トップページ        

山行記録      
  すべての山行記録(山域別)
  すべての山行記録(日にち順)

山スキー      
  山スキーの記録(山域別)
  山スキーの記録(日にち順)
  山スキーマップ
  山スキー他の動画(You Tube)

沢登り       
  沢登りの記録(山域別)
  沢登りの記録(日にち順)

長期山行      
  北アルプス全山縦走(1998年)
  南アルプス全山縦走(1997年、1999年)
  北海道の山旅(2006年) 
  北海道の山旅(2002年)

百名山など     
  いろんな百名山の進捗リスト
  信州ふるさと120山の進捗リスト
  紅葉の山登り

ご当地グルメ     
  喜多方ラーメン
  山形の肉そば
  讃岐うどん

その他       
  自己紹介
  リンク
 
過去のトップページの写真発掘
  メール 


燕山荘、大天井岳、横通岳

大天荘のテン場泊で、中房温泉から燕山荘、大天荘、横通岳、常念乗越、ヒエ平と歩いてきました。この稜線は道はアップダウン少なめで歩きやすく、展望も素晴らしい。槍側から見ると平凡な稜線に見えるけど、実際にそこを歩くと良さがわかるという感じ。多少雲が多くなる時間があったけど、おおむね満足であります。

日程: 2019年8月24日(土)~25日(日)

天気: 8/24 晴れのち曇りのち晴れのち曇り 8/4 晴れ時々曇り

ジャンル: 山登り

エリア: 北アルプス 常念山脈

メンバー: T世

コースタイム: 

■1日目 中房温泉(5:20)⇒第3ベンチ(6:45~55)⇒合戦小屋(7:50~8:00)⇒燕山荘(9:45~9:05)⇒大天荘(12:00~13:15)⇒赤岩岳(14:25~35)⇒大天荘(16:10)

■2日目 大天荘(8:20)⇒横通岳(10:00~30)⇒常念小屋(11:05~10)⇒ヒエ平(13:50)

温泉: 家

食事: 家

夏山シシーズンの北アルプスは混雑します。登山口の駐車場、小屋、テン場…。なので、あまり足が向きません。とくに駐車場難には閉口…。早朝向かってもまず停められない…。満車の場合はバス利用なんですが、町内(今は市内)の山に登るのにそこまでしたくない。今回歩いたコースはもちろん、北アルプス全体が近くて遠い山となっております。

今回は駐車場難に立ち向かうべく、中房温泉で前夜泊することに!下山口のヒエ平に1台デポして中房温泉へ。夜の10時すぎでも既に前泊の車が何台もありました。翌朝5時ごろで既に満車。第2、第3は確認してないけど、たぶん満車だろうな~。

 1日目 中房温泉⇒燕山荘⇒大天荘 

合戦尾根を登って燕山荘へ

朝5時過ぎに出発。中房温泉は賑わっています。歩き始めるや団体さんに捕まります。先が思いやられたけど、この先はとくに混むこともなく燕山荘まで。合戦尾根は日帰りが圧倒的に多いです。テント泊装備を背負ってると急坂を実感します。泊り装備で登ったのは北鎌行った時くらいかな。

合戦沢の頭までは晴れてました。槍も見えてました。ところが、みるみる雲が増えてきて、燕山荘に着くころにはすっかり曇り空。槍はすっかり雲の中。大天井岳も隠れてしまいます。燕山荘からの燕岳の眺めが好きなのに、太陽隠れて暗くて寂しい景色に。風もあって寒い。燕山荘のテン場はまだガラガラ。朝一に出ればテン場は大丈夫っぽいな。


合戦小屋


合戦沢の頭あたりだったか? まだ晴れてた


燕山荘より燕岳 一気に雲が上がってきた

燕山荘から大天井岳へと稜線歩き

曇り空のなか大天井岳に向かいます。裏銀座の山々は雲がかからずにずっと見えています。大下りあたりから今度は急速に雲がなくなってきて青空主体に。今日はもうあきらめてただけにうれしさ倍増。燕山荘から大天井岳の稜線はほんと歩きやすいです。大下りの上り下りがなければ最高なんだけど…。あそこは上り下りだけでなく、モジャモジャしてて鬱陶しい雰囲気。最後の大天への登りは仕方ないな。


燕~大天の稜線は快適なのに、曇ってしまった・・・


いいとこなのになあ~


燕山荘と燕岳


なんだか晴れてきた ここコマクサたくさん


槍もすっかり見えてきましたね


裏銀座の山々はずっと晴れてた


いよいよ大天井岳本体の登り でかいなあ


歩いてきた稜線を振り返ります 最初から晴れてればなあ

大天荘 テン場はまだまだ余裕です

大天荘のテン場もまだまだ余裕。テン場スペースは道を挟んで東西に分かれてるけど、槍が見える西側が圧倒的人気でした。ワタクシは安曇野の夜景をとって東側へ。夜景の前に寝てしまいましたが…


