向けて下るロケーション。眼下に八島湿原、その先に八ヶ岳、富士山、南アルプスのパノラマが広がってます。八島湿原は湿原というよりも草原といった感じで、高いとこから見ると運動場のようでした。


レンゲツツジの中、八島湿原へと向かいます


霧ヶ峰と八ヶ岳


八島湿原へと下る道もロケーション良かった!


富士山と南アルプス


青空と雲もいい感じ


鷲ヶ峰を振り返ります


ここから八島湿原を見下ろしてます


八島湿原


蓼科山


レンゲツツジで赤く染まってるところがあります


八島湿原の中の鎌ヶ池


八島湿原は運動場のよう


八島湿原に向かって下っていきます


鷲ヶ峰からの下り

道中にあった花(その2)

せっかくなので八島湿原を一周します

八島湿原まで下りてきました。時間もあるし、せっかく晴れているので一周しておきます。上から見たら運動場でしたが、間近で見ると起伏があります。なんだかアフリカのサバンナのよう。ライオンとかシマウマとかキリンが似合いそう。

鎌ヶ池など池があるところは、それなりにいいんですが、そうでないところはホントただの草原。花もあまり咲いてないし…。池塘が点在してて、チングルマなんかが咲き乱れている湿原がいいな。ここは広いのがウリなのかな。尾瀬みたいに対岸に向けて突っ切る木道があればいいのに…とか思いました。

安曇野に住んでると、どうしても西の山の比重が高くなります。つまりは北アルプスなのですが。今日このへんを歩いてみて、こっちも捨てたもんじゃないなと感じました。歩いたことない道を歩いてみたくなりました。


八島湿原


時計回りで一周します


鎌ヶ池


ワタスゲやアヤメが咲いてました


池があるとアクセントになるのですが・・


ミズナラの疎林が感じよかった!


八島湿原と鷲ヶ峰


八島ヶ池

Copyright (C) 山登りのページ ぶなぱう All rights reserved 

HOME年別記録 > 三峰山&鷲ヶ峰