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奥三界岳

岐阜の中津川の奥にある奥三界岳に登ってきました。時間がかかるわりにパッとしない山、登り甲斐のない山…という認識だった奥三界岳。雲リベースな本日登って参りました。やっぱりいま一つパッとしない山でした。ある意味奥三界岳日和だったかな…と。スッキロ晴れるなら他の山に行ってたでしょうし。

山自体は置いといても、林道歩いて山道歩いて、また林道歩いて山道歩いて山頂。これの往復だから気分的にウンザリしてしまいます。川上川は結構キレイでした。

日程: 2019年6月22日(日) 天気: 晴れ時々くもり

ジャンル: ハイキング

エリア: 岐阜 奥三界岳

メンバー: 単独

コースタイム: 

夕森公園林道ゲート(7:10)⇒銅穴ノ滝(7:30)⇒上部林道入口(8:10)⇒本谷橋(8:40~45)⇒林道終点(9:10)⇒奥三界岳(10:10~35)⇒林道終点(11:20)⇒本谷橋(11:40~45)⇒林道入口(12:05)⇒銅穴ノ滝(12:40)⇒林道ゲート(12:55)

登山口情報

キャンプ場の先にゲートがあり駐車スペースあり。
夕森公園案内所にトイレあり。キャンプ場は?

温泉:   

食事: 

梅雨の真っただ中で予報もコロコロ変わります。土日とも雨予報だったこの週末、金曜になって雲リベースに変わってきました。そんなわけで前述のとおり奥三界岳日和ということで、行ってきました。

家を出たのは4時半ごろだったかな…?登山口に着いたのは7時。坂下にコンビニがあるかと思いきや、ナシ…。山口のデイリーに戻って少々ロスタイム。夕森公園の賑やかなところを通り過ぎ、寂しくなってきてキャンプ場、その先にゲートがありました。ゲート手前とその少し前に駐車スペースあり。

まずは林道歩きからスタートです

先客は4台だったっけか…?一応300名山だし、東海地方ではそこそこ有名ではあるのかな。まずは舗装された林道歩き。滝を見て回る遊歩道になっています。傾斜がきつくて、なかなか登りごたえのある林道でした。滝もキレイだし、下を流れる川上川の渓相もなかなか良いです。


林道ゲート この手前に駐車スペース


忘鱗の滝 階段状でいい感じ


銅穴ノ滝 ちょっと遠いか

山道になったかと思えばまた林道・・・

林道から山道に変わって、いよいよ本格的な登りかと思ったら、いったん下って川を渡ります。川を渡ってようやく本格的な山道。一気に350mほど登りました。登り着いたところが林道。今度は斜度のない林道。これを延々と3キロほど。途中から廃れた林道となります。途中見えてた立派な山は夕森山かな。登山道はないみたい。

一度の林道が長いことはよくあるけど、途中で林道になるのも珍しい…。というか興ざめ。併せてザっと4.5キロの林道歩き。データでは全行程が17.4キロなので実に半分以上。2回目の林道から山道が始まるところが登山口だったらいいのに…


林道から山道になったと思ったら・・・


いったん下って沢を渡ります


吊り橋からの沢 このへん渓相イマイチ


中腹の林道に出ました


これがかなりかったるい


夕森山と奥三界岳の間


本谷橋


本谷橋から下の沢を覗きます


やっと林道が終わりかと思ったら・・・


すぐに廃れた林道に


廃れた林道をガレが覆ってるところ

2度目の林道終点が登山口だったらいいのに・・・

やっと登山道になります。ヒノキの森から笹原になり、再びヒノキの森に。笹の部分はまあまあ気持ちよく歩けます。涸れ沢を登るところも明るくていい感じでした。ヒノキの森は杉の植林地に比べるとずっとマシ。天気の方ですが、朝は上空に薄い雲があるだけでだったのが、時間とともに山にかかる高さの雲が増えてきました。ま、梅雨だからな…。蒸し暑いし。

山頂手前に水芭蕉の群生地。開けた湿原でもあるのかと思ってたら、暗い針葉樹の中にありました。湿原というか、ぬかるみ地帯のような…。そこに水芭蕉が群生。もう花は終わって巨大な葉っぱが密集する状態。奥三界岳は花は少なかったです。見たのはシャクナゲ、イワカガミ、ニガナ、マイヅルソウくらい。見落としの可能性は高いです!


林道を離れてしばらくで笹原


すぐにヒノキの森に


涸れ沢を登る部分は気分よく登れた


尾根に出る前の笹原 今日一番の展望かな・・・


山頂が近づくとまた針葉樹の森に


山頂手前に水芭蕉群生地


湿原というよりもただのぬかるみ


道中にあった花々

奥三界岳の山頂はガスガスで展望なし

山頂は台地状になっているのか、ほとんど横歩きで山頂に到着です。まずは展望台が目に飛び込んできました。山頂近くで2人すれ違いましたが、山頂には誰もいませんでした。車の台数からすると少ないけど、釣りとかかな…?

朽ち果てそうな展望台の上で休みます。山頂はすっかりガスガスに。見る感じでは晴れててもたいした展望ではなさそう。ただ、御嶽山は見てみたかったな…。真南からの御嶽山はあまり見たことないので。まあ、小秀山と似たようなもんか。


山頂に到着です


いまにも朽ちそうな展望台


展望台からの展望はナシ・・・


その昔は『岳』ではなく『山』だったそうな

下山も林道が多くて疲れました

粘っても晴れる気配はないので、とっとと下りることにします。山道の部分はまあまあ気持ちよく下れるけど、林道はやっぱり精神的にも肉体的にも苦痛です。その中でも明るい材料としては、膝の手術後で今日が一番痛みが少なかったこと。テント装備の下りに光が見えてきました!

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