山登りのページTOP 山行記録 山スキーのページ 沢登りのページ 北アルプス全山縦走 南アルプス全山縦走 リンク PLOFILE

山登りのページ山スキー 山登りのページ





白馬乗鞍岳⇒蓮華温泉⇒木地屋 山スキーツアー

山スキーのあらゆる要素が盛りだくさんのツアーコースでした 日帰りは忙しい・・・?
 山域  北アルプス 白馬乗鞍岳、蓮華温泉、平岩
 山行日時  2005年4月2日(土)
 天気  晴れのちくもり
 登山形態  テレマークスキー
 メンバー  K野、A野、M田、T世
 行程  栂池⇒天狗原⇒白馬乗鞍岳⇒蓮華温泉⇒木地屋
 温泉  倉下の湯(500円)  白馬村の温泉&観光スポット 白馬村観光局

2003年の蓮華温泉から雪倉岳の記録はこちら

山登りのページ

白馬乗鞍岳から蓮華温泉に滑り込み、そこから木地屋まで滑り降りました。A野氏の新兵器デジタルムービーでの撮影や、あとなんだかんだゆっくりしていたので、木地屋に下山したのは夕方の6時半。日帰りは身軽でよいけど、やっぱりこのコースは蓮華温泉に泊まって、温泉に浸かってゆっくりするほううが楽しめそうだ。

朝5時に松川村の道の駅に集合し、車4台で下山地である木地屋へ。そこに車2台デポし、登山口の栂池スキー場へと向かう。駐車場で準備をする人たちを見ていると、真冬よりもBC系の割合が高くなったような気がした。8時過ぎにゴンドラに乗る。そして、なぜか今年は3月から動いているロープウェイに乗り、一気に栂池自然園まで苦労もなく到達。山頂駅の外は、山に登る準備をしている人たちでごった返していた。予報によると夕方から雨だが、今のところは天気は上々!春霞でちょっとけむっていて、遠くの山々が霞んでいるのがちょっと残念・・・。

栂池自然園(9:15)⇒天狗原⇒(10:15)⇒白馬乗鞍岳(11:15〜40)⇒蓮華温泉(13:40〜14:15)⇒角小屋峠(16:40)⇒木地屋(18:30)

まずは天狗原を目指して登り始める。ツアーっぽい団体さん、ゲレンデスキー&ボードの人たちなど、色とりどりだ。ひっきりなしにヘリコプターが行き来している。一気に天狗原はおいしいが、9000円は出せんなあ・・・。天狗原に着き、ハクノリへの斜面を見上げると、アリの行列ができていた。ヘリに乗ってきた人たちは、一応ハクノリまでは登るみたいだ。行列に吸収され、ウチらもハクノリへ。

ハクノリへの斜面には長蛇の列が
ハクノリより小蓮華山方面
眼下に蓮華温泉 2308Pより

ハクノリの山頂でシールをはずす。そして、まず雪に覆われた白馬大池へ。そこから北に伸びる尾根を左から巻き気味に、徐々に高度を下げていく。2308ピークに乗っかる。このピークは風が強いのか、岩やハイ松が露出していた。雪のあるところもカチカチだ。ここからは蓮華温泉を眼下に見下ろすことができる。良い斜面を物色するが、イマイチ全容がわからないので、天狗の庭まで尾根通しに進むことに。今から滑る斜面よりも、右手の雪倉岳から朝日岳にかけての斜面に強く惹かれていた。

天狗の庭から右の谷に降りる良い斜面発見!一人ずつ滑ってビデオ撮影。雪質は重いパウダー・・・?パウダーと言えるのかどうかはよくわからないが、かなりの雪の抵抗を受けながらも、気持ちよく滑ることができた。この先はどうなっているか見えないので、A野君が偵察に。どうやらこのまま滑り降りることができないようだ。ひとつ小尾根をトラバースすると、疎林の快適な斜面が蓮華温泉まで続いていた。ビデオ撮影を繰り返しながら滑る。雪は下に行くほど腐っていったが、悪雪といった感じではない。

雪倉岳 どこでも滑れる
朝日岳方面 こちらもどこでも滑れそう
ハクノリから蓮華温泉への尾根

蓮華温泉の前のテラスで中休止。ビールを開け、つまみをつまむ。もうすでに2時頃なので、温泉に入っている時間がないのが残念。蓮華温泉の今日の宿泊者は100人とのこと。次から次へとお客さんが到着。そのほとんどが天狗原から直接滑り込む振子沢経由のようだ。
蓮華温泉に滑り込む快適バーン
同左
やっとこさ角小屋峠・・・

さてと、あとは木地屋まで延々の下山だ・・・。どのくらい滑れて、どのくらい登り返しがあるのか・・・・。ツアーコースを選択せず、尾根を越すまで安全策をとって林道を進むことに。しばらく歩くと西面の林道は雪崩斜面の一部になっていた。あんなところをトラバースするのは無理。なにが安全策だ・・・。ツアーコースに戻るために引き返した。ほとんど下調べをせずに来た罰が当たった・・・。標識やマークがこれでもか・・・とつけられている。栂平まで滑って、そこからシールをつけて登り返す。尾根の末端で林道に乗っかり、角小屋峠までシールで進む。ここまで来ての登り返しはかなりこたえる。角小屋峠に登りついた時にはかなり太ももがやられてしまっていた。峠にはスノーモービルの跡があった。

ここからは下りベースのはず・・・。なんとか暗くなる前に降りたいものだ。念のためヘッドランプを出しておく。登り返しがないことを祈りながら下る。ここから木地屋までの間はかなり複雑な地形で、地図で現在地を追いながら滑るが、なかなか特定が難しい。ただ、標識やマークはこれでもかというほどあるので、迷う心配はなさそう。再び林道と合流。最悪、林道を下れば木地屋の集落に戻れるので一安心だ。そして、なんとかヘッドランプのお世話になる前に車を置いてあるところに到着。う〜ん、なかなかきつい一日だった。

このあと栂池で車を回収し、倉下の湯に入り、大町ジャスコで買出しをし、そして我が家でビデオ鑑賞会。デジカメの動画と違って画像が鮮明なのに感激!(当たり前の話だけど)。12時ごろまで盛り上がったのでした。




山登りのページ山スキー 山登りのページ