富山の五箇山あたりにある大門山&赤摩木古山に登ってきました。天気は最高でした!紅葉は登山口でありますブナオ峠からブナが見頃。上部の灌木の紅葉は終わりかけでした。ブナが見頃とは言ったものの、出来栄え点は高くなかったです。葉が緑からいきなり茶になったような感じで、上手く色付いてないみたいでした。
日程: 2018年10月21日(日) 天気: 晴れ ジャンル: 紅葉山歩き エリア: 富山 メンバー: T世 コースタイム: ブナオ峠(6:45)⇒大門山(8:30~40)⇒赤摩木古山(9:15~40)⇒ブナオ峠(11:15) 温泉:くろば温泉(600円) 食事:高山ラーメン 豆天狗 |
2018年10月20-21日の週末は北陸遠征。昨日は福井・岐阜県境にある冠山。冠山を下りて8号線を走って『道の駅福光』で車中泊。結構距離ありますね。通常なら北陸に『遠征』は付けないですが、冠山がやたら遠かったので、今回は『北陸遠征』ってことにします。
紅葉の時期、登山口でありますブナオ峠は駐車場がすぐ一杯になる…とのこと。5時過ぎに福光の道の駅を出ました。朝から快晴だったけど、山に入ると曇り。間違いなく雲海でしょう。雲海はいいんですが、登る山が雲海の中だと困ります。狭いけど舗装された林道を登っていくと、わりと早めに雲の上に出ました。ブナオ峠の駐車場には先客が5,6台だったかな…?6時15分くらいに着いたわりに多いですわな。
まだ日が昇らないのでゆっくり準備。ブナオ峠から反対側に行くと猿ヶ山なんですね。猿ヶ山はまたの機会にして、大門山に向かってスタートです。シュッと背の高いブナ林を縫うように登っていきます。黄葉は良いタイミングなはずなのに、イマイチ色が冴えません。まだ太陽が低いからなのかなあ…?
そのうち尾根道になります。これが結構急な道。登りは問題ないけど、下りがちょっと心配だな…。今のヒザでは。あと、ブナオ峠から大門山の分岐までエアリアでは1時間になってます。でも、等高線を数えてみると、標高差は500mもあるじゃないですか!なんか間違えてるな…。ちなみに分県ガイドでは1時間半になってました。山の選択をミスったかな…。というか、リサーチ不足。急だったみちは、登るにつれさらに急になったのでした。
ブナオ峠の登山口
ブナ林が朝日に照らされてます
色付きがイマイチよくない
ブナが終わると灌木混じりの明るい尾根に
大門山の分岐点
ブナを抜けて灌木帯に。ブナの終わり頃は既に葉が散っていました。灌木帯は赤や黄の葉っぱが残ってるのもあるけど、ほぼ終わりに近いかな。ほどなく大門山の分岐。赤摩木古山へはなだからな稜線っぽいので、グイッと登る大門山を先に登っておきましょう。大門山へも激登り。しかも、ヌルヌルのところがあったので下りは嫌だなあ…。
大門山の山頂は河童の頭みたいな感じ。周囲の毛の部分が少し長いので、展望良好とはいきません。分県ガイドには展望良好とありましたが、情報が古いので木が伸びたかな?かすかに白山方面の展望はあります。奈良岳、大笠山、遠くに白山が見えました。展望がイマイチなので、ここでは小休止とします。展望がホントに良さそうな赤摩木古山で大休止にしましょう。
庄川の谷間は雲海が詰まってます
大門山への登りも急
大門山の山頂です
大きいのが大笠山で奥が白山
山頂の看板を
大門山からの下りは案の定手ごわかったです。ストック持ってきといてよかった。なかったら下りれない…。分岐からは展望の良い稜線歩き。富山県側の谷間は雲海で埋め尽くされています。はじめはなだからだったけど、赤摩木古山に近付くとアップダウンが激しくなってきました。
赤摩木古山へは展望の良い稜線歩き
下界はまだ雲海です
赤摩木古山の直下は急な階段
台地状の山頂の一番先が目的地かと思ったら、その手前の1501mが赤摩木古山でした。展望は大門山に比べるとかなり良いです。白山方面に加え、東に開けてるので、北アルプスや富山・岐阜の中級山岳が一望。立山・剣あたりは白くなってるのがわかります。穂高や乗鞍は少な目で、御岳がだいぶ白いです。御岳の雪は先週前半の低気圧で降った雪だろうな。
この稜線の続きの山であります見越山や奈良岳がグンと近くなりました。大笠山も近づきました。これを見せられると、やっぱり大笠山まで縦走したくなるよなあ。今日も何人かは奈良岳までは行ってるはずです。犬1匹も。赤摩木古山の山頂は無風快晴で暑くもなく、寒くもなく…の快適な山頂でした。
御影石の山頂碑
手前から大笠山、笈ヶ岳、白山
一段下の紅葉がいい感じ
富山の街の方
立山・剱岳 天気は良いけど意外と視程は悪い
さて、下山開始です。赤摩木古山で休んでる間に、すっかり谷を覆っていた雲海は解消されました。大門山からの激下り…。悪い方の左足はできるだけソフトに着地するよう心掛けます。となると、右足の負担が大きくなります。登りの時は段差が大きいところは右足でしか登れません。なので、悪い方の左足はともかく、右足の方がとても疲れました。
ちなみに、帰宅する頃には左膝が腫れてました。やっぱり大門山は失敗だったかな…。とりあえず、早く元通りにまで回復して欲しいところです。
ブナの黄葉ですが、日が昇った下山時でもやっぱり色付きが良くなかったです。隣の尾根や斜面のブナはキレイなんですけどね~。遠目に見るのと、林の中から見るのとでは違うのかなあ…?いずれにしても色付きが悪いのは間違いのないところです。
正面は猿ヶ山かな
上部のブナ
上の方はクネクネしたブナがありました
日が昇ってもやっぱり色付きが悪い
それでも晴れてると気持ちいいですね
ブナオ峠からR156に出て、少し反対方向になりますが、くろば温泉という日帰り入浴施設へ。時間が早いこともあってか空いてて快適でした。時間に余裕があるので座敷で寛げました。
そして、本日の下山後ラーメンは高山ラーメン。人気店の豆天狗に行ってきました。駐車場にてこずったけど、なんとかありつけました。色の濃いスープに面はチキンラーメン系の麺。不味いわけではないけれど、麺がもう少し美味しければなあ…と思うのでした。美味しいラーメン食べる機会が多くて、舌が肥えてしまってるのかも…?