長野市の中条地区にある虫倉山に登ってきました。結構人気のある山で、信州百名山にも入ってます。虫倉山のウリは何といっても白馬の山々の眺望かな。今日は白馬の山々にだけ雲かかってて生憎でしたが…。その分ってわけではないですが、今日は紅葉がキレイでした。尾根道になってからのカエデが良かったです。
日程: 2018年10月28日(日) 天気: 晴れ ジャンル: 紅葉山歩き エリア: 長野県北信 メンバー: T世 コースタイム: 不動滝登山口(10:00)⇒虫倉山(11:20~55)⇒不動滝登山口(12:50) 温泉:大町温泉郷 薬師の湯(700円) 物見湯産手形にて 食事: |
8月下旬に左膝の半月板を手術して約2ヶ月。今はまだ膝を深く曲げることとスポーツは禁止です。ハイキング程度ならスポーツにはならないだろうと、10月に入ってから山歩きを再開しています。できるだけ優しい道ということで、今日の虫倉山は不動滝コースの往復としました。さるすべりから周回すると楽しそうだけど、また次回以降に…
長野県の天気予報は晴れマーク1つ!ただ、前日に寒冷前線が通過し、日本海側は回復が遅そうです。今日は紅葉が目当てですが、やっぱり白馬の展望にもありつきたい。ということで、遅めの出発とします。8時15分くらいに家を出て、10時前に不動滝の登山口に到着です。トイレのある駐車場は既に満車。その先に公園があり、そこの広い駐車場に停めました。
登山口に向かう途中からの虫倉山
トイレのある駐車場は一杯だったので奥の広い場所へ
10時を回ってても谷間は日が差さず、暗い雰囲気の中をスタート。結構急な道なので、日陰で好都合だったり…。沢を対岸に渡ると日当たり良好!紅葉も映えてきました。ところどころにあるカエデがキレイですね~。ジグザグに付けられた道で高度を稼ぎます。日当たりが良くなると途端に暑くなり、途中で半袖に。
不動滝の登山口
捕ったり、飲んだりしないで下さい。と書いてある
日蔭の沢沿いから日当りの良い斜面に出ました
キンキラキンです
黄色に赤に橙に
ジグザグを登り切って尾根道になると、森がスッキリしてきます。同時に紅葉も良くなってきました。歩いてて気持ちいいです!何種類か紅葉してる木がある中で、やっぱりカエデが一番目を引きますね。赤にオレンジに黄色に、グラデーションがかかった木もありで鮮やかです。
稜線にカエデが多い山は個人的にあまり歩いたことがないような…。豪雪地帯の山だとブナや灌木になるし、内陸の山ともまた違う…。地理的、気候的に虫倉山はちょうど中間に位置するのかなあ…とか考えながら歩いていました。ホントかどうかは知りませんけど…。
尾根道になりました
白馬の山々には雲が残ります
さっぱりとした林の紅葉です
飯縄山丸見え! 途中の切り開きより
幹の間から高妻山!
透けた感じの紅葉がまたいいですね~
気分良く歩いてたらいつの間にか虫倉山の山頂です。写真もずいぶん撮ったんですが、もう山頂か!って感じ。快適で登りの辛さを感じませんね。…というか、ただ短いだけだけど。山頂に行く前に『一服むしくら』。山頂のすぐ下、白馬方向に開けたところにお休み処ができていました。数年前の地震で山頂が手狭になったから、その代わりに作られたのかも。
山頂は2014年の地震の影響で、南側半分にロープが張られて立入禁止。狭いんですが、ちょうど入れ替わりで良い場所が空きました。山頂は日当たりが良くてポカポカ陽気でマッタリできました。白馬の山々には相変わらず雲。北は戸隠や黒姫までは晴れてます。それより北の山は見えず…。東と南はよく晴れてます。
『一服むしくら』は白馬方面に開けてます
虫倉山山頂!
根子岳&四阿山と浅間連峰
北ア裏銀の山には雪が付いています
しら~っとしてますが八ヶ岳
戸隠の山々
山頂から下りながら『一服むしくら』
帰りは同じ道を戻るのですが、当たり前ですが180度方向が変わり、太陽の当たり具合も少し変わったので、新鮮な気持ちで歩けました。尾根道からはずれて斜面下りになると、さすがに下山モード。傾斜は強いけど、歩幅の自由が利くので、小さな歩幅でソフトランディングを心掛けます。気を付けてたからか、今回は下山後も膝は痛くならず。せっかくなので不動滝を眺めてから駐車場へ。
山頂近くの紅葉は終わりかけかな~
下りも気持ちよく歩きます
しっとりとした紅葉の中を
紅葉した葉っぱに影が映ってキレイ!
カラマツの黄葉はあとひと息
白馬の雲は少しだけ減った
薄い黄色もいいなあ
一応不動滝も見ておきます
帰りに小川の道の駅で農産物を調達し、温泉は大町温泉郷まで行って薬師の湯。物見湯産手形利用です。この時期はお客さん少なく、風呂も座敷も空いてて寛げました。家に帰る前にワークマンに寄り、今年の冬の手袋をゲット!山に雪が付くようになり、スキーシーズンも近いです。膝は開幕に間に合うんだろうか…?