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雨飾山 新緑&残雪ハイキング

新緑と残雪の雨飾山に登ってきました。雨飾山というと紅葉の時期にばかり登っていました。新緑&残雪の時期もなかなか良いですね~。お客さん少ないのもうれしい。紅葉の時期は駐車場も登山道も大変ですからね…。自分が想像してたより雪は多かったです。堅いといやらしそうなトラバースもあったりで。そんなことでお客さんも少ないのかな…?笹平はところどころにハクサンイチゲの塊りがありました。シラネアオイは真っ盛り!

日程: 2019年6月9日(日) 天気: くもり時々晴れ

ジャンル: 残雪ハイキング

エリア: 長野県中信

メンバー: 単独

コースタイム: 

雨飾山登山口(7:15)⇒荒菅沢(8:25~35)⇒笹平(9:20)⇒雨飾山(9:40~10:15)⇒笹平(10:25)⇒荒菅沢(10:55)⇒雨飾山雨飾山登山口(11:50)

登山口情報

小谷温泉登山口は紅葉時期などごった返しますが、この時期は7時着で余裕の空きでした。トイレあり。

温泉:   

食事: 

梅雨入りしたばかりの週末。予報はいま一つ…。日曜日、午前中勝負の雨飾山です。5時半ごろ家を出て、登山口には7時過ぎ着。空はどんより高曇り。薄日は射してるけど、空は青くないです。駐車場は余裕。半分くらいは空いていました。紅葉シーズンでは考えられないですな。

大海川沿いの湿原から残雪のブナ平へ

大海川沿いの湿原はニリンソウと水芭蕉が見頃。草も木も新緑真っ盛りだったけど、日射しがなくて曇天なのがもったいない…。

尾根に取り付くと今度はブナの新緑真っ盛り。登るにつれて残雪が増えてきます。紅葉の時もそうですが、ブナ平付近のブナが立派です。ブナ平の先、荒菅沢の方にトラバース気味に進むあたりは全面雪でした。夏道は雪の下、赤テープや赤丸はあるけど、探しながら歩くのは大変だろうなと思いました。今日は足跡があるからノープロブレム。


登山口の駐車場 半分は空いてます


水芭蕉は見頃かな


大海川沿いの湿原


雨飾山は立派なブナが多いです


ブナ平


ブナ平の上から


天狗原山かな?


ブナ平から荒菅沢の間は残雪に覆われていました

荒菅沢は残雪多いです 景観は相変わらずアルペンチック

荒菅沢に差し掛かります。荒菅沢に下りるトラバースのビッシリと雪。滑ったら結構下まで落ちてしまいそう…。アイゼン履いてる人もいたけど、ステップ切れてるので今日は大丈夫でした。堅くてステップ切れてなければアイゼン必須です。斜度がきついのは最初だけで、あとは徐々に緩くなります。

荒菅沢を渡るころから、高曇りの雲が薄くなってきました。半分くらい青空かな。荒菅沢と布団菱の景色に青空がプラスになりました。やっぱり日射しと青空の威力は大きいな。沢の真ん中でひと休みです。


荒菅沢に向けてトラバース トレースなければアイゼン要った


ブロックも転がってきてます


荒菅沢の真ん中から


布団菱アップ!

荒菅沢の対岸の急な尾根登り

対岸に渡って尾根登り。これがまた、いつものことながら急です。膝を悪くしてから一番急な登りかも…?だいぶスピードと持久力が戻ってきた実感があります。問題は下りだな~。荒菅沢を渡るあたりは青空メインだったのが、笹平に登り上げる頃にはまた曇りがちに。今度は低い雲も目立ってきてます。山頂までもってくれればありがたいが、まあダメでも仕方ない。…って感じで今日は来てますので。


荒菅沢から対岸の尾根に移ると一気に高度を上げます


笹平が近くなってきました


上から荒菅沢の渡渉点付近を


焼山&金山&天狗原山

道中にあった主な花たち クリックで拡大します

笹平はシラネアオイやハクサンイチゲが見ごろ

笹平の直下くらいから花が目立ち始めてきます。シラネアオイにカタクリ。あとはスミレなど。笹平の上はところどころハクサンイチゲの塊りがありました。ハクサンイチゲは咲いてるけど、他がほとんど咲いてないので、お花畑としてはまだ寂しい感じかな。夏の花にはまだ早い感じです。何が咲くのか知らないけど…


海谷の山々 里は雲海の下かな


笹平と雨飾山山頂


ところどころにハクサンイチゲのかたまりが


ハクサンイチゲは終盤を迎えてます


雪田越しの焼山&金山&天狗原山


荒菅沢源頭の崩れた雪庇


雪庇のところを上から


岩の隙間にもハクサンイチゲ

雨飾山山頂!天気はどんどん悪くなる・・・

山頂に着きました。結構賑やかでした。が、団体さんがいなくなると静かになりました。雲がさらに増えてきてます。白馬方面との間には雲があって、時々なくなった時に雪倉岳以北の山並みが見える程度。しかも鉛色の…。東側の焼山、金山&天狗原山はわりと雲が少なくて、見えてる時間が長かったです。日本海側の街は雲海の下かな~。海谷山塊の山々は雲海に浮かぶ島みたいになっていました。


雨飾山山頂に着きました


笹平と焼山など


海谷の山々


北アルプスは雲が多い 白馬岳より南は全く見えませんでした

下山 急で足場の悪い下りに膝が悲鳴を

雲行きが怪しいので下山開始。しばらく前に下りていった年配の団体さんに、笹平の下り口で追いついてしまいます。一足遅かった…。しばらく後ろに付いていましたが、しびれを切らして広いところで抜きにかかります。その後は自分のペースで下れました。急な下りはやっぱり膝が痛くなりますね…。年のせいかドタドタ下る感じだし。もう昔のように滑らかには下れません。

往きは日射しの弱かったブナ平や大海川の湿原、帰りは晴れてくれれば…と思っていたけど、分厚い雲に覆われてしまい寂しい景色となりました。ま、今日はこんなもんでしょ。新緑&残雪の雨飾山がどんなだかわかったってことで今日は満足です。

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