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白馬鑓コルまで

久しぶりに白馬鑓に行ってきました。実際は白馬鑓の山頂までは行かず、コルまでですが。コルまででも標高差は2000m近くあって大変。ここ数年はそこまで頑張る気はなくて、鍋倉や乗鞍で板納めしていました。今回頑張る気になったのは、昨年のヒザのケガの復調具合を確認するため。歩きの山では下りに不安があるので、とりあずスキーで長距離やっておこうということです。

日程 2019年5月12日(日) 天気 晴れ時々くもり

ジャンル 山スキー

エリア 北アルプス 後立山

メンバー: 単独

コースタイム 

猿倉(6:25)⇒小日向のコル(7:50~8:05)⇒登り返し(8:15~20)⇒鑓温泉(9:10)⇒稜線2774m(11:10~12:10)⇒鑓温泉(12:35)⇒六左ヱ門滝(12:50~13:00)⇒小日向のコル(13:40~55)⇒猿倉(14:30)

登山口情報

6時過ぎ着で埋まり具合は半分程度でした。トイレは猿倉壮?

温泉: 

食事: 

猿倉台地経由で小日向のコルへ

5時過ぎに家を出て、猿倉には6時半頃に着いたのかな。駐車場の埋まり具合は半分弱ってところかな。わりと余裕な感じ。林道の雪はギリギリつながっていました。往きは猿倉台地経由。こちらも雪は余裕。ブッシュもまだ気にならない感じでした。小日向のコルへの登りは縦溝がひどかったです。幅50センチ、深さ30センチくらいはありそうな…。帰りがイヤだなあ…


猿倉のスタート地点


猿倉荘からの道との合流前 ここが帰りはギリギリに


猿倉台地はブナが立派!


長走沢


小日向のコルへの登り


白馬岳

小日向のコルから稜線2774mへ

小日向のコルから鑓温泉側も縦溝がひどかったです。少し滑れると思ったけど、下りるのが精一杯。ターンはできないので、スイッチバックで下りました。鑓温泉の谷に入るとあら不思議!縦溝はなくなりました。斜面の向きなのかなあ…?でも、小日向のコルは両面だもんなあ…。ま、ここも縦溝ひどかったら、もう帰ろうか…と思ってただけに、ひと安心です。

鑓温泉のたもとには既にテントが2張り。ですが、歩いている人は意外と少ないです。前後に数人見える程度。ここはスケールの大きな谷なので、登っても登っても登った感じがしない…。でも、時計の高度計を見ると、着実に高くなっています。GWの鳥海の祓川でも感じたけど、スケール的にはここ白馬の方が上だな。

鑓温泉の先で大きく右カーブ。急斜面を登り切るとカール状の地形になります。白馬鑓の山頂を目指すなら、雪がつながってる右寄りの斜面へ。はじめは白馬鑓に登るつもりでいたけど、滑るのが大変そうなのでヤメ。直進してコルへ上がることに。こっちの方が斜面がメローでテレマーク向き。滑るのも楽そう。


小日向のコルより 白馬鑓と杓子岳


鑓温泉へとこの谷を登っていきます


大出原手前まで登ってきました


大出原 左側のコルを目指します

稜線2774mで1時間ほどまったり~

そんなこんなでコルへ。というか稜線へ。稜線まで登ると当たり前ですが反対側が見えてきます。稜線で最低限の目標は達成かな。山頂まで登ると、北側の杓子岳や白馬岳が見えます。コルからだと見えないのが、かなり残念なところです。まあ、とりあえずは立山&剱岳と北方稜線の山並みで満足しておこう。

稜線に出ても風は弱く、ポカポカ陽気です。今日は一人なので、久しぶりに長いことのんびりしました。のんびりするというよりも、これから滑るのが大変なので、ダラダラしていた…が正解かな~(笑)


稜線から登ってきたルートを見下ろします


白馬鑓ヶ岳


立山&剱岳と毛勝三山

滑りは全体的には修行系 たまに良いところも

さて滑ります…というより、下山開始って感じかな。滑りは極力省エネで。小日向のコルへの登り返しと、その先の縦溝滑りに温存しとかないと…。と消極的に滑り込んだものの、意外と雪が悪くなくて、気持ちよく滑れちゃいました。

気持ちよく滑れたのもカール状の底まで。谷が狭く急になってからは、ザブザブ雪で大変。ターンのたびにザブ~ザブ~と重い雪を散らしながら滑ります。息を切らしながら滑ってると、懐かしい方が登ってこられました。しばらくお話です。話の間に息が整いました。

ここで息が整ってしまったので、トラバースして鑓温泉上の斜面へ。この斜面は来たらいつも滑ってしまいます。今日も見た目はキレイそうに見えたから来てしまったけど、ここもザブザブ雪でした。重くて重くて…。ギャラリー多いのに失敗した…。登り返し点まではキレイな斜面を求め、右に行ったり左に行ったり。

さて、登り返し点なんですが、なんだかこの辺滑りやすそう。試しに滑ってみると、すこぶる快適!どうせシール貼るんだから…と、どんどん下に滑っていきます。こうなったら『六左ヱ門滝』まで行ってみるか…ってことで行ってみました。滝は埋まってるのか、見えてるスラブが滝なのか…?いずれにしても、この先険悪なゴルジュになってまして、湯ノ入沢を下まで滑るのは難しそうに見えますね。

余分に100m以上滑ってしまったので、その分ほど登り返しは増えます。ま、150mが250mになるだけなので。とはいえ、最後の最後の登りなので最後は疲れました。小日向のコルで最後のシールはずし。水分も抑え気味に摂ってたけど、ここで残りの水分を全て飲みました。

往きは猿倉台地を登ってきたので、帰りは長走沢経由で下りてみます。洗濯板状のところはほぼトラバース。大きく長走沢方面に振ります。あとは安易に下って雪が切れてたらいけないので、シュプールの多いところを辿ります。多分、登ってる人が滑ってるでしょうから。林道と出合う手前あたりで悪いところがありましたが、まあ滑る分には問題なし。朝はギリギリつながってた林道の雪、さらに融けて一部途切れていました。が、なんとか板をはずすことなく下山です。


鑓温泉上の斜面から


六左ヱ門滝あたり

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