大天荘到着


着いた12時頃はまだガラガラ


4時過ぎでほぼ満杯

日本百高山の赤岩岳に登りに行きます

時間が余ってるので赤岩岳へ。赤岩岳は日本百高山。登ったつもりになってたけど、登山道は山頂を巻いてるので、わざわざ山頂まで登らないとダメだそうな。今日は良い機会なので行ってみたけど、大天荘からだと遠いな…。ほとんど西岳ですから。頑張って歩いて往復3時間。地図の時間では西岳まで往復6時間半!近そうに見えたのに…。見た目だけで行ってしまいました。知ってたら行ってなかった…。

赤岩岳やや手前のザレを登っていき、途中から急な草付きに。下りは怖いなあ…と思いつつ登ってると、山頂手前で立派な踏み跡に合流。下調べが重要だなと思ったと同時に、赤岩岳山頂に登るのに、こんな立派な踏み跡があることにビックリでした。三角点とか百高山とか、狙ってる人は多いのかな?大天荘ヒュッテから大天荘への最後の登りが疲れた~


大天荘ヒュッテ


赤岩岳の偽ピーク


北鎌沢の全容が見て取れます


東鎌尾根からの大天井岳


赤岩岳の山頂です!

テン場に戻り、ツマミから夕食へと流れていきます。日が陰ると寒いです。ダウンを着たけど、それでも寒かった。テン場はすっかり満杯に。遅い時間に着くと、大天荘のテン場でもやばいですね。きのう前線が通過して、今年初めて秋の空気に入れ替わりました。このぶんだと夜は寒いかな?朝は冷え込むかな?

今回見かけた花


 2日目 大天荘⇒横通岳⇒ヒエ平   

夜は少し寒かったけど、思ったよりは大丈夫だったかな。朝方少し雨が降りました。一瞬だけでしたけど。それより風が強かった。強風ってほどではないけど、テントが煽られて寝てて気になります。そのおかげか、夜は眠りが浅かったです。

雨が降ったり、風が吹いたりしてるので、天気は良くないのかな…と思いながらテントの外を見ると、きれいな澄んだ青空が広がっていました。槍&穂高の稜線付近にだけ雲があります。ウダウダしてるうちに、みなさん出発していったみたい。6時過ぎにトイレに行くと、あと1張りしか残っていませんでした。

南竜ヶ馬場からトンビ岩コースで室堂へ

常念方面に歩き始めてすぐ、大天井岳の山頂に登ってないことに気付き、引き返します。相変わらず槍の穂先付近には雲が…。そのうちなくなりそう。山頂を離れてしばらくで雲がなくなり、槍&穂高が全開となりました。前方斜め右に常に槍&穂高を見ながらの稜線歩きは快適この上なし!出発が遅かったこともあってか、歩いてる人も少ないです。


朝は槍の稜線に雲が


大天荘 こっちの稜線は快晴!


大天井岳から 裏銀座の山々と高瀬ダム湖


前穂は見えてる


槍の雲も取れてきそうだな


大天の山頂を離れてすぐ雲が取れた!


さあ、快適稜線歩きです!


すっかり槍&穂高の稜線の雲はとれました


奥のが大天井岳の山頂


空はすっかり秋ですな~


横通岳と常念岳


涸沢カール!


東天井岳と横通岳のコルより


横通岳の山腹をいきます


穂高を見ながら快適この上なし!

常念岳の山頂はパス かわりに横通岳へ

膝の調子が思わしくないこともあり、常念岳山頂はパス。そのかわりに横通岳山頂に立ち寄ります。素直に稜線通しの踏み跡を進めばよかった…。どこからも良い眺めだけど、横通岳の山頂からも良い眺めでした。風もあまりなく穏やかで、30分ほどのんびりできました。


横通岳の山頂から


横通岳の東尾根


常念乗越へと下ります

常念乗越からは長い長いヒエ平までの下りです

0分ほどで常念乗越。少しだけ休んで槍の見納め。ここまで下るとパノラマ的に見えないですが、まあ見納めです。あとはヒエ平に向けて長い下りです。膝が痛いのが苦痛でした。膝の手術からちょうど1年。日帰りだとほとんど痛みはなくなってたけど、泊りの装備を背負うと、まだ負担が大きかったみたいです。しばらく様子見だな~

ヒエ平にデポしてた車で中房温泉へもう1台を回収。中房温泉は遠いなあ~。下ってくる車が多いから気を遣いました。せっかく良い山が近くにあるんだから、もう少し駐車場事情が良くなって欲しいところです。


そろそろ槍&穂高の展望も見納めです


横通岳山頂との分岐点


逃げない鳥


常念岳


ここで稜線からはおさらばです

Copyright (C) 山登りのページ ぶなぱう All rights reserved 

HOME年別記録 > 大天井岳