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  風吹大池と周辺散策

10月も中旬となりました。そろそろブナもいい感じかなと、土沢登山口から風吹大池に登ってきました。中腹のブナはまずまずの色付き具合。上の方の灌木は終わりかけ。池周辺のダケカンバは白骨化してました。この白骨化したダケカンバが池の風景にアクセントを加えてくれてます。天気は晴れたり曇ったり。まずまずの紅葉狩り日和りでした。

日程: 2018年10月13日(土)

天気: 晴れ時々くもり

ジャンル: 紅葉山歩き

エリア: 北アルプス 後立山連峰

メンバー: T世

コースタイム 

土沢登山口(8:30)⇒風吹山荘(10:30)⇒神の田圃(11:25)⇒風吹山荘(11:55~12:20)⇒土沢登山口(13:55)

温泉:黒部観光ホテル(物見湯産手形)  食事:家らー

半月板の手術をして1ヶ月半。激しい動きや膝曲げはまだ禁止されています。山歩きは日常生活の延長だろうと勝手に解釈して、先週から再開しました。もちろん緩々ハイキング程度からです。さて、今日の風吹大池ですが、ハイキングとは言えないかな…。山登りですわな。道も良いとは言えないし。でもまあ、時間は短めだし、人が少ないのでマイペースで行けるんじゃないかな…と行ってきました。

土沢登山口から風吹大池に登るのは3回目かな。前回は2010年なので8年ぶりであります。ブナの紅葉と白骨化したダケカンバと池の景色が印象に残っています。予報は微妙でしたが、朝から澄んだ青空が広がっています。マイナールートとはいえ紅葉最盛期なので、それなりに先客はあるかと思ったら、たったの2台だけでした。雨飾山はスゲーことになってるでしょうね。8時半前に登山口着です。

土沢登山口から登り始めます

登山口の名前ですが、これまでは『風吹登山口』とか『北野登山口』とか言ってた気がしますが、新しい看板には『土沢登山口』と書いてありました。もう一つある登山口とハッキリ区別するためなのかな…?ちなみに『土沢』=『つんざわ』です。このあたりのブナも色付き始めてはいるけど、まだ緑がだいぶ勝っています。温泉成分で白くなっている沢を見つつ、平均台尾根を通り過ぎた頃からブナが染まってきました。


土沢登山口から登ります


平均台尾根 温泉成分が湧き出してるところ

登りはブナなどの紅葉に癒されながら

このあたりのブナは太さはないけど、背が高いのが多いです。縦に伸びるシュッとしたタイプのブナです。幹が太くて枝ぶりの良いタイプと大きく2つに分かれますね。背が高いので写真に収めるのには苦労します。まだ緑の葉が目立つので、ピークにはあと少しかな。

標高を上げても色付きにはあまり変化ナシでした。上の方はカエデの赤が混じってきて、少し華やかな感じに。ブナ帯終了間際はほぼ落葉状態。葉っぱが落ちると森が明るくなります。辛うじて残っている赤や黄の葉っぱが、これまたいい感じ。


ブナの黄葉はじまってます!


ここは背の高いブナが多いです


このブナは形が整ってますね


1キロごとに標柱がありました


ブナは上も下も色付きは変わらない感じでしたね


途中からカエデの赤も混じってきた!


ブナ帯の最後あたりかな


葉がほとんど落ちた雰囲気もいい感じです

風吹大池1周ツアーに

風吹山荘に到着。小屋の方が色々作業されてます。小屋閉め準備かな。快晴だった空ですが、だんだんと雲の割合が増えてきました。これから池巡りというのに…。曇りで陽が射さない風吹大池は寂しい雰囲気。とりあえず池周回。時計回りで回ります。池の高さから1段上に上がると、草紅葉が広がる風吹天狗原。草紅葉越しにハクノリや雪倉岳が望めます。ところどころに風吹大池を見下ろす展望台もありました。


風吹山荘 小屋閉め準備してました


風吹大池1周ツアーに出ます


風吹大池に着いた時間帯が一番天気悪かったです


池の縁に登り上げると草紅葉 向こうの山はハクノリ


風吹天狗原


ところどころ風吹大池の展望台がありました


雪倉岳


角度を変えて風吹大池

神の田圃へ寄り道します

池を半周する間に少しずつ晴れ間が盛り返してきました。せっかくなので神の田圃にも立ち寄ります。まず出てくるのが血ノ池。池の水は血というよりどす黒い。黒いぶん鏡のようになって風景を映してくれてます。水草が水面を覆ってる部分も多くて、変わった雰囲気の池でした。

さらに進むと神の田圃といわれる湿原へ。湿原の高い部分に池塘がいくつか棚田状に点在。なんで高いところに池が残るのか不思議。タモリに聞いてみたい。ただの湿原だと間延びする風景も、池塘があるとアクセントが付いていいですね。


1周コースから少し離れて・・・


血の池


神の田圃

いくつかある中で小敷池が一番キレイです

池の周回路に戻りまして、本日のメインイベントの一つであります小敷池。小敷池の水は他と違って濃い緑。湖岸のダケカンバや笹とマッチした独特の風景です。湖面にクッキリとダケカンバが映ると尚良いのですが、あいにく風で湖面が乱れて映らず…残念。小敷池はこの白骨ダケカンバしか見たことないです。一度、池が紅葉真っ盛りの時に来てみたいものです。

風吹大池の一番南側に戻って大休止…のつもりが、湖畔に下りれないようにロープが張ってありました。また、今日は8年前より池の水位が高いです。前は浜が広がってて、そこにある石に座って宴会した記憶なのですが…。仕方がないので風吹山荘のテン場の板敷きに座って休憩しました。


小敷池


小敷池で晴れててよかったです!


骨骨ダケカンバがいい味出してます

下山する頃にはまた雲が増えてしまいました

下山する頃にはまた雲が増えてきました。黄葉のブナ林を下るのを楽しみにしてたのに…。周りの山々の雲もだいぶ増えてきてますね。泥と木の根っこが多いので、下りは特に注意して下ります。。滑って転んで膝が曲がるとえらい事ですんで。ストックのお世話になりつつ、慎重に下っていきました。先週に比べるとだいぶ痛い範囲が狭くなりました。時間も長く歩けたので、順調に回復して、早く何も気にせず歩けるようになりたいものです。




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