一難場山の稜線直下まで登ってきました。ここは稜線に出てからの展望が素晴らしとこなんですが、稜線に出るまでは天気が悪くてもわりと安心して来れるとこでもあります。今日は天気が悪そうなので来ちゃいました。程よい斜度のブナ林で気持ちよく滑れることが多いのに、今日は重くて深くて前に進みません。ターンしたら止まるので、ほぼ直滑降で降りてきました。
日程: 2019年2月16日(土) 天気: くもり時々雪 ジャンル: 山スキー エリア: 北アルプス 糸魚川西部 メンバー: Y崎家、T世 コースタイム: 木地屋集落(8:00)⇒杉ノ平渡渉(9:20)⇒一難場山稜線直下(11:25~45)⇒杉ノ平渡渉(12:35)⇒木地屋集落(13:10) 登山口情報 木地屋集落の除雪終点付近、排雪作業駐車禁止の看板あり。その付近に停めてた車には雪が盛られていました。ここに停めるな…の意味かなと解釈。うちらは下の広いスペースに駐車しました。ここは盛られることはなかったのですが、ここがOKかどうかは不明。 温泉: 道の駅おたり 深山の湯(660円)JAF割あり 食事: うちで宴会 |
この週末は神戸からY崎さんちがやってくる週。なのに予報が悪い…。土曜はゲレンデの気配濃厚。しかし、当日になると本降り予報ではなくなります。とりあえず集合場所の北小谷の道の駅へ。ここはなんと雨!南小谷は雪だったんですけどね~。雪降りでもゲレンデより山の方が良いとのことなので一難場山へと向かいます。
ここの心配事はやっぱり駐車。今日これまでには少ししか降ってないし、以降も大雪って感じでもなさそう。大丈夫かな。除雪終点には『排雪作業駐車禁止』の看板あり。停めれるスペースはあったけど、少し下にある広いスペースへ。
これが正解で、終点に止めてた車には下山時雪が盛ってありました。スコップで掘らないと出れない程度に。恐らく『ここには止めるな』のメッセージ…と受け取りました。うちらが止めたところはOKとは言い切れないんですけどね…。まあ、ここ木地屋は除雪終点の駐車を快く思ってないことは確かでしょう。
木地屋集落はずれの広くなったところに駐車
除雪終点より
薄っすら積もった車道をシール歩き。除雪終点で車道からはずれます。先客のトレースがありました。杉ノ平は小雪の中。杉ノ平を流れる小川は細いのに、なかなかスノーブリッジが架かってくれません。今年の雪は多いとは言えないけど、2月中旬でそこそこは積もってます。でも、立派な橋はなかったです。危うい目の橋を2つ渡ってやっと対岸へ。
車道を絡めながら登ります
木地屋川の堰堤をみながら
雪は少しずつ本降りに。気温は低くないけど、逆にウェアに着いた雪が融けて濡れる感じに。なので寒く感じます。この斜面はとくに変化がないので、ただ黙々とトレースを辿るのみ。景色もないしね…。白黒の世界でもブナは感じ良いです。
稜線の一段下までで登るのおしまい。稜線出ても景色ないし、寒いだけだし、今日はここまで。お楽しみの滑りでありますが、雪が深くて重くて板が沈んで前に進まない…。ターンしようにもスピード足りないし、後ろ足が出てこない…。
今日降った表面の5センチくらいの雪は軽いけど、その下の数十センチがタチ悪い。数日前のまとまった積雪が、時間の経過とともに締まって密度が増したような…。結局はわりと斜度のあるところでも直滑降で降りるしかない状態。斜度が緩むと下りラッセルに。登りのトレース外さない方がよかったな。
杉ノ平に下りてシール着けました。ここはシール着ける場合と着けない場合と五分五分だな。今日は踏み固められたトレースがツルツル滑るので着けました。まともに滑れないまま除雪終点へ。車道には古い薄い雪の上に今日降った新雪。ガリッとくるのが心配だったけど、今日一番気持ちよく滑れました。
一難場山の斜面に取り付きます
小雪模様で展望なし
道の駅おたりで温泉。朝より寒くなってるようで、今はここも雪。しかもデカ粒の。気温は高いようです。白馬まで上がると乾燥気味の雪に変わりました。