守屋山は2006年に登って以来2度目となります。大人数でワイワイ登った記憶はあるのですが、山がどんなだったとか、展望が良かった…とかの記憶は全くございません。今回登って展望が良くてビックリです。北アルプスは雪雲の中で見えなかったけど、南・中ア、八ヶ岳、中信高原、諏訪湖…等々、グルリと見渡せました。しかも、この日は樹氷のオマケ付き。
日程: 2018年12月24日(日) 天気: 晴れ時々くもり ジャンル: ハイキング エリア: 長野県南信 メンバー: 単独 コースタイム: 杖突峠口(11:50)⇒分杭平(12:20)⇒守屋山東峰(12:50~55)⇒守屋山(13:15~30)⇒守屋山東峰(13:45~14:15)⇒立石登山口(14:50)⇒杖突峠口(15:05) 登山口情報 杖突峠の登山口には広い駐車スペースあり。工事現場を兼ねており泥泥 温泉: 食事: |
朝は普段より遅い時間まで寝てて、起きてからもウダウダ…。安曇野の空は雲が多め。でも、予報は南部は晴れマーク1つ。ダメ元的に出発です。行き先は守屋山。ハズレても損失は少ないです。夜のうちに少し降ったようで、塩尻峠や日陰にはまぶした程度の雪がありました。杖突峠に登る国道も薄っすら雪あり。
杖突峠の登山口は広い駐車スペース。ソーラー発電が隣接してて、現場事務所もありました。駐車スペースは日当たりが良くて、雪が融けてぬかるみ状態。靴がドロドロで帰りがイヤだな…。
遅めの出発だったので、もう既に12時前。はじめは急斜面登り。ここも日当たりがよく、降った雪が融けたためかドロドロ。登りでも滑るので下りは大変そう。日陰の登山道はうっすら雪が乗っかっていました。登り切ったら丘の上に出て、あとは平坦に分杭平まで。このあたり林道が錯綜してます。別のソーラー発電やら畑やらあって、山自体が仕事場的な雰囲気です。
登山口にはソーラー発電所
この先足元ドロドロで本当に足元注意
カラマツ林を登っていきます
分杭平手前の木道 雪乗ってて怖い~
分杭平ってキャンプ場?
実質ここが登山口なのかも
分杭平の一角にあり
分杭平はキャンプ場みたいになってました。いいとこですね。古いガイドではここまで車が入れるようになってたけど、今日は入口が閉鎖されてました。『不法投棄が多いため』とのこと。分杭平が実質的な登山口です。北斜面なので日が当たらず寒いです。地面も凍ってるし…。守屋山の東峰が近づくと、樹氷が付きだしてきてキレイ。気分も高揚してきました。
中間あたりにあった岩のかたまり
山頂直下から樹氷が着き始めてきました
これを登れば守屋山東峰
ススキにも!
東峰に到着。露岩になってて展望すこぶる良好!南アルプスと中央アルプスが思ったよりよく見えます。ただまあ、お昼なんでちょっと逆光気味。樹氷越しに見える雰囲気はとっても良いんですけどね。当たり前ですが樹氷は北面に発達。八ヶ岳は中腹から上が雲に隠れてしまってます。この雲はしぶといのかなあ…?
東峰で十分満足できました。もう13時過ぎなので戻ることも考えたけど、東峰と西峰の間の樹氷がこれまた素晴らしそう。西峰が山頂なので行かない手はないかな。緩いアップダウンはあるけど穏やかで、東峰から見た通りに樹氷が素晴らしかったです。写真撮ってばかりで進みません。
見えてる山は南アルプス
八ヶ岳にはベッタリと雲が・・・
左から甲斐駒、鋸岳、北岳、仙丈ヶ岳
北斜面は樹氷が濃いです
中央アルプスもよく見えてます
守屋山の西峰です
山頂直下にはラビットハウスという休憩小屋
西峰手前にラビットハウス。寒ければここで休むところですが、今日は天気が良くて風も弱い。気温は低そうだけど、意外と寒さは感じませんでした。西峰は東峰に勝るとも劣らない展望!山頂はこちらの方が広く、ベンチなども数基完備。『展望の山100山』に入ってるだけあります。
時間とともに太陽が西に移動し、自分も少し西に移動したせいか、南アルプスの逆光が少し解消されてきた感じ。守屋山からの南アルプスは、松本からとほぼ同じ角度。職場の窓からも甲斐駒・北岳・仙丈がよく見えるけど、それをズームアップした感じですね。北アルプスは相変わらず雪雲の中。八ヶ岳も相変わらず上半分が雲に隠れてます。
『日本展望の山100山』だそうーな
西峰の方が諏訪湖がよく見えました
カラマツの樹氷と中央アルプス
こちらは南アルプス
甲斐駒と鋸岳
真ん中は北岳
八ヶ岳は相変わらず雲の中
甲斐駒と北岳
甲斐駒と鋸岳
諏訪湖アップ!
美ヶ原も薄っすら雪化粧
山頂看板
樹氷の隙間から南アルプス
樹氷の白と青空がスバラシイ
お決まりの構図かな
枝に着いてるのは雪だけじゃないのかな?
西峰も居心地よかったけど、あとは下るだけとなる東峰で大休止することにしました。東峰に戻ると、八ヶ岳の雲が少し取れました。阿弥陀&赤岳、権現岳、編笠山が見えてきました。降りたての雪で真っ白に輝いています。休んでいるうちに横岳まで見えるように。距離感といい角度と言い、八ヶ岳の見え方は素晴らしいです。雲が全部なくならなかったのは残念ですが、横岳から南だけでも見えてくれて本当に良かったです。
東峰に戻ってくると八ヶ岳の雲がなくなってきた
みるみる雲がなくなってくる
守屋山北面の樹氷
甲斐駒と鋸岳のアップ!
北岳アップ!
八ヶ岳は横岳まで出て来てる
八ヶ岳核心部のアップ!
帰りは立石コースで降りてみます。分杭平からの平坦地を嫌ったわけですが、立石コースは下山した後の車道歩きが付いてきます。どっちもイヤだけど、通ったことない道を選択です。道中には名の付く岩が3ヶ所くらいあったかな。傾斜はわりと急な印象でした。杖突峠からのルートがどっちかと言うと楽かな~と感じました。杖突峠までの車道歩きはやっぱり疲れた~
下山は岩巡りのルートで
時々展望が開ける場所あり
杖突峠から少しのところにある峠の茶屋に立ち寄ります。八ヶ岳の雲がかなり取れて、蓼科山などもお目見え。ここからの展望は遮るものがないので、守屋山からより良いような…。ただ、八ヶ岳と諏訪湖と中信高原に限りますが…。中央アルプスや南アルプスはそもそも見えない。
峠の茶屋の展望台からの八ヶ岳
蓼科山にかけて 雲の影がオモシロイ
諏訪湖
赤岳&阿弥陀岳のドアップ!